○年輪塾持ちつき大会(その②)
去年も同じような時期の12月19日に餅つき大会をやって楽しかったので、今年も一年間の感謝を込めてみんなでやろうということになり、今年も一日違いの18日に持ちつきたい会をしました。早速大洲市田処の亀本さんからもち米が、西予市野村町山奥組の井上さんからキビや粟など雑穀類の提供が相次ぎ、早速小番頭の松本さんと二人で餡子や餅つきの準備に取り掛かり、皆さんの協力もあって最終的には30人を超える参加となりました。それにしても日本人は餅つきが大好きだと感心しました。
昨日は餅を8臼もつくので、わが家からアルミの2段式蒸籠も持って行き、大河内さんからいただいている木の蒸篭とダブルでフル創業でした。かまどの火の番をしながら西土佐からもらった臼や杵で、玄関先の庭で持ちつきは子どもも混じって楽し賑やかでした。餅の中には昨年教えてもらって大好評だった今治大西町の大河内さん直伝のみかんをつき込むみかん餅や、田処の亀本のおばあちゃんから届いたヨモギ餅も入り、井上さんから提供のあったキビや粟を加えるとまるで五色餅のようでした。濱田さんが丹精込めて炊き上げたという餡子も田処の女性陣の手馴れたモミ手の協力であっという間に丸い餅に変身し、美味しくつまみ食いでいただきました。
今年も昨年と同じく手臼を担当した私は、8つ全ての手臼を腰に負担がかかる中腰でしたため、「塾長上手い上手い」と褒められた言葉を真に受けて腰を痛めてしまいました。今日は桜の苗木の植樹で作業が待っているのにこの体たらくです。
餅は水平線の家の板間に広げたビニールシートの上に所狭しと並べられ、青木さんからいただいて保存していたパックに5色の餅を入れ、皆さんに持ち帰えってもらうことにしました。
「餅つきに 三十人もが 集まって ワイワイガヤと 賑やか笑顔」
「それぞれが 役割分担 手を入れて 丸いお餅に 見事変身」
「ヨモギ餅 キビや粟等 みかん餅 まるで五色だ 粉つけほおばる」
「お上手と 手臼 褒められ その気なる お陰で腰が これは大変」