shin-1さんの日記

○朝日を拝む

 リゾート高原ホテルでの一夜はぐっすりでしたが、日常生活の癖が出て午前4時ニッ目が覚めてしまいました。せっかくなのでバスルームにお湯を溜めてゆっくりと朝風呂を楽しみました。本当は朝の散歩を楽しみたかったのですが、複合施設ということもあって、不審者と見間違えられるといけないので、この日の講演やシンポジウムの飼料に目を通したり、持ってきた菜根譚を読書したりしました。

 朝食は朝7時からの予約なので少し早めに身支度を整えレストランに行くと、ガラス戸の向こうが急に明るくなりました。日の出です。持参のカメラで朝日を撮ろうとすると、ボーイさんがとっておきの場所へ案内してくれました。何とそれはトイレでした。窓を開け登り行く朝日を見ながら、昨夕瀬戸大橋の上から見た綺麗な夕日のことを思い出しました。自転と公転の神秘を感じながら山の端から上る綺麗な朝日をいることができて、木の二匹tdキラッキーでした。

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 この施設は高原都市のほぼ中央に位置していて、ジオラマどおり素晴らしい施設でした。岡崎嘉平太記念館なども見たかったのですが、教育委員会の山本さんが車で迎えに来てくれたので、この日の研修会場となっているロマン高原かよう総合会館まで山道を走りました。

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 かよう総合会館は平成7年にオープンした970人収容の立派過ぎるほどの建物で、外観は超ど派手でした。しかし中はシックで、生涯学習・人権フェスタの名に相応しくロビーには川柳や絵手紙、人権ポスターや絵画・習字などが所狭しと展示されていました。運よくロビーで町長さんと面談し名刺交換をさせてもらいましたが、重森町長さんは岡山県町村会長もされていて、全公連の副会長だそうでした。全公連といえばかつて岡山県出身の横山会長さんには、私が公民館主事をしている頃随分入魂にしてもらったことがあり、懐かしく思いました。

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 役場庁舎とかよう会館の中ほどに、重森三玲の友琳の庭はありました。庭の様式は池泉鑑賞式という庭園で、色々な石を配した見事な庭でした。束ね熨斗を基本としてアレンジしたデザインの中庭は池水が浅く、透明度を高くして螺旋状に水が流動するよう造られていていました。北側には天橋立をイメージした庭も続いていました。この庭も見せていただいただけでも今回の旅は満足行くものでした。


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 この日は私の話を聞いたことがるという僧侶土居一晴さんや、福山の平井悦夫さんを知っているという公民館の女性にも出会い、そこそこで小さな話の輪を広げることが出来ました。休憩時間には町内の公民館に勤める美女連と円卓会議のような話に花を咲かせました。人の世は不思議な出会いがあるものです。

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