shin-1さんの日記

○長閑な岡山までの列車の旅

 昨日は松山経由で岡山へ行くため、久しぶりに予讃線海岸周りのローカル線に乗りました。13時03分いよ上灘駅発の列車はお昼の時間帯だったこともあって、地元からの乗客は少なく、西岡市議会議員さんと同じ席に座って松山まで世間話をしました。長年議員をしているので滅多に聞けない話を聞きましたが、側に座った顔見知りのお年寄りからは、「久しぶりだが元気かな」「何処へ行くんぞな」「何しに行くんぞな」「いつ変えるんぞな」と、矢継ぎ早に話しかけてこられ、まあ忙しいことでした。

 この列車は伊予市で乗り換えがあり、プラットホームの反対側に止まっている列車に乗り込むと、下りの列車の到着するのを待って出発しました。日ごろは岡山での会合などは車を使うのですが、もうこの歳になると公共交通機関の方が楽なような気がするので、こうして各駅停車の列車を乗り継いで目的地へ向かうのです。

 松山駅を14時18分に出発する特急しおかぜは、列車の車体には漫画家やませたかし作のアンパンマンの漫画がたくさん書かれ、アンパンマン列車といわれているようで、アンパンマンの声で案内してくれたりしました。


若松進一ブログ

 今回の講演依頼は株式会社システムブレーンという大阪のコンサル会社の仲介によるものなので、列車のチケットも前もって簡易柿止めで送ってもらっていて、また微細に通うところに手が届くような行き届いた手配や気配りがされているのです。

 2号車16番A席に座り、ゆっくり本を読んだり、調べ物をしたりしながら岡山までの旅を楽しみました。車窓に見える見慣れた光景を手持ちのカメラで写真に収めたりしました。この日は都合のいい事に瀬戸大橋をわたる頃夕日が西瀬戸に美しく沈む姿をラッキーにも見ることができました。


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 夕日に目のない私ゆえ、隣の席に座るひともいなかったので、思う存分夕日を堪能することが出来ました。瀬戸大橋は二階建てになっていて、屋上が車道、一階が鉄道になっているため、橋脚の鉄骨が視界の邪魔をしていい写真は撮れませんでしたが、腕の悪さを鉄骨のせいにするくらいで勘弁して欲しいと思うのです。

 列車は予定通り17時11分、岡山駅に到着しました。それにしても、一日違いで救われました。というのも前日は暴風雨警報などが出て日本列島は大荒れだったのです。当然瀬戸大橋も車や列車がストップし、特急なども何本か運休したようです。

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 昨日は朝から好天に恵まれ、日中の気温もグングン上がり、持って行った今年初めてのコートが恥をかいてしまいました。それでも岡山に着いたころには陽もとっぷり暮れて、コートの襟を立てました。岡山駅には吉備中央町手配による賀陽交通の川上さんという運転手さんが出迎えてくれ、1時間ほどの夜道を雑談をしながら宿舎まで運んでくれました。お陰で昨日はすっかり楽をさせてもらいました。

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