shin-1さんの日記

○内子から大洲へ

 昨日は隣町の内子幼稚園へ人権教育講演会に出かけました。幼稚園のPTAにお話を頼まれたのですが、人権教育は得意ではないので、80分の話をどのように組み立てようか悩んだような顔をして壇上に立ちました。見れば一番後ろの席に顔見知りのさっき会ったばかりの80歳に近い友人のお母さんが同年代の人を誘ってデンと腰を下ろしているではありませんか。この方は元校長先生の奥さんです。息子さんは私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティアグループの事務局長を務めている元県庁職員なのです。

 時々内子町へ来る時はご機嫌伺いに立ち寄るのですが、元校長先生も耳は少し遠くなったものの元気でお過ごしのようで安心しました。それにしても30分の間に友人を誘って私の講演を聞きに来てくれるなんて、凄い人だと感心しました。最初はその人の姿を見て「やばい」と思いましたが、直ぐに参加者の一員として意識しないようになって、スムーズに話を終えることが出来ました。

若松進一ブログ

 内子幼稚園は昔ここにあった内子公民館跡地に内子自治センターと共に建て替えられ、1ヶ月前に引越ししたばかりという木造の立派な施設でした。園長の高松さんは聞けば既に務めていた郵便局を退職されているご主人が、かつて双海郵便局に勤めていて顔見知りだし、内子町の立山に住む友人亀田慶孝さんの近所だそうで、世の中の狭さと縁の深さを感じました。

 またPTA会長さんは子どもが5人いる優れた人で、初対面で出会うなり「若松さんの書かれた記事を切り抜いて持っています」と突然言われました。聞けば私がコープえひめの雑誌に連載していた記事のようで、拙文ゆえに赤面してしまいました。

 昨日は午後、今日始まる第3回地域教育交流集会の準備があるので、道の駅からりで、妻に頼まれた内子町特産の富有柿を買い求め国立大洲青少年交流の家へ向かいました。無料区間でもあるので内子インターから大洲インターまで高速道路を使い、高規格道路を経て北只まで走りました。交流の家の道沿いにはカエデの目の冷めるような紅葉を見ることができ、しばし車を止めて見とれていました。

 青少年の家職員の児玉さんさんとは青年団時代からの友人で、食堂で味噌ラーメンをいただきながら積もる話に花を咲かせました。やがて外出先から帰ってきた新山所長さんや準備のためにやって来た堺雅子先生や小笠原さんたちと全体会場や分散会場設営のために2時間余りお手伝いをさせてもらいました。本当は今日と明日の二日間なのですが、私は明日どうしても外せない用事で広島へ行かなくてはならず、世話人の一人として責任を取るべく今日の準備手伝いとなったのです。さあ今日も元気に仲間と共に大洲入りして頑張ります。


  「得意なら 張り切り話す 人権も 不得意ゆえに 謙虚に話す」

  「へーそうか 会う人毎に 深い縁 世の中不思議 糸で繋がる」

  「北只の 高台黄砂 煙るとは まるで春先 気象異変か」

  「道沿いの カエデ紅葉 車止め 見とれていると クラクション鳴る」

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