shin-1さんの日記

○深まり行く秋を楽しむ

 少し寒さが増して来たのを体感させるように、最近は妻の手料理メニューに体が温まるような鍋物が増えてきました。二日前は鱧の水炊きを美味しくいただきましたし、明くる日の昨日は昼の在宅だったため、鍋の残りにご飯を入れ卵でとじて鱧おじやを食べました。昨日の夜は少し風邪気味で食欲がないからと理由をつけてうどんすきでした。今わが家は冬野菜の走りで小松菜、春菊、白菜、チンゲンサイなどの軟弱野菜がたくさん採れるため、先日知らすtに来た淡路島洲本市五色町商工会青年部の方からいただいた特産のタマネギも使って作った具沢山のうどんすきは、ストーブを点けた食卓で食べたため、最後は大汗をかいて食べました。私はこれまでごった煮のような鍋物は好きではありませんでしたが、寒くなると何かと理由をつけて鍋物をするため、最近はすっかりなれた感じもするのです。

 寒くなると体を動かす機械が少なくなりの運動能力が鈍るので、できるだけ意図的に身体を動かしたり、朝晩裏山へ散歩に出かけます。家の裏に迫った裏山は少し急峻で少し強めの運動には格好のコースなので、自分の体調に合わせて降りたり上がったりしながら少し汗ばむ程度の運動量を確保しています。こうすることで一定量の運動量が確保でき、腹は減るしよく眠れるので、冬場の自己流多気力保持のためにこれからも、折に触れて散歩したいと思っています。

 この2~3日季節が秋から冬に変わっていることを予感させるように足繁く雨が降り、足元が濡れる場合は倉庫に置いているゴム長靴を履いて傘を差して出かけます。ゆえにやろうと思えば全天候、毎日でも散歩が出来る術を覚えました。

若松進一ブログ

 散歩コースの途中に大きな柿の木がありますが、3日前の大風で美しく色づいた柿の葉が吹き飛ばされて、道一面を紅葉が散らかっていました。私たちは紅葉の美しさを木々に求めますが、どうしてどうして足元に落ち散った葉っぱはこれまた風情があるのです。色とりどりの柿の葉の落ち葉は踏みつけて歩くのが気の毒なような自然が醸す芸術作品です。鳥の目で紅葉を楽しむのも一興、虫の目で紅葉を楽しむのもまた一興です。行く秋を惜しむように散り染めし落ち葉を踏みかさかさと音を楽しむのもこれまた一興です。冬はもうそこまで来ています。今の時期にしか味わえない季節の移ろいを、モズやカラスの鳴き声と共に聞きながら、今朝もそろそろ夜明けを迎えるので、散歩に出かけようと思っています。

若松進一ブログ

 追伸

 わが書斎の窓から見える裏庭の石に絡まったシノブの葉っぱが見ごろを迎えています。深山幽谷の風情を毎日窓越しに楽しんでいます。見ごろはこれから10日くらいでしょうか。わが家の名残の秋です。

  「冬野菜 どっさり入れて 鍋つつく 体ポカポカ 腹は満腹」

  「裏道に 風がいたずら した模様 柿の葉散らし 地上絵書いて」

  「今見ごろ 庭石絡む ノキシノブ 少し色づき 深山幽谷」

  「立冬の 暦が示す 冬来たり ストーブ出して そろそろ暖を」  

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