shin-1さんの日記

○機関紙「風おこし」に松本小番頭の文章が・・・

 先日えひめ地域づくり研究会議が発行している風おこしというタブロイド版の新聞風の機関紙が送られてきました。年2回発行している風おこしも今回で28号を積み重ねていますが、愛媛地域づくり研究会議が発足した時私が、「風おこしの誓い」なる結成の思いを文章に書き、そこから機関紙の名前が引用されているのですから、研究会議の代表を降りた今も愛読者の一人として、送られてくる機関紙を心待ちにしているのです。

若松進一ブログ

 今回の28号の4面に私が塾長を務める年輪塾について、小番頭の松本宏さんが「二宮尊徳から学ぶもの」「~進化する年輪塾」と題して3枚の写真を添えて投稿しています。年輪塾には塾長である私の他に、塾頭の清水さん、大番頭の米湊さん、塾生第1号の浜田さん、それに今回投稿記事を書いてくれた小番頭の松本さんの5人で運営をしていますが、塾長の私を除けば、彼らはいずれもつわもの揃いで、様々な能力を持っています。


 私が常々彼らに言っていることは、人を導くためには、①書くこと、②喋ること、③実践するという3つのことが出来なければならないことです。清水塾頭は年輪塾2期目のテーマが二宮尊徳なので、一念発起して二宮尊徳翁夜話を解読し、塾生に200を超える読み物テキストとしてネットで配信し続けているのです。これはもう凄いことで、ひょっとしたら彼が一番二宮尊徳から学んでいるのではないかと思うのです。彼はその一話一話を塾生に解説できるような話術を訓練中で、もう佳境に入っているようです。

 その点今回の小番頭松本さんの文章もしっかりしていて、えひめ地域政策研究センターへ3年間、研究員として出向し武者修行で腕を磨いただけの価値があるのです。彼はその間培った県内外に張り巡らせた人間と情報とネットワークを持っており、いつかはその花が開くものと期待しているのです。気象予報士として別の顔を持つ清水さんにしても、市役所職員としてまちづくりに関わる松本さんにしても、話せることは山ほどあり、それらを元に90分の話術や話芸に腕を磨いて欲しいと願っています。

 人様に読んでもらえるような文章を書くことは難しく、人様を納得させるように喋ることはもっと難しく、ましてや文章と喋りが融合した話芸はかなり奥が深いものです。かくいう私もこの歳になってもまだまだ書くことも喋ることも道半ばなのです。でも松本さんのこの文章のように一目を意識する場所に自分の文章をさらけ出す機会を作らなければ、前へは進まないものです。これからも一歩前へ、さらに前へ、そしてもっと前へ進んでゆくことを望んでいます。

  「送られし 機関紙記事を 読みながら 同僚腕を 上げた喜ぶ」

  「人の目に 晒して批評 してもらう 更なる上を 目指して修行」

  「書くことも ましてや喋る ことさえも この歳なりて 未だ修行身」

  「早書きと 中身充実 日々修行 ブログは俺の 修行道場」 

[ この記事をシェアする ]