○連休中日は孫のお守です
娘の家族全員4人、息子の家族3人(息子は仕事欠席)、それに私たち夫婦が連休ということもあって、松前町にある大商業施設エミフルに買い物に行きました。「孫の買い物」が主な理由でしたが、渋る私も孫のお守役として借り出され、一日付き合わされてしまいました。
土曜日を含めれば三連休とあって多くの人が集まるだろうから昼食が混むだろうと、11時過ぎに郊外にある北斗という和食の店にそれぞれが終結、少し早めの昼食となりました。うどんをメインにした思い思いの品をメニューを見ながら注文して久しぶりの談笑をしました。男だけの孫たちも小学校2年生、3歳、3歳、1歳とそれぞれ成長しまあ賑やかで、隣の部屋に気の毒なほどの勢いです。やがて注文した料理が運ばれ少しの間は静かでしたが、零した、かやした、汚した、泣くとこれまた普段2人で食事をしている私たち夫婦にとっては、食事も喉を通らないような有様で、右往左往するばかりです。
さあ孫たちにとっては楽しみなエムフルです。孫たちは親に連れられてしょっちゅう来ている商業施設なので、何処に何があるのか大体頭にあるらしく、玩具売り場に一目散です。玩具売り場の面積は広く私たちと同じように親や祖父母に連れられた子どもたちでごった返していました。エミフルに買い物に行く時は決まって事前に娘や息子嫁の指導で、「買うものは一つ、高いものは駄目」と約束させれれている孫たちは、お目当ての玩具をあれでもないこれでもないと品定めし、私と娘婿はその後をのこのこついて助言をするのです。手に取り「これが欲しい」という度に「それは駄目」と打ち消して歩くのです。2年生の孫朋樹はお父さんと二人で買い物していたようですが、私は3歳の孫尚樹と希心の手を引き品定めです。二人はまだ私の誘導に弱く、結局は105円のコマと300円のお菓子で納得させることに成功しました。
「おしっこ」と言ってはトイレへ連れて行き、喉が渇いたといってはお茶を飲ませ、近くの遊び場に囲い込んで遊ぶ姿を見ながらしばしの休憩をしました。
娘と息子嫁、妻の女性群は私と娘婿のお守役がいることをいいことに、子どもたちの衣類や靴などに加え、食料品など買い物三昧で有に2時間半も付き合わされてしまいました。2時間が過ぎた頃には持っている携帯電話で、「早くしろ」「いつまでかかる」と苛立ちの声を送るのですが、「もう少し」「間もなく」と気の抜けたサイダーのような返事が返ってきて、少々ご立腹な私の姿など多勢に無勢でまったく無視されてしまいました。
女性にとって買い物は日ごろのストレスを発散させる最高の機会のようで、3人ともいつもそばにいる相棒たちから開放され、孫たちもまた同じように満足な一日となったようです。昨日の買い物や食事の会計は全て妻の財布なので、覚悟はしていたものの帰り際には多少のドルショックを蚊うせないようなため息が漏れていました。
私は骨折り損のくたびれ儲けです。デオデオでプリンターのインクとFAXのカーボンを買い求め、夕方自宅恵帰りました。「あ~しんど」な一日でした。今日は続いて孫尚樹の運動会です。連日でゾッとしています。
「孫の手を 握って右往 左往する 玩具売り場で 行ったり来たり」
「女ども いい気なものだ 孫任せ ストレス発散 俺はストレス」
「三歳の 孫は私の 作戦に 乗って買い物 僅か金額」
「不景気は 何処に行ったか 人の波 おめかし人が 大勢たむろ」