shin-1さんの日記

○ギンモクセイの花の香るころ

 昨日の朝友人から、「翠小学校のギンモクセイの話題がNHKテレビで全国放送されていて、懐かしくなりました」と電話がかかってきました。私はあいにくその時間、鱧の骨切りを外の調理場でしていて見ることは出来ませんでしたが、旅先へNHKの方から取材の電話があって風の風景や香りの風景について、助言した経緯があるので頷きました。丁度一週間前にその友人を案内してギンモクセイを見に行っていたので友人も私もタイムリーな話題に納得したのです。

若松進一ブログ

 上の写真はその時撮影したものですが、この木は近くに寄るとまるで傘を広げたような大きな木で、「この木何の木木になる木」といったテレビコマーシャルフレーズを思い出させるようです。合併前の双海町時代から引き継いで今は市の天然記念物に指定されています。

 毎年この頃になるとギンモクセイの香りが風に乗って学校の周囲の山里に広がり、学校の赤い屋根と共に何ともいえないメルヘンの世界を思い出させてくれるのです。


 最近樹勢が少し衰えたのを気にして、根元は耕され立ち入り禁止になっているようですが、花の咲く今頃はエコ改修の終わった学校校舎とともに、一度見学されることをお勧めします。ただし学校ですのでみだりに出入りすることは許されませんので、きちんと学校の承諾を得て、子どもたちの勉強の邪魔をしないようにしなればなりません。

 ギンモクセイが咲く頃になるとみかんの取入れが始まり、周りのクヌギやハゼもみじが少しずつ色づき始め、山里の秋は次第に深まって行くのです。ほのかなギンモクセイの香りは、何となく慌しい社会に生きる私たち人間の心を癒してくれるようで大好きです。


  「ギンモクセイ ほのかに香る 山里の 秋は深まり 周り色づく」

  「ギンモクセイ 私の五感 くすぐりて 花に鼻寄せ 香り楽しむ」

  「ギンモクセイ トイレの匂い ふざけ言う 子ども笑って 私うなずく」

  「ギンモクセイ 学校自慢 俺自慢 地域の人も 自慢タラタラ」 

[ この記事をシェアする ]