〇小さい春み~つけた①
昨日の日本列島は日本海で急速に発達した低気圧の影響で朝から南風が吹き荒れ、九州では歩けないほどの強風にあおられて一人が死亡したり、静岡では山焼きの災に巻き込まれて三人が死亡するなど、各地で強風が原因の悲しい事故が相次ぎました。
わが双海町でも海は白い水しぶきをあげて南西の、いわゆる「やまぜ」が猛威をふるって吹き荒れました。そのため温度は一気に上昇して、前日より10度も高くなり、各地で初夏並みの気温となったようです。特に夜早くには稲光と雷音がまるで空襲のように不気味に光と音の天体ショーを見せてくれました。
・こんにゃくの芽吹き
昨日は陽気に誘われて、そこここで小さな春を沢山見つけましたが、何と言ってもこの一枚は春の象徴するようなこんにゃく畑で見つけた芽吹きです。このところの陽気に誘われ土を割るように飛び出したこんにゃくの芽吹きは、作物を作る者にとっても待ち遠しかった出来事でした。
・桜の開花
この一枚も日本中が待ち焦がれていた桜の開花です。「早咲きは早く散り、遅咲きは遅く散る」は私が考えた一言ですが、冬北風が強く吹くわが町ではまだ蕾が固いようですが、人間牧場に通じる農道の風が当たらない日当たりの良い場所では、早くも桜の花が裂き始めました。この分だと節句には名残の花しか見れないかも知れませんが、昨日の南風で一気に開花が進みました。
・レンゲの花の咲く近所の田んぼ
私たちが子どもの頃は、殊勝にもレンゲの花を積んで遊んだりしましたが、レンゲの思い出は何といっても、お節句に母が作ってくれた海苔巻き弁当を持ってレンゲ畑に出かけその上に広げて友達と一緒に食べたことです。一年に一度の至福の時でした。そんなふるさとの風習も残念ながら消えてしまったようですが、レンゲ畑を観る度に母の顔を思い出すのです。
・道端で見つけたボタンの花の開花
「えっ、もう?」と思われそうですが、昨日道端でボタンの花の蕾が開こうとしているのを発見しました。ボタンの中には品種改良が進んで寒の寒さの中で咲く寒牡丹もあるようですが、これも早稲系なのでしょうか。それにしても早過ぎますね。
「いつの間に あちこち身近か 足元に 小さな春を 見つけ喜ぶ」
「この時期に ボタンの蕾 開いてる 人も早稲だが 自然早稲系」
「行く春を 惜しむが如く 愛おしむ 上や下へと 目をやりながら」
「春雷が 稲光ともに 春告げる 孫は両手で へそを押さえて」
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kazuさん
早いものです。あれから一年ですね。
今年も思い切り春を愛でたいと思います。
お互い忙しい毎日で歳を重ねることを忘れますね。
人間牧場主 若松進一
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高市さんの展示場でお会いし、桜を眺めてから
もう一年がくるのですね~
時間の過ぎるのが早い事!!レンゲやつくしを
採っている内に・・・初夏ですよ
すでに 花火大会を見よう!グループが10名
集まってます・・・人集めのすきな(?)私であります。