○這った這った
今日は久しぶりに午前中時間が取れたので、松山市に住む娘と息子の家へ出かけました。妻は仕事なので妻から頼まれた仕事をまずこなさなければなりません。まず先日6缶買ってきた灯油をポリポンプを使って風呂とストーブの灯油タンクに満タンにしました。次の仕事はカキモチを独居老人に配ることです。妻は前年11月末で5期15年務めた民生児童委員を退任しました。妻の受け持ち地区には10人ほどの独居老人がいて、毎月21日にはわが家の敷地内にあるお地蔵様の縁日接待のため赤飯を配り、旧正月にはカキモチを配って食べてもらっていました。退任してその人たちに挨拶もそこそこだった最後のご奉公とばかりにカキモチを配って妻になり代わり私が退任の挨拶をして回りました。今は冬の寒さゆえ独居老人の家を訪ねても、みんなコタツやストーブの前でまるで冬篭りのような形で玄関にも出れないようで、チャイムを鳴らし大きな声で呼んでやっと気がつく有様です。「おばあちゃん。その後調子はどうですか。若松ですが妻が長い間民生委員でお世話になりましたが、この度退任しました。これからは後任の人がお世話されますので、宜しくお願いします。寒い日がまだ少し続きますので、風邪など引かぬようお元気でお過ごし下さい」と挨拶しておいとましました。中には「まあ上がってお茶でも」と誘いを受けたりしましたが、早々においとましました。このおじさんやおばさんたちは顔見知りでこの15年間妻と私が二人三脚で見回りしただけに、寂しい気もしますが、後任が決まったのでこれでやっと肩の荷が降りたと妻も私も喜んでいます。というのも近所の独居老人が2年前に自宅で倒れて死んでいるのが1日後に発見されたことがあって、少し負い目になっていたからです。
カキモチを配ってから車を走らせました。四国沖を発達中の低気圧が通過中とかで今日は東京や大阪では雪模様ということがカーラジオで盛んに流れていて、こちらも朝から冷たい雨が降っています。そのためでしょうか国道56号線はかなり車が混んでいて、娘の家へつくのに1時間もかかってしまいました。
娘の家では、娘婿は既に大学へ仕事に出かけておりました。5歳になる朋樹は粘土に夢中で机の上で一生懸命粘土細工をしていました。一方尚樹は誕生以来8ヶ月を向かえ2~3日前からはいはいが出来るようになったというのです。まだそんなに力強いはいはいではないのですが、それでも興味のあるおもちゃへは手を伸ばしたり足をばたつかせながら這って進んでいました。まさに「這えば立て立てば歩めの親心」なのでしょうか、盛んにホームビデオカメラで撮影していました。
帰り際長男の家に立ち寄りました。あいにく長男は仕事で留守でしたが、息子嫁が孫希心と一緒にいました。希心は生まれて5ヶ月余りが経ち、随分大きく育ってきました。朋樹や尚樹に比べてまだ表情も硬く、時々しか出会わないため中々なついてくれません。でも最近は随分笑うようになってきました。息子嫁のお父さんが写真マニアなので希心の写真は任せていますが、それでも時々ブログ用にカメラを向けて下手糞ですがカメラに納めるようにしています。
(1月12日に初春水仙まつりに来た時の撮影、この写真はその火のNHKニュースで県下に流れたテレビ映像を写真にしたものです)
(先月乳児検診に訪れた時の写真です)
(今日の希心は昼寝の真っ最中でした。万歳した姿で寝ていました)
もう直ぐ春です。今年は二人の孫がヨチヨチと歩くようになると思いますが、春が待ち遠しいですね。
「会う度に 少しずつだが 成長し 泣いたり笑い それで充分」
「顔見知り されるほどしか 会わないと 反省しきり 今度いつ会う」
「一人身を 案じて毎月 十五年 家庭訪問 妻と二人で」
「カキモチを 持参し退任 ご挨拶 妻に変わって 家々回り」