shin-1さんの日記

○水戸へ来てます(ロビーにて)

 昨日松山空港を飛び立って羽田まに着き、上野経由で水戸に来ました。来年度、つまり今年の11月14日~15日、宇和島や南予を中心に開かれる全国地域づくり交流大会の前哨戦として、水戸で開かれている直前大会の視察を兼ねた研修会に出席しているのです。

 昨日の水戸は天気も良く、まだ数年前に一度だけしか来たことの無い土地へ興味を持ってやって来ました。総勢52人と、参加した地域では地元を除けば段突な人数で、大会の実行委員長を引き受けている私としてはとりあえず来年度の面目は保った感じです。

 昨日は3時過ぎに水戸に到着したので、早めにホテルのチェックインを済ませ、思い思い自由にくつろぎました。私と三崎町の塩崎さん、それに山口さんの三人は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並んで三庭園に数えられる偕楽園を訪ねました。午後4時という遅めの、しかも市内バスでの出発だったため、あるいは閉門して見えないかもしれないと思って出かけましたが、短い時間ながら運良く殆ど全てを見学することができました。梅の木は100種3千本という途方もない数だそうで、その規模の大きさと行き届いた手入れに度肝を抜かれた感じでした。

(バス停を降りると偕楽園の入口です)
(幕末の三舟といわれる勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の掛け軸が展示されているそうで興味を引きましたが、残念ながら見ることが出来ませんでした。わが家にある拓本掛け軸は山岡鉄舟のもので、「この槌は宝打ち出す槌でなし のらくら者の 頭打つ槌」と書いています。
(芝生と老松が夕映えのシチュエーションと見事にマッチした庭園風景、近くには湖もありました)

(風光明媚な場所で塩崎さんと記念写真を撮りました)
(どの老松も実に見事な手入れがされていて、思わず見とれてしまうような姿でした)
(庭園内には100種三千本もの梅の木があるそうですが、残念ながら今年の寒波で蕾は固く春はまだ先のようでした)

(隠居を思わせる庭園の中にある山門)

(この山門は杉木立の中にあって、静寂そのものでした。
(偕楽園の園内略図)

 その日は夕方6時からホテルレイクビュー水戸でキックオフレセプションがありました。立食パーティ形式で、120人ほどの人が集まっていました。地元を除けば来年度開催の愛媛と前年度開催の愛知がダントツに多く、ここでは最後に愛媛の参加者が壇上に上がって、実行委員長の私が愛媛県を売り込みました。掛け合い漫才のような雰囲気だったため、参加者の反応はとてもよかったようでした。

(茨城の実行委員長は県の部長さんででした。ちなみに次年度開催の愛媛は民間で私が就任しています)

(会場には顔見知りの方が多く、鳥取の福田京子さんなどと親しくお話しました。長年やっていると顔も広くなるものです)
(会場の人気をさらったのはやはり水戸といえば水戸黄門で、他の文化的催しはレセプションとコラボレーションすることは難点があるように思いましたが、水戸黄門はまるでマスコットのようにカメラのとりこになっていました。

 その夜はレセプションの帰り際、みんなで居酒屋へ繰り出しました。茨城といえば水戸納豆やアンコウなので、そんな郷土料理を注文し、賑やかな愛媛県の交流会が出来、ホテルへ帰ってからも私の部屋に集まって楽しい意見交換を12時近くまで行い、来年度の開催に向けて様々な意見を戦わせました。

 明くる日の朝は氷点下まで気温が下がると地元のテレビが報じていて、17分科会のそれぞれに思いを馳せながらゆっくりくつろいだ一日でした。

  「こちらでも 水戸のご隠居 人気者 演ずる人も その気になって」

  「冷静に 水戸の大会 分析し 来年備え 意見交歓」

  「梅はまだ 咲かずも花を 想像し 梅園めぐり いつか来たいと」

  「偕楽園 梅が主役と 聞くけれど 若松ならぬ 老松見事」  

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