○人生分割法
私は私の人生を30万日生きると想定して5千日で6分割し、一年365日で電卓を叩いてみました。最初の5千日は約14歳で中学2年生です。次の5千日は1万日で27歳、1万5千は41歳、2万日は55歳、2万5千日は68歳、3万日は82歳になります。5千日刻みの日時計ではありませんが、何と驚くなかれ現代人の節目をものの見事に言い表しているのです。
5千日 14歳は元服です。昔の子どもはここから働き始めました。
1万日 27歳は大学を卒業しても親のすねをかじった若者が結婚をして新しい旅立ちをする年齢で
です。ちなみに私は26歳で結婚しました。今は晩婚で30過ぎないと結婚しない人もいるよう
です。
1万5千日 41歳です。男の厄年は42歳ですが、数えでいくとピタリ厄年3万日の半分、人生の折り返
し点です。
2万日 55歳です。昔はこの歳が定年でした。ここから老後が始まっていました。
2万5千日 68歳です。60歳で定年退職し再就職、年金生活が始まるのです。
3万日 82歳です。男の人の平均寿命といったところでしょう。
昔の人は僅か5千日で大人社会の荒波に船出しましたが、その分55歳という若さでリタイアしていました。しかし70歳過ぎから急に衰え死んでいたのです。今の若者が一端大人になるのは大学を出てから3~4年してからでしょうから、昔は早くフライとして早くテイクオフ、今は遅くフライとして遅くテイクオフするから実質働く時間は今も昔も変わらない計算になるのです。
このように人間の一生を5千日刻みで考えたり参考にしながら生きると面白いものです。私の場合1万日までは冒険の時代、1万5千日までは量の時代、2万日までは質の時代、2万5千日までは仕上げの時代、
3万日までは楽しみの時代と目標に書いています。
また1万5千日までは信頼の癖を付ける、2万日までは信頼される行動をする、2万5千日以降は信頼される人になるよう努力したいと思っています。
「5千日区切りをつけて人生を考え生きるも悪くないかも」
「人生という長旅はどの辺り荷物降ろして少し休むか」
「目標は3万日ですわが人生今日は2万余りの峠を越えぬ」
「親父さん字余り人生生きている手は上振って下で振るなよ」