shin-1さんの日記

○合併で市町村名がグチャグチャ

 私のパソコンには筆王なる住所録ソフトが入っており、幾つかのジャンルに分けて知人友人、それにお世話になっている方々の住所や氏名が登録されていますが、この2~3年で氏名こそ変わらないものの、その人たちの住所は大きく様変わりをしました。特に愛媛県内は昭和30年前後の市町村合併以来半世紀、殆ど変わらず70市町村を数えていました。ところが今回の平成の大合併でその数は20市町となり、愛媛県内から村という自治体は姿を消しました。

 多分移行期間で郵便局では旧の市町村名でも届けてくれるでしょうが、そうもいかず住所録の変更と相成りました。しかし県内はそれなりに変更出来るのですが、県外の住所はいちいち覚えているわけでもなく、年間をかけて直さないと対応出来ないことに気づき、今年は旧市町村名で出すことに決定をしました。

 それにしてもまあ凄い変化です。約千名の住所録の変更がこんなにも時間がかかるものなのかと思うとつい手も進まず、結局昨日は夜遅くまでかかってしまいました。それでも住所録を変更しながらその人の顔を思い出し「ああ、あの人はついぞご無沙汰だが、元気なのだろうか」とか、様々な記憶の人と巡り会って良かったです。とりわけ今年亡くなった人の思い出は鮮明で、喪中のハガキを頼りにその人の名前を消してゆく作業は身につまされました。

 退職を機に年賀状の整理をしようと思って始めたものの、その人の名前は捨て難くついつい残す決断をすると、結局はそんなに減ることもなくその作業は来年に持ち越しとなりました。

 遅ればせながら今日は年賀状の印刷です。昨年までは馴染みの印刷屋さんに印刷を依頼しましたが、今年は自分で私恒例の10大ニュースを書いて印字しようと試みましたが、あいにく上手くいかず、結局は長男の所へ届けて印字をしてもいました。

 私は自分の優柔不断さから、毎年このように年末押し迫らないと年賀状が出来ません。住所録を作った時の「来年こそは」の意思も腰砕けでした。でも来年こそは郵便局に迷惑がかからないようにしたいと思います。

  「あの人のまちの地名は何だっけ慣れぬ名前は辞書にも載らず」

  「俺の町郡を市にするだけでよい合併騒ぎ昨日のようだ」

  「合併し9ヶ月程経ったけど俺の暮らしは殆ど変わらず」

  「えーとえーとと首をかしげて思い出す思い出せない新し地名は」

  

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