今日は、いやもう時計の針が12時を回ったので昨日になりますが、昨日は「人間牧場」のペンキ塗りをしました。ペンキ塗りといっても「水平線の家」の外の板張りに防腐剤を塗る作業です。昨日は残暑が厳しくて30度くらいで、汗を思い切りかきつつの作業で多少疲れましたが心地よい汗でした。
思うところがあって末っ子(三男)は前の会社を退職し只今プー太郎なんですが、就職勉強の甲斐あって念願のやりたい仕事に就く事ができそうで、10月1日から来年春までの間その訓練のための学校に入校するようになりました。その息子と二人でペンキ塗りをしました。作業をしながら足場の上で色々と人生について話しました。今日は長男と次男も残りの天板外壁を塗れば終わりなので、手伝うそうです。息子たちもいつの間にか大きくなってそれぞれの道を歩んでいますが、「人間牧場」づくりにかかわった思い出はきっと残ることでしょう。
「人間牧場」へは早くも多くの人が訪ねてきます。ペンキ塗りの間にも、彼岸の墓参りにやってきた人が2組、次男が活動している劇団の方がひとり、大学を辞めたいという息子の説得相談親子が一組、知人が奥さんを連れて一組と、ペンキ塗り作業が大幅に遅れる結果となりました。三男はその間休むこともせず一生懸命働いてくれました。
ペンキ塗りが終わった外観は見違えるような風格になりました。防腐剤ひとつにも設計士の長男の細かいアドバイスが携帯電話から入ってきます。防腐剤はまずよく撹拌するように、刷毛は綺麗なのを使うように、塗り斑のないよう特に節部分は気をつけてとうるさい穂dの指示です。
今回の防腐剤は前回塗った下塗り防腐剤と違って木質に近い着色があり、塗布後のイメージは随分変わってきました。明日、いや今日は仕上げでいよいよ外足場が取り外せます。
それにしても、妻が持たせてくれた麦茶水筒から飲むお茶は最高でした。少々藪蚊に刺されましたけど。