よくよくお寺さんに縁があるのか、昨日の宇和島泰平寺に続いて今日は八幡浜の萬松寺へ出かけました。「お寺は死んだ時行くもの」とばかり思っていましたが、どうもそうではなく「お寺は生きている内に行くもの」のようです。
「何でお寺へ行ったの?」と聞かれそうですが、はい、知人のお寺の奥さんの声掛かりで、講演を頼まれて行ったのです。妻曰く「あんたも面白い人じゃねえ。説教はお坊さんの専門の仕事じゃのに、よくも自分の浅学も省みず・・・。呆れてものが言えん。あんたはひょっとして、呼ばれたら刑務所以外何処へでも行くのでは・・・」と呆れていたようです。
今日はみんなの前で「人間牧場」の話はしませんでしたが、香川県から来ていた偉いお坊さんが控えの間で「人間牧場」について興味を示してくれましたし、「人間牧場」は禅の修業に通じると意気投合、励ましの言葉を述べてくれました。臨済宗妙心寺派のお坊さんに出会って、お坊さんの修行は今も昔も変わらないことを聞いて色々なヒントや発見があり、今日はすっかり充実した一日となりました。
そういえば私も一時期禅に興味があって色々本を読んでいましたが、今日を機会にあらためて禅について勉強しようと思っています。ひょっとしたら「人間牧場」の進め方について発見があるかも知れません。
一休禅師の言葉に「人生は食うて糞して寝て起きて」というのがあるのを思い出しました。何気ない日々の暮らしの連続が人生だと言っているようです。
今日もまた「逢う人も逢う人も福の神」でした。合掌-。