○「人間牧場」に電気が灯る
今日「人間牧場」に電気が引かれ始めて文明の灯が灯りました。
最初はランプ生活でもしようかと思ってわざわざ骨董屋を訪ねランプを三つ用意をして始めたのですが、息子の意見を取り入れて電気を引くことを決意しました。四国電力さんは100メートルもの距離を電柱を一本立てて電線を引き込んでくれました。しかもその工事費はタダだそうで、感謝感謝です。四国電力さんにしてみれば大きな投資だと思いますので、せいぜい電気を使いたいと一瞬思いましたが、懐具合もあるのでなるべく節電につとめたいと想います。お許しください。
親戚の電気屋さんが工事をした後テストをしました、昼間のテストでしたので明るさはそれほど感じませんでしたが、設計士の息子が考えたのですから、とにかく電器の数がやたらと多いです。漁師さんが沖合いから船で見ると、まるで不夜城って感じではないかと思われます。息子は畳一畳ほどの囲炉裏の上に自作秘策の排煙装置を作る計画だそうですが、一事が万事現代的なテーマを追求する息子と、古風民芸調をテーマにしたい私とは所詮水と油の関係でしょう。いつも「お父さんは古い」という枕詞を浴びせられますが、金を出すオーナーの強みで多少私に歩み寄ってくるものの、未だにその穴は埋められません。
それにしても電気はエジソンが発明したそうですが素晴らしいものだと実感しました。
「人間牧場」のワクワク・ドキドキ・ジーンがまた増えそうです。