人間牧場

〇いきなり警報音
 パソコンを使っていると、今日の午前中いきなり警報音が鳴り出しました。2年前同じような警報音が鳴り止まず、右往左往し結局はお金など払う詐欺には合わなかったものの、パソコンがウイルスに感染し修理代を払った苦い経験があったので、今回は電源を基から切り、パソコンの電源も引き抜いてしばらくたってから、電源を入れ直すと警報音は消え何の問題もなく使えるようになりました。

もしこれが初めての経験だったら、同じような過ちをいていただろうと思うと、世の中には人を騙したり、嘘のニュースを流したりする人の何と多いことでしょう。騙される方が悪いと言われればそんな理屈も成り立ちますが、情報化の進展でこの世の中には知らないことが余りにも多過ぎて、ついて行くこともできず右往左往するだけで、しみじみ現代社会は住みにくいと思います。

 パソコンやスマホに依存しなければ、田舎に住む私のような高齢者には外部からの情報が殆ど入らず、浦島太郎のような生活をしなければなりません。もう少し力を振り絞って生きてみたいと思っています。昨日の新聞にも同じようにパソコンの警報が鳴ってアクセスしてお金をだまし取られ、警察に被害届を出した人がいました。もう少しで私も新聞の事件事故欄に載るところでした。

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人間牧場

〇まるで梅雨のようによく降る春の雨
 この一週間ほどはまるで梅雨のようによく雨が降ります。どちらかというとアウトドアー派の私ゆえ、こう雨が降り続くと気分まで湿りがちで、立てた作戦がことごとく雨にたたられ、少しため息さえ出る始末です。

 それでも「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がある」と自分に言い聞かせ、毎朝の日課となっているウォーキングも、長ぐつを履き傘を差して何とか目標の1万歩を目指して歩いています。一番困るのは農作業のため畑に入れないことです。

 今日はわが家の煙会所と人間牧場へ来客が見えるので、お昼を挟むためかまどでご飯と味噌汁を振る舞う予定で準備を進めています。雨の中をさてどうしたものか、色々と策を巡らせています。人間牧場のスモモの花も枝垂桜の花もどうやら咲いているようで、自慢の瀬戸内海の眺望は、友人が画いてくれ梁に吊るしたパロラマ絵でお茶を濁します。

「よく降ると 天を仰いで 褒めるから 雨悦に入り 次から次へ」
「昨年は 雨も降らずに 水不足 今年は降り過ぎ 温暖化せい?」
「開花した 桜前線 北上中 花見楽しむ 計画立てる」
「今日も雨 人間牧場 来客が 自慢眺望 絵でごまかそう」

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〇へんろフォーラムこぼれ話(その2)
 昨日のへんろフォーラムはサプライズ続きで、開会式の後見たことのない少し派手目の女性がいきなり歌を歌い始めました。聞けば友情出演のRICO神島さんという歌手でした。東日本大震災の折代表の小山田憲正さんと知り合ったことがご縁でのご縁だと自己紹介がありました。

 開会式後、それに休憩時間中に「バルチザンソング」「アメージングレース」「道後湯玉音頭」を披露しましたが凄いド迫力の声量での熱唱に圧倒されました。フォーラムが終わって帰ろうとすると私の元にやって来て名刺を差し出しながら、昔私と出会ったことを話してくれました。

 私は多くの人の前でお話をしたり名刺を交換していますが、全ての人の名前と顔を覚えてはいないので、最初は「そうは言われても」でしたが、彼女の話よるとデビューは私が現職の頃恋人岬で開いていた夕焼け音楽祭出演だったそうです。勿論その音楽祭は私が発案し、下灘駅のプラットホームコンサートの登竜門で当時は出演希望者が沢山いました。

「あれから30年」は公磨の世界でしょうが、私にとってはかけがえのないよき思い出です。こうして再会したことがまた新しい出会いの場を産んで行きます。風貌こそ変わっていましたが、そういえば音声には聞き覚えがあるような気がしました。

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〇私は時代遅れな人間です
 私は自分でお店へ一人で行って買い物をすることは殆どなく、妻と2人の時などはもっぱら荷物持ち程度の役割です。妻の買い物や支払い、それに買った荷物を持参した買い物バッグに仕分けして入れる様を見て、女性らしいその手順手際の良さにはホトホト感心します。

 こと食料品に関しては安いか高いかでなく、体にいいかどうかを価値判断基準にして買い物をしているようです。スーパーなどのレジに行くと、支払いは電子レジなので、私は余り慣れていないため、その方法が分らず、レジの店員さんに手助けをして支払いを済ませています。

 先日妻から「松山に行った帰りに行く間がないので、卵と豆腐とパンを買ってきて」と妻に頼まれ、店に入りましたが、一口に豆腐と言っても絹ごしや木綿豆腐もあるし、メーカーだって沢山あるしで迷ってしまいました。 またパンにも色々な種類があって、「どれを買おうか」と悩んだ挙句妻の考えとは違う変なパンを買って帰りました。「お父さんは口では偉そうなことを言うけど買い物もできない」と烙印を押されてしまいました。

 仮に私の親父と同じように、妻が私より先にあの世へ行って一人残されたら、私は洗濯も掃除も炊事もまるでできないダメ人間なので、さだまさしの関白宣言ではありませんが、「わしより先に逝ってはいけない」、それは私に「死ねというのと一緒だ」と時々妻に言っています。困ったダメ男です。

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〇無人バスが飛ばされそう
 一昨日は南予地方に強風警報が出ました。春分の日の祝日を選んで本尊山登山と夕日を観る会のダブルヘッターでした。朝起きると両方とも当てにならないひ弱な責任者なので、延期しようか決行しようか迷いましたが、持ち前の強運を信じて両方ともOKサインを出しました。

 朝9時に双海地域事務所の前に集合しましたが、強風にあおられて駐車場に覆いを被せて駐車していた無料バスの覆いが風で膨らんで、まるで気球をつけたバスのようで、今にも空に舞い上がるような雲行きでした。他人の持ち物だし、関係者もいずただ見守るしかありませんでした。

 寒さに震えながら風の少し当たりにくい場所へ身を寄せ成り行きをみていましたが、そのうち縛っている紐の片方が外れ、膨らんだカバーは萎んで地面に落ちてしまいました。物の4~5分の出来事でしたが、その一部始終をこともあろうか私はスマホで一枚写真に撮っていました。

「あなどれぬ 強風警報 発令し 2つの催し やるか止めるか」
「結局は ポジティブ決定 事故あれば 私の責任 それを覚悟で」
「目の前に 駐車している 無人バス 強風でカバー まるで気球だ」
「ポケットに 入れたスマホで 一枚の 写真を撮った 馬鹿げた男」

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〇ハガキや手紙が届くのが遅くなりました
 郵政省が土日の集配を止めるようになってから、平日でもハガキや手紙が届くのが随分遅くなり困っています。同じ町内でも木曜日の夕方出したのに、5日間もかかって月曜日の昼頃届き、残念ながら用をなしませんでした。

昨日もどうしても今日中に届かなければならない文書だったので、郵便局の窓口で確認したところ、180円の封書に200円上乗せして速達便にすればあくる日の午前中に届くというので、200円余分に支払いました。

 私たちの街の郵便局基幹郵便局である伊予市の郵便局に一旦集められ仕分け作業をしてから送られるので遅くなるとのこと、一番困るのは小包便や書き留め便などは配達して留守の場合には、伊予郵便局へ連絡して再配達してもらうか、最悪の場合は10㎞以上離れた移転した郵便局へ受け取りに行かねばなりません。

 郵便局が民営化になって便利になると思ったのですが、サービスは悪くなる一方です。郵便局のみならず市役所もJRも全て身近なものから不便なものになりつつあるようです。不満を言っても始まりませんが・・・。

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臆目もなくアーテストの前でハーモニカを吹いた私
 私は「通知表の音楽は2」なので、子どもの頃から音楽が苦手でした。ところが中学校1年になって西岡先生が担任になると、それまで使わに時は鍵をかけて生徒に触らせないようにしていたピアノを弾かせてくれたり、ハーモニカを吹くよう勧めてくれたため、音楽が好きになり、9科目で臨んだ高校の入学試験では音楽の成績が良く、5科目の劣勢を挽回するほど得点し、見事合格しました。

 子どもの頃ハーモニカとジョン万次郎の生涯という本を、今の人間牧場の裏にある大きなヤマモモの樹に登って吹いたり読んだりして過ごしましたが、県立宇和島水産高校の実習船愛媛丸で遠洋航海に出かけた時は使い古しのハーモニカを携行し、下手糞ながら実習の合間に吹いていました。その後卒業してハーモニカも万次郎の生涯という本もどこへ置いたのか行き方知れずとなっていました。

 ところが人間牧場を造る時、ヤマモモの根元の空洞で、ハーモニカとそのの本が見つかりました。ハーモニカは錆びて土に還り、本も背表紙だけになっていましたが、大いに驚きました。その後末の息子が大学を卒業して就職する時、自分の部屋を片付ける時自分が使っていたハーモニカが見つかりゴミ箱に捨てようとしました。私に欲しいと頼みお湯につけて綺麗に掃除をして吹いてみました。何年振りかのハーモニカは懐かしい音でした。

 以来位置に5分程度の練習が実を結び、今では下手糞ながら250曲も吹けるようになったのですから驚きです。昨日は夕日を観る会でした。持参したハーモニカでアーティストを前に臆目もなくハーモニカで「赤とんぼ」という曲を吹いて大喝采を浴びました。恥ずかしい気持ちでしたが何とかでした。私はこれまでNHK「列島1万2千キロの旅」やNHKラジオ深夜便「心の時代」で二夜連続出演してハーモニカを吹いています。恥ずかしい限りです。

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〇インフルエンザか?コロナか?それとも風邪か?
 あれほど世間を騒がせたコロナが1類から5類に引き下げられ、まるで毛虫のように嫌われていたコロナも日常的には、余り怖れられなくなりました。全員マスクをして、息を凝らすようにして暮らしていましたが、今はノーマスクの人の方が多い日常です。

 少し寒気がしたり熱があったりすると、コロナを疑い、コロナでないとインフルエンザを疑ったり、インフルエンザでないと普通の風邪を疑うなど様々です。幸いなことにコロナにもインフルエンザにも、風邪にもこの4~5年かかったことのない私ゆえ、その幸運を喜んでいます。

 友人が昨年コロナを発症しました。1種間ほどで治ったそうですが、その後体調が優れず、病院で診てもらったところどうやらコロナの後遺症のようです。倦怠感がひどく、普段は積極的な人なのに、中々元気が出ないと嘆いています。コロナもインフルエンザも人に移す危険があるので、人の中、街の中へは極力行かないようにしているそうです。お互い気を付けたいものです。

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〇春といえば・・・
 「春」といえば何といっても桜です。気の早い日本人の性格に合わせるように、各地では一足早く咲く河津桜のような品種もあって話題をさらいますが、桜で一番多いのはやはり吉野桜で、日本の各地には桜の名所が沢山あります。

 かくいう双海町にも潮風ふれあい公園の千人塚池周辺から見下ろす桜も、地元紙の「桜新聞」で紹介されるとっておきの名所があります。そんな艶やかな花に目を奪われがちですが、毎朝歩く道沿いには地味で誰も見ずに通りすがりますが、ちょっとした気配りをすると季節を楽しむことが出来るようです。

 今朝草むらの中につくしを見つけました。つくし=卵とじ何て考える野暮な人間の心を捨てて、「春の訪れ」だと思えばまた趣があります。また周辺には白い野イチゴの花がいっぱい咲いて、春ならではの景色を感じることが出来ます。私は私なりに笑売啖呵にして楽しんでいます。

「道端に つくしが一本 生えている 自然の雨風 だけで育って」
「藪椿 ウグイス蜜を 吸いに来る お礼に一声 ホ-ホケキョ鳴く」
「野イチゴの 白い花びら 無数咲く やがて真っ赤な 実がなり彩る」
「道端の つくしや野イチゴ 見向きせず 通り過ぎられ 私だけでも」

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〇五行歌今月の歌
 亡くなった宇和島水産高校漁業科の先輩だった玉井恭介さんに誘われて、松山五行歌会に入会しましたが、生来のずぼらで、時々再々月一の締め切りを忘れ、当時事務局をしていた見山あつこさんから督促のメールが届き、締め切りギリギリで提出したことも度々でした。まだ一度も歌会に出席したことがない劣等生の代表格ですが、締め切りは特に厳しい井村さんに怒られそうなので、今のところはギリギリセーフです。

 三月歌会の結果がメール便で送られてきました。私の作品は次の通りです。
   百まで生きる時代来た
   百まで生きると決意した
   百までそんなに遠くない
   百までやりたい色々を
   百まで列記ぼ~っとしてきた

 講評には次のことが書かれていました
 ・最近では百歳は珍しくなくなりましたが、それにしてもこの作者の意気込みたいことが は凄いですね。やりたいことを百まで書いたのですか。なるようにしかならないとも思いますが。
 ・元気が出ます。私も百を目指します。
 ・人生百年時そんなに生活設計、そんなにたくさん残っていないといいながら、やりたいことが沢山ある素晴らしさ。作者は心が若い。
 ・五行すべての冒頭に「百まで」と連呼する作者の、長生きするぞという気迫が伝わってきます。ぜひともご長寿、成就してください。

 ちなみに私の今月の歌は、六席入選でした。

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