人間牧場

〇改良型ドラム缶かまど

 前日の昼頃、下灘閏住の菜の花畑のすぐ近くで「くじら」という海産物のお店を営む妹がわが家へやって来て、「友人からかまどを2つ貰ったんだけど、進兄ちゃん要らない?」と話を持ち掛けられました。見ると店のロゴマークの入った箱型ライトバンの車の中に、かまどが乗せられていました。わが家はアウトドア―派なので、ドラム缶型屋外かまどは自宅に2つ、人間牧場に1つと合計3つもあるので、そんなに貰っても置き場所に困ると思いつつ、かまどを見ました。

貰った改良型ドラム缶かまど

 車に積んでいたかまどはドラム缶を再利用した改良型で、私の現在使っているのとは違って、ドラム缶の中に鉄筋を溶接して造った、大型ガスコンロを乗せれるよう台がついていました。つまりガス専用のかまどなのです。私たちは普通ヒジキを茹でるのに庭にかまどを持ち出し、薪を使って作業をしますが、最近コンクリートやアスファルト、公園などでは焚火禁止のところが多く、薪専用のこれまでのドラム缶かまどは使えないのです。これだと手持ち保存しているものの殆ど使っていなかった、大型ガスコンロを使った炊き出しにも行えるようです。

 妹は私に有無を言わせず、車から改良型ドラム缶かまどを下ろし、庭に置いて帰りました。「さてどこへ置くべきか」と、目下のところ置き場所を思案していますが、明日は久しぶりに雨が降るようなので、とりあえず倉庫の2階にでも上げて置こうと思っています。夜仕事から帰った息子がこの改良型かまどを目敏く見つけ、「これは便利で、自分たちの町づくり活動に使えるかも知れない」と、早速夢を膨らませているようでした。親が親なら子も子です。

 「妹が 貰ったかまど 要らない?と 有無を言わせず 庭に下して」

 「ドラム缶 中に鉄筋 溶接し ガス台乗せる ように改良」

 「貰っても 置き場所困る 首傾げ 明日は雨故 とりあえず倉庫」

 「わが息子 親が親なら 子も子だと 苦笑いしつ さてどう使う?」

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