人間牧場

〇アジサイの花摘み

 人間牧場のウッドデッキ下の斜面に、アジサイの花を植え始めて三年目になりました。ご近所からいただいたアジサイの枝を、発泡スチロールのトロ箱に鹿沼土を入れて挿し木して増やす計画ですから、なんとも気の長~い話です。それでも挿し木は順調に根と芽を伸ばし、移植後も草刈機で草刈りの途中で切ってしまうハプニングもありましたが、まあそれなりに育ち、今年は見事な花を咲かせ、訪れた人の目を楽しませてくれました。

摘み落とし斜面に捨てたアジサイの花
摘み落とし斜面に捨てたアジサイの花
全ての花殻を落としたアジサイ園
全ての花殻を落としたアジサイ園

アジサイの特徴は夏の花ながら咲き始めてから約1ヶ月間も、長~く花を楽しむことができるのです。特に雨に濡れたアジサイの花は趣があり、雨で沈みがちな心を癒してくれるのです。本当はもう少し花を楽しめばいいのでしょうが、アジサイのことを思い、来年のことを思うと、少しでも早く花を摘み取るのが一番と自分自身に聞いていたので、昨日思い切って花摘み剪定をすることにしました。

 剪定バサミで花首を切り落とす作業は、少し可哀想にも思いましたが、一つも残さず全て切り落としました。切った花殻はキャリーに詰め込んでロケ風呂横の空き地に運び処分しました。かなりの量の花殻なので捨てた斜面はまるで花のジュータンのようでした。本当は花を切り落とした後花木を剪定もすればいいのでしょうが、まだもう少し木を大きくしようと思っているので、とりあえずこれで一件落着です。

 花を切り落としたアジサイ木は殺風景ですが、アジサイの木を「よく咲いてくれた」と誉めてやり、「来年もきれいに咲かせて」と願いつつ、お礼肥をたっぷりやりました。草刈り作業の面積を少しでも少なくしようと、単純な気持ちで始めたアジサイ植栽計画でしたが、目論みは大きく外れ、草刈り作業はかえって面倒くさくなりました。それでも人間牧場は約1ヶ月間アジサイの花が一面に咲いて、訪れた人の目を楽しませてくれています。今年も20本ほど挿し木して根付いた苗を移植する予定です。

  「一ヶ月 アジサイの花 見事咲き 訪れる人 綺麗と誉める」

  「挿し木して 増やす計画 息長い いつまで生きる? 自問自答し」

  「花殻を 首から落とし キャリー入れ 斜面に捨てる まるでジュータン」

  「お礼肥 ご苦労さんと 又咲いて 願いを込めて 根元振り撒く」

 

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