shin-1さんの日記

○だんだんつながろう会の楽しい研修会

 昨日は人間牧場へ往復2回出かけました。午前中は家族と、午後は西予市からだんだんつながろう会というグループが視察研修にやってきたからです。近いといっても自宅から片道10キロですから町内を40キロも走った計算になるのです。

 約一ケ月前、代表を務める藤本明美さんから以下のような楽しい一枚の案内状が手紙を添えて届きました。案内状の中に書いているように今年の4月19日(日)、宇和町中町集会所であった研修会にお話を頼まれ出かけていて、その時書いてもらった私の似顔絵入り、しかも落伍風景まで入れた力作の案内状だったので、少し力お入れた研修会となりました。

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 この日の研修会は食事つきというお話をうかがっていたので、地元のお寿司屋さんに一人2千円の折詰弁当を注文しました。12時30分に受け取る約束でしたので、10分前に行き弁当を軽4トラックの助手席に乗せさあ出発です。 

 ほぼ予定通り13時に下灘コミュニティーセンターで待ち合わせ、私の田舎のオープンカーが先導しながら山道を走り、人間牧場到着です。宇和町のような広い土地を有する盆地でもない、直ぐ海に落ちそうな急峻な山道に多分驚ろいているだろうと、後ろを気にしつつのゆっくり登坂です。4台の車は普通車と軽4なので牧場まで乗り入れ可能なのですが、安全第一を考え例によって広い市道に駐車して歩いてもらうことにしました。時折雨のぱらつくあいにくの天気でしたが、濡れるほど大ぶりすることもなく到着、私は皆さんのために早速ボイラーのスイッチを入れ、足湯を楽しんでいただくため風呂にお湯を張りました。これで一気に緊張がほぐれ和気あいあいとなりました。10人を超えているため一度に足湯を楽しむことができず、2回に分けての足湯となりました。


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 3時ころからお弁当を開けお酒のない食事交流会となりました。お酒を飲まなくなった私にとっては何ともないのですが、はてさてお酒が欲しい人がいたかも知れないと後で後悔した次第です。本降りが近い雲行きでしたが、見下ろす海も穏やかで気心の知れた人ばかりなので私も久しぶりにのんびりさせてもらいました。やがて気がつけば4時過ぎとなり、急いで身支度や片づけを行い夕暮れの元来た別れを惜しみながら道を帰って行きました。

 見送りしてから牧場へ引き返し、風呂の暖簾を入れ、風呂を洗ってお湯を抜き、水平線の家とトイレを軽く掃除して戸締りし、家に帰ったころ雨は激しく降り始めました。前日の人間牧場での芋掘りや芋端会議といい、昨日のだんだんつながろう会といい、天気に味方してもらった週末でした。


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  「小噺を 聞いてみんなで 腹抱え 笑い転げて 今日も楽しく」

  「お料理と 話がご馳走 ダブルです 今日の連続 明日も願う」

  「その昔 心の時代 聞きました 唐突言われ ラジオを思う」

  「夢叶い 人間牧場 出来上がり 夢のすそ分け 昨日も今日も」

 




体も気分もポカポカしたところで私の話を聞いてもらいました。前回お話をしているので今回は落伍の小噺を中心に話しましたが、みんな腹を抱えて笑ってくれました。この日は松前町の橋本さんも飛び入り参加して松茸を焼いたり歌まで披露して脇役を努めてくれました。

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○人間牧場へ家族を誘う

 「お父さん、このところ毎日のように人間牧場へお客様が来るようだけど、私はこの2年ほど人間牧場へ行ったことがないよね」と昨日の朝、食事をしながら妻が唐突に私に言うのです。そう言えば人間牧場は、①これからの自分の人生の仕上げのために造った、②家族と向かい合って生きて行くために造った、③これまでお世話になった人や地域に恩返しをするために造ったなどと、人前では綺麗事を並べて説明しているのに、②については設計監理を担当した息子とだけは濃密な親子関係を保っているものの、妻も子どもたちも殆ど疎遠であることに気がついたのです。たまたま昨日は前日から娘と孫が週末を利用して泊りに来ていたので、「そうだな、それじゃあこれから人間牧場へ行ってみるか」という話しがまとまりました。

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 2歳の孫尚樹にはチャイルドシートが必要なこともあって、娘のトヨタビッツを私が運転し、妻と娘それに朋樹と尚樹の4人を乗せ自宅から約10キロ離れた人間牧場を目指しました。山道沿いは少し秋めいてハゼの木が少し色づき、山柿も黄色く熟れ初めていました。またススキの穂もすっかり開き自生のツワブキの花が今を盛りと咲いているのです。

 牧場へ着くなり孫たち二人はまるで解き放たれた犬のように、持参した虫籠と網を持ってそこら辺を飛び跳ねバッタやコオロギを捕まえては歓声をあげていました。妻と娘を完成した姿をまだ見ていないかまど小屋に案内しました。私と息子のやり取りを日ごろ見ていたり、投資金額を知っている妻は、まるで会計検査院の検査のようにあちらこちらを見て回り、特に人間牧場には似て似つかぬ小屋のお洒落な入口や朱色も鮮やかなかまど本体に満足したようで、「さすが」と私より設計した息子のデザイン力に感心しきりでした。

 孫たちは時々連れてきているのですが、妻と娘は2年ぶりですからあちらこちらが珍しく、その後変わった場所を見ながら1時間ばかり過ごしました。

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 「今度は他の家族も誘ってかまどで炊いたご飯を食べながらゆっくり団欒しよう」という話しになりました。娘の旦那も大学に勤めていて忙しく、看護師をしている次男は病院勤務で忙しく、また三男は警察官のためこれまた忙しく、加えて私もかなり忙しい身なので、設計の仕事をしている長男家族を加えるとみんなが揃う日など年に一度くらいしかないのですが、やはり家族と向かい合って生きることを考え、親父が元気なうちに家族そろって人間牧場での休日を楽しみたいと思うのです。

 昨日までの土日の二日間、私のいとこたちは山口県へ旅行に出かけました。本家の長男である私にもいの一番さそいがありましたが、あいにく半年前から予定が積んでいて私たち夫婦は参加することが叶いませんでした。ビールの差し入れをしてお茶を濁しましたが、旅先で私たちの話が話題になったものと思われます。まあ加齢とともに徐々に高度を下げて家族や親類との付き合いをしたいと思っています。


  「気がつけば 人は来るけど 家族など ほったらかしで 牧場繁栄」

  「いいわねえ かまど小屋みて 納得す 妻の一言 何より安堵」

  「穏やかな 秋の半日 牧場で 楽しく過ごす 幸せ気分」

  「このかまど 今度はご飯 炊き食べよ 注文つけて 牧場後にす」

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