shin-1さんの日記

○この歳になって合唱隊とは

 「年輪塾朝フル合唱隊」というまだ産声を上げていない集団に参加しょうとしている人たちの生の声が、私のメールにどんどん入って、ネット上が騒がしくなっています。音楽が苦手な私としては参加したくても楽譜も読めず、ましてや美声の持ち主でもないため未だに躊躇しています。しかし私の独学で始めたまやかしのハーモニカを聞いた人たちは、私のハーモニカの技術を過信し、勝手に私を伴奏者に仕立て上げて、どんどんスケジュールを進めているのです。何とか断る理由をと思っていた矢先、今度は年輪塾塾頭の清水さんから楽譜とCDが届き、更には私の携帯へ「近々若松さんの家で音合わせをしたい」旨のメールが入り、とんでもない方向へ進んでいることを実感しながらビクビク日々を暮らしているのです。

 北海道行きと埼玉行きという私にとっては大事な仕事も一応一段落し、少し余裕ができたので台風一過のこともあって、今朝初めて清水さんから送られてきたCDをまじまじと聞きました。一昨日浜田さんが夕方やって来て、CDは聞きましたが一人で聞いたのは初めてなのです。

若松進一ブログ

 音楽に無頓着な私は清水さんが推奨する笠木透さんというアーティストも知りませんでした。今回の課題曲になっている「私の子供たちへ」という曲を聞くのも見るのも初めてなので、どちらかというと童謡や歌謡曲、それにフォークソングの一部しか知らない私には心地よい響きの曲ではあるのですが、さっぱり歌えないのです。これでは足手まといになるだろうからお断りをしようと思っている矢先の先ほど、清水さんから電話が入り、「10月19日の夜6時30分からわが家の煙会所で練習をする」ことで押し切られてしまいました。

 「さあどうする若松進一」、いやあ困りました。早速CDをパソコンで呼び出し、とりあえず歌ってみました。てんでだめです。そこで木になるカバンからハーモニカを取り出し、AとAm二本のハーモニカからAを選んで吹いてみました。中々上手く吹けません。困った困った藤田まこと、しまったしまった島倉千代子です。

若松進一ブログ

 私がハーモニカを吹いていると、玄関でチャイムが聞こえました。近所のおじさんが栗を持ってきてくれたのです。私のハーモニカを聞いたのか「優雅ですなあ」と皮肉交じりに言葉を残し帰って行きました。心を入れ替えてハーモニカを吹いていると、今度は親父が書斎の窓越しにその音を聞きつけ、何処かへ行ったと思っているわが息子が何とハーモニカを吹いているのですから驚いて、なにごとかと部屋の中を見つめていましたが、そのうち立ち去りました。

 まあこんなドタバタな朝を迎えていますが、それでも楽譜も読めないのに楽譜を見ながらCDを聴いていると、まあ音だけは出るようになりました

若松進一ブログ

(10月1日のお月さま)


 私は得意ではありませんが、自分のハーモニカのレパートリーの中から「月の沙漠」をAmのハーモニカを選んで吹きました。これはもうピカイチでいい音色が書斎いっぱいに広がり何とも爽やかな気持ちになりました。

 19日まではまだ時間がるので少しだけでも毎日吹いて練習しようと思っています。それでもだめなら19日に合唱隊の演奏から外れようと決意した朝でした。

  「いつの間に 私もメンバー 合唱隊 自信もなくて 一喜一憂」

  「優雅だな 近所おじさん いきなりに 音色を聴いて 呆れて帰る」

  「何してる 窓の外から 親父さん 耳が遠いと いいつつ聞こえ」

  「この歳に なって大恥 かくかもと 覚悟を決めて ハーモニカ吹く」  

 

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○金銭教育指定校指導訪問

 子どもたちが保育園児や小学生の頃は妻が通い、高校生になると私が通った保育園や学校も、子どもたちが成長して社会人になると遠遠くなるものです。しかし私の場合は小学校・中学校・高校の学校評議員などを続けてしているため、この歳になっても一定の間隔で年に何度か学校という場所へ出かけるし、PTAなどの講演会にも招かれるので、ダントツに学校と縁の深い男だと自負しています。

 私は日本銀行松山支店内にある愛媛県金融区報委員会の金融広報アドバイザーを、30年を超えてやっていますが、ここの事業として実践地区と金銭教育研究校という制度があって、地区と研究校をそれぞれのアドバイザーが担当して指導するようになっているのです。その中で私は研究校を2つ持っていて、今治市大西小学校と八幡浜市宮内幼稚園を担当しているのです。

若松進一ブログ
(台風一過の星の浦公園と瀬戸内海)
若松進一ブログ

 宮内幼稚園はこの2年間、立ち上げからずっと面倒を見ているので先生や保護者とすっかり馴染みとなっていますが、大西小学校は今年初めて担当したので、様子が全然分らぬまま、昨日指導訪問に出かけました。

 大西町は高齢者講演会など何度も訪れているし、年輪塾ネットの大河内さんが住んでいる地域なのでよく知っていますが、大西小学校はどこにあるのかも知らぬまま、「多分あの辺だろう」と当てずっぽで行くことにしたのです。大西町に入ると星の浦公園という道の駅に似たような場所があります。いつも散閑として休まる雰囲気がいいので、ここでトイレ休憩をして少し休みました。

 車が新しくなったため搭載のカーナビはまだ使いこなすことができません。幸い少し時間があったのでカーナビをいじくってみました。電話番号も分らないので文字入力して大西小学校を見つけました。しかしそこを目的地にすることができず、場所的に理解できたので検討をつけて移りつつある現在地を走りました。


若松進一ブログ
(大西小学校校庭の懐かしい教え)
若松進一ブログ

 学校前の道は狭いためか一方通行の矢印が出ていました。学校の正門近くに行くと教頭先生が駐車場まで出迎えにやってきて案内してくれました。500人規模の1町1小学校の比較的大きな学校だけあって、終業前の掃除時間でしたが元気な子どもたちが挨拶をして出迎えてくれました。

 県教委の指導主事さん2名、それに金融広報委員会の山下さんとともに研究事業を参観しました。僅か45分の授業でしたが、前もって送られてきていた教案に沿って授業が行われましたが、10年経験のベテラン先生だけあって素晴らしい授業を子どもとともに展開してくれました。

 参観後は全員の先生が図書室に集まり、授業の感想を述べあいました。私も他の3人とともに参加して、感想や指導意見を述べさせてもらいました。私はどちらかというと社会教育の世界で生きてきた人間なので門外感な話しをしてしまいましたが、指導主事さんの話も先生たちの話もとても参考になりました。

 帰りは委員会の山下さんとご一緒して、日ごろの話に花を咲かせながらドライブをしましたが、夕闇せまる台風一過の吹き戻しの風を流れる雲や波立つ海で感じながら、さらには台風情報をカーラジオで聞きながら午後6時近くにわが家へ帰ってきました。


若松進一ブログ
(研究授業と研究協議)
若松進一ブログ

  「流れ雲 波のざわめき 見るにつけ 台風被害 なくてホッとす」

  「今頃は 友人何を してるかな 思い馳せつつ 車走らせ」

  「学校の 先生前に 門外の 私感想 言えと言うから言う」

  「この歳に なっても反省 しきりなり 終業足らぬと 自分戒め」

[ この記事をシェアする ]