人間牧場

〇孫希心の卒業式

 新型コロナウイルスの影響で危ぶまれていた孫希心の卒業式が、規模を縮小して昨日行われました。本来なら学校評議員をしている私も出席する予定でしたが、出席することも叶わず、PTA副会長をしている父親と母親、それに在校生の孫奏心が立ち会いました。

卒業式に出かける前、私の書斎にあいさつに来てくれましたが、黄色い帽子を被り、半ズボンで登校するのもこれで最後だと思うと何だか寂しく、それでいて中学生になることへの期待感もあって、少しの時間育爺としての蘊蓄を語ってやりました。

昨日は卒業式から帰った孫希心に、「どうだった?」と尋ねると、「めちゃ緊張した!!」そうでした。由並小学校の卒業生は僅か12人です。卒業証書も小規模校ゆえに校長先生から一人ひとり手渡されたそうで、思い出に残る卒業式だったようです。

昨晩は、若嫁が仕事から帰る途中、卒業祝いのため握り鮨を沢山買って来て、ささやかながら私たち夫婦も参加し、家族で孫希心の卒業をお祝いしました。小学生ながらいつの間にか私の背を抜かれるほど大きくなった孫希心は、間もなく真新しい学生服に身を包み、カバンを背負う双海中学校の生徒になります。

「小学校 卒業式も 危ぶまれ どうなることか 心配したが」

「めちゃ緊張 したと心境 吐露をする 孫の希心も いよいよ中学」

「いつの間に 小学ながら わが背抜く ウドの大木 ならぬようにと」

「鮨囲み ささやかながら お祝いの 小宴われら 夫婦も参加」

 

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