人間牧場

〇おタヌキ様

 タヌキと言えば八百八狸や狸饅頭・狸蕎麦など、キツネとともに私たち人間に何かと馴染みの深い動物ですが、夜行性のため日ごろ目にすることは殆どなく、その実態は殆ど知られていません。実態は信楽焼の大きなお腹を突き出した狸の置物や、漫画に出てくる狸のユーモラスな姿とは全く別物なのです。

檻カゴに入ったおタヌキ様

タヌキは農業をやる人にとっては、イノシシ、カラス、猿、ハクビシン、鹿とともに農作物を食い荒らす有害鳥獣の仲間で、その被害に遭っている人は数限りなく、かく言う私も痛い目に何度もあっていますが、その被害が夜間に集中しているので、この被害がどの動物の仕業なのかは謎のままで、多分思い込みのため濡れ衣を着せられている動物もいるようです。

 昨日鬼北町に住む元地域おこし協力隊の久保さんが息子に会いに、檻で捕まえたというタヌキを持ってやって来ました。息子から聞けば久保さんは帯広畜産大学を卒業している動物のスペシャリストで、時々facebookでその蘊蓄を拝見していますが、車から降ろしたタヌキを見て孫たちは大喜びで、早速タヌキの入った金網籠を囲み菓子類を餌に与え、ワイワイガヤガヤ騒いでいました。

 息子も孫も多分飼いたいと思っているようで、勿論私も飼ってみたい気もしましたが、野生のタヌキは気性も荒く、時折人間を威嚇するように身構える場面も見られ、もし近所の子どもたちが噛まれたら大変だと思い、持ち帰ることをお願いしたようです。この頃のタヌキは毛もふさふさと冬毛に生え替り、とても愛くるしい姿をしていました。

「まざまざと 見る事余り ないもので 金網檻の タヌキまざまざ」

「愛くるしい 顔をしている 檻タヌキ 雑食性の 有害鳥獣」

「飼いたいが 子どもに危害 心配で 飼えない訳を 言い訳ボソボソ」

「人間は 夜は寝るもの 動物は 昼は寝るもの 夜に暗躍」

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