人間牧場

〇アオリイカが届きました

 先日息子の同級生で漁師をしている和田さんが、立派なアオリイカをわが家まで届けてくれました。和田さんは共栄網に所属していますが、イワシやちりめんを取らないオフシーズンは、サワラ流し網などをしていて、時々大きな鰆も届けてくれるのです。

和田さんが届けてくれたアオリイカ

 この日は仲間と一緒に叩き網に出かけたようで、届いたまだ生きているアオリイカはそれは立派な代物でした。私が丁度居合わせたため若嫁に頼まれ、イカ墨をつぶさないよう慎重に、外の台所で頭と胴体を外して包丁を入れましたが、新鮮過ぎて皮を剥くのに時間がかかりました。

 アオリイカの特徴は広げると円形になるような大きな耳と呼ぶ羽根がついています。耳だけでも何人分もの刺身になる程の大きさでした。粗調理が終わって若嫁に手渡すと、半分を私たち夫婦にくれました。刺身はモチモチ感があってとても美味しく食べました。

アオリイカは漢字で「障泥烏賊」と書きます。この時期になると産卵のため浅瀬にやって来て産卵をしますが、アオリイカの卵にはバクテリアがあって他の魚が嫌がるため、卵を食べられることはないと、水産高校在学中に教わった記憶が蘇ってきました。

「アオリイカ 息子の親友 わが家まで 届けてくれて 早速調理」

「墨袋 潰さないよう 注意して 粗調理する 外台所」

「モチモチの 食感最高 アオリイカ お陰様にて 美食味わう」

「障泥烏賊 この時期浅瀬 産卵に 叩き網にて 捕獲裾分け」

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