人間牧場

〇鯱の鬼瓦をいただきました(その2)

 鯱といえば名古屋城の金の鯱が有名ですが、日本家屋の屋根にも立派な粘土瓦の鯱をつけている民家を時々見かけます。それらは瓦の産地には鬼師と呼ばれる瓦職人がいて、様々な道具物を作っているようですが、最近は防災上屋根を軽くする現代的な家が増え、いぶし銀と呼ばれる粘土瓦を使ったり、職人芸の道具類を使う家は随分減ってきているようです。

名工が作った鯱瓦
家紋瓦

 かく言うわが家も新築して45年が経った古民家風な家で、長い土塀を含めると沢山の粘土瓦を使っていて、そこここに派手さはありませんが、色々な道具類が使われています。今回大石さんからいただいた鯱は菊間瓦の産地で鬼師として活躍した大石さんの同級生が作ったもののようで、魔除けに相応しい凄い顔をした鯱で、いつかは手に入れたかったものだけにラッキーでした。

さてこの鯱瓦を海舟館のどの辺りに置いて保存するか、思案のしどころのようです。大石さんはこの他にもギャラリーに展示している横に長い瓦のレリーフも欲しければ差し上げると言ってくれましたが、はてさて欲しいけれど貰ってもどこへ設置するか、首を傾げています。

 昨日鯱をいただいたついでに他の瓦類と香炉もいただきました。長い間屋外の風雨に晒されていたので汚れていたのを帰宅して水洗いして、雑巾タオルで綺麗に拭き水気を取りました。親父が存命中だったらさぞ喜ぶのにと思いながら、親父と同じような趣味を持ち、同じような夢を膨らませている自分の姿に、思わず笑ってしまいました。

「鯱の 瓦道具を 貰い受け 軽四荷台 積んで自宅へ」

「香炉まで ついでにどうぞと いただきぬ 骨董品に 思わずにっこり」

「もし親父 生きてたならば 喜んで 磨いてお宝 仕上げたろうに」

「海舟館 収蔵品が また一つ 増えて喜び 増えて困った」

 

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