人間牧場

〇目にも鮮やかなケイトウの花

 わが家の庭は田舎ゆえとてつもなく広く、そのことが災いして、夏になると雑草が至る所に生え、除草剤を撒かないという強い信念?みたいなことを堅持しているため、草引き作業が頭を悩ませています。中庭は息子たち家族が草引きを分担していますが、その他は伝統的に祖母、母、妻と歴代の女性が担っていますが、それでも追いつかないため私も手助け程度をしています。

こぼれ種から育ったケイトウの花

広いと庭のあちこちに日日草や箒草、ケイトウの花などのこぼれ種が、蒔いたつもりもないのに落ちて芽を出し、それなりの花を咲かせてくれるのです。妻はそれらの苗をプランターに移植して、「蒔いた種は中々育たないのに、落ちた種はどうしてこんなに元気なの?」と、ブツブツ言いながら朝晩水をやって育てています。

数日前からその野良生えのケイトウの花が咲き始めました。このところグリーンカーテンのつもりで植えた、朝顔の花に目が移り気味でしたが、よ~く見るとケイトウの花も味わい深い色をしています。昨日何気なくタブレットで写真を一枚撮りましたが、この写真がパソコン内で勝手に加工され、目の覚めるような配色になっていて驚きました。

 私は顔に似合わず花が大好きで、これまでにも菜の花や酔芙蓉の花、ツワブキの花、水仙の花、アジサイの花、桜の花などに想いを寄せて、町内の至る所に植えたり育てたりしてきましたが、やっとそれなりに花を咲かせるようになりました。ケイトウの花を見ながらもうひと踏ん張り頑張ろうと思いました。

「庭広く 夏は雑草 あちこちに 生えて引き抜く 妻は大変」

 「除草剤 やらぬ方針 貫いて やせ我慢する ゆえにしんどい」

 「こぼれ種 あちこち落ちて 花が咲く これもまたよし 花を楽しむ」

 「こんな色? いつの間にやら タブレット 自然に加工 それは見事に」

ちなみに私の撮った写真はこの色でした
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