人間牧場

〇お伊勢参り

 「伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ・・・」といわれる伊勢神宮へ、念願叶ってお詣りすることができました。前回尾鷲に講演に出かけた時も、近くの高校生レストランで有名な多気町へ講演に出かけた時も、ニアミスって感じでお伊勢さんには立ち寄れなかったし、わが町の氏神様天一稲荷神社の氏子総代をしている時の参拝機会も、残念ながら仕事で時機を逸していただけに、嬉しい50年ぶりの参拝となりました。

いざ内宮へ
鳥居をくぐり橋を渡って内宮へ
本殿前にて
神宮前の賑わい
おかげ横丁の古い芝居小屋

伊勢神宮は20年に一度遷宮されるという別格な神宮で、内宮外宮の区別もつかぬほど広大な敷地がありますが、今回は松阪市飯南町の中村さんのガイド付き案内だったので、とてもラッキーな参拝でした。鳥居をくぐって川にかかった橋を渡り、玉砂利を踏んで内神宮の聖域に入りましたが、平日の夕暮れだというのにひっきりなしに参拝客が往来していました。無事本殿に参拝することができて心を洗われ、清々しい気持ちになりました。

 50年前伊勢神宮にお参りした時の私は、双海町青年団長として青年団の南紀・伊勢研修旅行を引率していました。確かまだ独身で願い事は遠い昔のことゆえもう忘れてしまいましたが、本殿に向かって「素敵な女性と結婚できますように」と手を合わせたに違いありません。その通り3年後に素敵な?わが妻と昭和46年に結婚し、4人の子宝にも恵まれ45年が経ちました。既に老域に達していているため欲も高い望みもありませんが、家内安全と日々の健康を、深々と頭を下げて祈りました。

「50年 一昔前 参拝す 結婚したい 祈った通り」

 「50年 今も昔も 変わらない 神域玉砂利 踏みしめながら」

 「50年 色々あった 今がある これから先も 平穏無事に」

 「50年 後には私 この世には いないはずです ゆえにしっかり」

 

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