人間牧場

〇人間牧場へ地域おこし協力隊がやって来ました

 先日中予地方局の前神さんから、「25日に総務省の若松さんを知っている人が愛媛にやって来るので、人間牧場へお邪魔したいのですがいかが?」と連絡を受けました。この日はさしたる急ぎの用事もないので、「何をしにくるの?」とも聞かず、「いいですよ、いらっしゃい」と阿吽でOKしました。「内子から回るので若干時間が前後します」と言う言葉に、少し昔のことを思い出しました。私のやったまちづくりが少しずつ形になり始めた頃、急に視察が多くなった時期キがありましたが、それは「松山から1時間圏内の有名な内子へ来たついでに双海町へやって来る」のだと分ったのです。ゆえに私は視察の以来が電話である度に、「あなたは内子へ来たついでに双海町へ来るのですか?」と問いただして相手を困らせていました。相手は笑いながら双海町へ行くついでに内子へ行きます」と答えてくれました。

人間牧場へやって来た地域おこし協力隊

人間牧場へやって来た地域おこし協力隊

 内子が先か双海が先かはどっちでもいいことなのですが、最近は双海町を第一視察目的地に選んで来る人も随分増えてきました。今回の総務省の方は果たしてどっちだったのでしょうか?。
 前神さんと松本さん、それに市役所の担当の方が同行した一行は双海町の地域おこし協力隊の冨田さん、本多さん、伊予市、中山の地域おこし協力隊のメンバー4人でした。10分ばかり遅れて到着しましたが、主目的は地域おこし協力隊の活動状況と今後のあり方を現地で聞き取り調査することのようでした。
 私は1時間前にストーブに火を入れ部屋を暖かくして対応しましたが、地域おこし協力隊の置かれている立場も微妙で、三年間という縛りの中では中々いい方向が見出せないし、任期が終る3年後の定住や自立となると、これまた大きなテーマのようでした。

 平成の大合併で双海町という自治体がなくなって早くも10年目を迎えようとしています。合併時に描いた新しい街への期待は裏切られ、むしろ地域は縮む社会へと移行しています。10年前の活気を取り戻すことはもう不可能ですが、何とかしなければ地域は消え行く運命にあるようです。求められて最後に私の持論であるまちづくり会社の設立に向けて、少しだけお話をさせてもらいましたが、行政の方向が見えてこないジレンマも感じながら、このまま右肩が下がって行くような一抹の寂しさを拭うことはできないのです。
 よそ者といわれる地域おこし協力隊の人は存分な働きをして、私たち土着の馬鹿者にいい刺激を与えてくれています。もう間もなく任務が終る冨田さんの、来年からの身の振り方も気になるところです。

  「開いてるかい? 開いてますよと 返事して 迎える準備 ストーブ火を入れ」

  「何をしに 来るか分らず まあいいか 来てみて分る お粗末私」

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