人間牧場

〇人間牧場に秋がやって来ました

 このところの時ならぬ寒波がやって来て、気候は一気に冬モードとなり、気の早いせっかちな街中には、クリスマスツリーやイルミネーションが飾られているようですが、私たちの周りの景色は紅葉も進んでおらず、秋はまだまだこれからでも十分楽しむことができるのです。
 昨日人間牧場で小さな秋を2つ見つけました。その一つはブルーベリーの目の覚めるような紅葉です。年限牧場には20本ほどブルーベリーを植えていますが、強酸性を好むブルーベリーを露地で栽培するのは難しいようで、早く大きくなって欲しいと思う心とは裏腹に、中々育ってくれないのです。人間にも育ちがいい人と悪い人があるように、ブルべりーにも時にはその土地に順応して育つ木もあるようで、蜜蜂の巣箱を置いている直ぐ脇の一本は、もう私の背をしのぐ勢いで伸び続け、今年も有に3kgの大粒の実をつけ、家族を大いに喜ばせてくれました。

ブルーベリーの紅葉

ブルーベリーの紅葉

 この木の葉っぱがこのところの冷え込みで色づき始め、綺麗に紅葉しているのです。双海町は冬場北西の季節風が強い地域なので、間もなくその風で葉っぱを落とすのでしょうが、昨日の時点では見応えのある美しさでした。人間牧場には周囲にかなり大きなハゼの木があって、毎年見事な紅葉を見せてくれますが、ハゼの紅葉はまだ3分程度の色づきなので、今年も私だけのとっておきの紅葉として、大いに楽しみたいと思っています。
 もう一つはススキです。9年前この地に人間牧場を造ることを思いついた時には沢山のススキの株立ちがありましたが、邪魔だったので全て撤去したものの、一株だけは下に見えるお墓を少し隠す意味で残しておきました。この株は春が来る頃草刈機で丸坊主に刈り込むのですが、その後新芽が出て夏の緑を作り、やがて秋が始まる頃になるとススキの穂が沢山出て、丁度名月の頃秋を見事に演出してくれるのです。これから秋が深まればススキは次第に枯れますが、枯れススキの風情もまた一趣なのです。

まるで花瓶に差したような見事なススキ

まるで花瓶に差したような見事なススキ

 日本は四季の国です。にもかかわらず日々の暮らしにあくせくとして、ややもするとこんなに身近にある四季の彩を感じぬまま、明日や明後日を夢見て暮らすのです。人はどうであれ老域を迎えつつある私は、四季の「今」という一瞬の移ろいを感じたり、それを記録に留めたいと思っています。
 ススキが風になびく姿も風情があります。肌を撫でる秋風は冷たいと感じる程度ですが、風になびくススキはまさに花鳥風月で、そこに夕日が沈んだりすると、ハーモニカでも吹きたくなる心境なのです。
 太陽の光も少し弱々しくなって、日陰は少し肌寒い感じがします。でも昨日は戸外で農作業をしたお陰で存分に汗をかきました。

 

 

 

 

 

 

  「そこここに 小さいけれど 秋見つけ 一人楽しむ 少し余裕か」

  「晩秋は どこか寂しい 気もするが 冬の準備で どこか忙しく」

  「暑い夏 沢山つけた 実を食べて 秋は紅葉 二度も楽しむ」

  「背もたれに 寝そべり青い 空を見る 行く雲長閑 ついウトウト」 

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