人間牧場

投稿者: | 2013年9月10日

〇先月の五行歌会

 そこここに人恋しい、秋の気配を感じるようになりましたが、先日松山五行歌会代表の見山あつこさんからぬくぬく通信が届きました。いつものことながら忙しさにかまけ、欠席歌を送ったことすらすっかり忘れていて、一瞬どんな歌を送ったのか思い出せませんでした。先月の私の歌は相変わらずの駄作ながら、16番にエントリーされて、嬉しくも久々に赤文字で「二席」となっていました。一度だけ一席をいただいたことがありますが、私にとってはそれ以来のほんの小さな小さな快挙です(笑い)。二席になった私の先月の歌は次のとおりです。

  この家の
  畳の上で
  死にたいと
  親父真顔で
  私に話す

 ☆印の講評欄には次のような批評が書かれていて一読、納得してしまいました。
 ☆多くの場合、最後は病院のベッドの上でというのが今の現実、家で家族に看取られて最期を迎えたいというお父さま願い、叶うといいですね。「畳の上で死にたい」という言葉で、施設の方がベッドの上に畳を敷いてあげた!という笑い話のようなエピソードもあるとか、「終活」や「エンディングノート」といった言葉に、心揺さぶらされる世代には、他人ごととは思えない歌の内容です。

 ちなみに出席歌の一席は見山あつこさんの次の歌でした。さすが視点が違いますね。
  缶ビールの空き缶に
  ナデシコ一輪
  挿してある
  男所帯の
  そこだけピンク

 ちなみに欠席歌の一席は堀口路傍さんの次の歌でした。
  こどもたちのみらい
  なんて
  明るい響き
  虹色の
  音符が跳ねる

  「久々に 二席の朱文字 目に入る 駄作ながらも 入選嬉し」

  「何しても そこここ奥は 深いな~と 納得しつつ 人の歌読む」

  「気がつけば 親父素材の 歌多い 自分人生 重ねて哀れ」

  「今日辺り 次の駄作を 作ろうと 思っているが 直ぐに忘れる」