人間牧場主

投稿者: | 2013年8月3日

〇戻ってきた一枚のハガキ

 先日愛媛県金融広報委員会から頼まれて、大洲市立平野小学校の6年生にお話しに行きました。僅か50分の講演でしたが、実に楽しい授業でした。何よりも嬉しかったのは26人全ての児童が後日カモメールの暑中見舞い用のハガキにて、感想を寄せてくれたことです。早速私は26人の児童にハガキを書きました。書いたといっても多少忙しかったことを理由にズルをして、夕焼けトロッコ列車に乗った時撮影した7月24日の、双海の夕日を絵葉書風にあしらい、ショートなメッセージをパソコンで入れて全員共通のハガキを出したのです。多分届いているだろうと郵便局を信じていました。

戻ってきたハガキ

戻ってきたハガキ

 ところが、数日後一枚だけ宛名が不完全で配達できません」と、赤インクの横文字スタンプが押されて手元に戻ってきました。そういえば他の児童は番地まではっきり書いていたのに、この児童だけは大洲市平野町だけでした。そんなに広い都会でもないので届くだろうと鷹を食っていましたが、やはり大洲の郵便局は都会だったようです。
 どうしたものかと思案していたら、先日亀本さんの紹介で大洲市役所の森岡さんが、私の自費出版している「夕やけ徒然草」という本を分けて欲しいと、わが家まで取りに来られました。森岡さんの自宅は大洲市平野町なので、迷惑ながら調べてほしいと頼みました。森岡さんは明くる日から東京へ出張中だったにもかかわらず、律儀にも出張先の東京からその子どもの住所を調べ、昨日電話をかけてくれました。

 聞けばこの子どもは双子らしく、兄弟の一方には私の書いたハガキが届いているので、このままほおっておくと、双子のもう一人の子どもを悲しませることになったようなので、結果的には森岡さんに相談して遅ればせながら番地まで調べてハガキを出せたことで、少しホッとしているところです。その子どもには全て手書きでハガキを書きました。何故ハガキの到着が遅れたのかも、相手を傷つけないように気配りをして書きましたが、いやはや随分遠回りをしてしまいました。私は毎日ハガキを書いていますが、子どもから来るハガキも多いので、子どもにハガキを出すことも多いのです。子どもから来るハガキは殆どみんな鉛筆で書いています。でも嬉しい反応に一喜一憂しながら、ハガキのやり取りをしています。

  「講演で 出かけた学校 児童から ハガキ続々 汗かき対応」

  「都会でも ないと思しき 大洲から 住所不備だと ハガキ戻りぬ」

  「友だちに 住所調べを 依頼する わざわざ東京 電話連絡」

  「子どもゆえ 心に傷を つけぬよう 気配り書いて ポスト投函」