shin-1さんの日記

○島根県益田市へ

 今朝は早起きして島根県益田市へ講演に向かいます。松山観光港から船に乗り、広島県宇品港に着くと真砂公民館の大庭館長さんたちがわざわざ遠路迎えに来てくれるのです。さあ心を引き締めて出発です。帰りは多分遅くなることでしょう。御用の方は明日にするか私の携帯電話へご連絡下さい。それでは行って来ます。

 こんな書き込みをして益田へ出かけました。このところ中国地方へ行く機会が多く今年に入ってから島根県雲南市、岡山県倉敷市、広島県広島市、広島県三次市、広島県尾道市、今回は島根県益田市と続き、今週末の日曜日には広島県尾道市へ行く予定なのです。


 私が県外へ行く場合のその殆どは、講演依頼を受けて出かけるため、どちらかというと行政がらみが多いのですが対応もまちまちで、「お金がないから来てくれないか」といわれることがよくあるのです。リタイアして年金暮らしをしている私なので、旅費さえいただければと、一も二もなく相手の懐を察知して出かけるようにしていますが、旅費さえも出せない所だってあるのです。

 何年か前ある人から、「お金がないのでお米一俵で講演をして欲しい」と頼まれたことがあります。私はむしろその申し出を受け入れ喜んで出かけました。律儀にもその人は一俵を半分ずつに分けて二回、遠いわが家へ運んでくれましたが、その思い出は忘れることが出来ず、今も心を許したお付き合いをしているのです。

 私の話は値段があってないようなもので、米一俵という値打ちの時もあれば、市内講師ゆえに3千円の時だってありますが、金額が安いからといって手を抜くことは許されないので、一生懸命お話をしています。最近はデジタル時代を反映してインターネットで講演依頼されることが増えてきました。ゆえに私の経歴や文章などをインターネットで見聞きしているため、説明しなくてもいいので大助かりです。

 リタイアして6年があっという間に過ぎ去りました。それでも私の元へは相変わらず講演依頼が沢山あるため、学習や実践によって話芸を磨く修行もしっかりとしなければなりません。またリタイアしてもそれらの人間関係をしっかりと保たなければなりません。そのようにしてそれ相応の進化をしなければいい話は出来ないのです。

 リタイア後5年と定めていた講演活動や目標進化も、もう少し続けなければなるまいと、心に新たな意欲を呼び起こそうとしているこのごろです。


  「講演料 幾らと聞かれ 口つむぐ そちら任せと 言わざる得ずに」

  「米一俵 これでやってと 依頼され 講演やった あれは懐かし」

  「いい人が できたと違う? 言うような 疑いの目で 見られ四~五回」

  「今頃は インターネットで 来てくれと メールが入り 相手分からず」

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