shin-1さんの日記

○楽しかった現役との交流呑み会

 現役を引退すると現役との間に微妙なずれが生じ、その関係は加速度的に遠のいて行きます。したがって余程お互いが気配りしないとお互いのコミュニケーションが取れないようです。私のようにリタイアしていながら日常茶飯事のように現役の人たちと現役時代以上の付き合いをしていても、現役組は冷たいと感じるのですから、リタイアして現役と無関係になった人たちや、社会活動をしない人たちは殊更強く感じることでしょう。

shin-1さんの日記

 由並小学校で先生をしている中尾先生は私が教育委員会に勤めていた時、派遣社会教育主事として一緒に仕事をした間柄です。先生は派遣期間が終って現場復帰後間もなくオーストリアのウィーンにある日本人学校へ3年間家族とともに赴任し、昨年のこのごろ帰国して古巣の由並小学校へ再び復帰して教壇に立っています。その間私は市町村合併と定年が重なり、多分人以上に溝は深まり音信不通になるはずでした。

 ところが彼は帰国後すぐに史談会の事務局長に復帰して一緒に活動するようになったばかりか、学校の学校外活動にも積極的に関わり、武田校長先生が今年度赴任してこられたこともあって、私との関係は見事に復活し、市役所に勤める同級生の松本さんの仲立ちが輪をかけて、公私共に深いご縁をいただいているのです。そんな中尾先生からみんなで酒でも飲もうと誘われ、一も二もなく参加することにしました。

 昨日の夜、伊予市役所の近くの「まき」という居酒屋に集まりました。季節はずれの感はありましたが、寒さがぶり返したためふぐ刺し、ふぐ鍋、ふぐ雑炊というふぐ三昧の料理もとても楽しみでした。しかしそれ以上に武田校長先生はじめ6人の先生や、同席した公民館の宮栄館長さん、赤石主事さんたち子ども教室関係者も加わって、まあ楽しくて実のある呑み会となりました。

 昨日は日本列島が地震観測史上最高レベルのマグニチュード8.8という超大型地震に見舞われ、各地に大きな被害をもたらしたため、災害対策本部が設置され松本さんは職場待機となって残念ながら参加できませんでしたが、2時間余りの飲み会は次の機会を予感させましたし、飲み屋の女将が私の顔を覚えていて、フルネームで呼んでくれた事も手伝って、近々松本さんの残念会をしなければならないようです。

 何はともあれ、現役組と私一人のリタイア組の付き合いは首の皮一枚で繋がることになりました。私も由並小学校の学校評議員をしていますが、その役割もそろそろ任期が終わりなので少し出会いが遠のきつつも、いささかお役に立ちたいと思いながらお開きの後、呑み助の宮栄館長を残し、赤石さんと二人で夜の道を一次会で帰ってきました。

  「ふぐ三昧 何とも贅沢 料理にて 現役組と 楽し呑み会」

  「若松さん お元気でした はい元気 交わす言葉が 何とも嬉し」

  「地震あり 職場待機の 友不在 それでもみんな 楽しく語る」

  「地震あり 悲しいけれど メモリアル 多分毎年 思い出すだろう」

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