shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年2月22日

○菜の花が咲きました

 昨日は人間牧場へ行った帰りに、余りの美しさに見とれて閏住の菜の花畑へ立ち寄りました。昨日あたりからまだ寒いものの少し外気温度が和らいで、春の兆しを感じるようになりました。そのせいでしょうか家族連れや夫婦連れ、友だち連れなどがひっきりなしに菜の花畑へやって来て花見を楽しんでいるようです。

 菜の花畑の近くに小さな「くじら」というお店があります。じつはこのお店は私の妹のお店なのです。「瞬きすると通り過ぎてしまう」と笑い話のネタにしてる小さな店は妹みゆきと妹の同級生の通称「チーちゃん」という中年の可愛い?女性二人で営業しています。開業してもう10年近くになるのですが、赤字で首が回らないこともなく、大儲けをするでもなく細々とやっています。


 私は人間牧場へ行く度このお店に立ち寄っては取り留めのない四方山話に花を咲かせるのです。時にはシーサイド公園で商売をした経験を話してやったりしますが、やはり兄弟姉妹はいいもので、私の話にメモを取ったりしながら熱心に話しを聞いてくれるのです。

 妹の話によると今年の冬はことの他寒く、水仙も菜の花も遅れ気味で、客の動きがいまいちだというのです。このお店のように、車の通行や花の咲き具合、それに土日の天候に左右される所は自分達の努力だけではいかんともし難たい幾つもの外部要件が有るようです。

 国の発表によると景気は史上最も長い好景気だといっていますが、地方の景気などはそれとはまったく正反対で、公共事業の減少がもろに響き、市町村合併が追い討ちをかけて地域を疲弊させているのです。私たちの町でも10社を上回っていた土木業者も合い次いで倒産し、下灘地区にあった4社は全て倒産の憂き目に合いましたし、農林漁業も先行きが見えてこず、原油の高騰でハウスみかんを断念する農家、漁船で出漁しても重油が高く引き合いにならない漁家など、水面下では様々な苦悩が漂っているのです。

 早いもので合併して間もなく3年が過ぎようとしています。少子化で学校の統合など地域社会が縮小傾向にある中で、高齢化を反映して高齢者施設だけは拡大の傾向にあります。何がどうなっているのか、何がどうなろうとしているのか、混沌とした時代の中で行政サービスは次第に遠のいていると実感しつつも、税金などは相変わらず高いと実感しています。

 それでも、私たちが始めた菜の花がもう20年近くもこうして地域の人の熱意で咲き続け、多くの人が訪れてくれ、いささかなりとも地域のイメージアップや経済の活性化に役立っているのですから素直に喜ぶべきでしょう。菜の花は他の花に比べどちらかというと手間のかからない花です。植える前の草刈りや野焼きは大変ですが、その後は雑草取りもなく約100日間咲き続けるのです。私も長い間花作りに関わってきましたが、これほど人をひきつける優秀な花は見たことも聞いたこともありません。ましてや早春の春待ち花として人々の心に温かい希望を与えてくれるのです。

 妹のお店はコバンザメ商法で菜の花に随分助けられています。この菜の花に感謝しながらせめて笑顔の花を沢山咲かせて共存共栄の道を進んで欲しいと願っています。

  「妹の お店の近く 咲く花は 菜の花ですよ いやコバンザメ」

  「東京じゃ 景気がいいと いうけれど 地方じゃ逆で 不景気風吹く」

  「菜の花に 負けないだけの 笑顔売れ 妹いつも 笑顔絶やさず」

  「チーちゃんの 笑顔看板 小さ店 寄る度元気 貰って帰る」 

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