shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年2月19日

○木登り

 近頃は私たちが子どもの頃と違って、子どもの遊びが随分変わってきました。巣篭り傾向というように部屋の中で一人でテレビゲームやマンガに熱中することが多いようです。たまに友だちと遊んでも同年代だけで異年齢と遊ぶ機会はかなり少ないようです。これは何も今時の子どもが悪いのではなく、子どもを安全という篭の鳥にしてしまう親や社会が悪いと思うのです。確かに子どもは目の届く部屋野中で遊ばせると安全です。怪我もしないし悪い事だってしないのですが、肉体的にも体力的にも発達著しい子どもにとってそれは決して好ましいことではなく、むしろ発達を阻害したり不平や不満を体内に閉じ込めてしまうのです。子どもには発達段階に応じた育て方があり、こどもも幾つかの反抗期というハードルを越えながら成長して行くのです。その反抗期を経ずに成長すると、大きくなってむしろそのエネルギーを抑圧することが出来ず大きな爆発となってしまうのです。子どもの頃いい子だった子どもが青年になって親まで殺す最近の事件はこの典型といえるでしょう。

 わが家にも外孫ながら5歳の孫がいます。娘の子どもといいながら、娘夫婦の子育て信念があり、私の思い通りに育てることは出来ませんが、せめてわが家に来た時くらいは自然の中で育ててやりたいと、人間牧場に連れ出して様々な経験をさせています。その効果があって虫が大嫌いで悲鳴を上げていた幼児期が全く嘘のように、団子虫やセミ、カマキリ、カエルを追いかけ、まるでペットのように遊びの道具となりました。嬉しい変化に目を細めながら、昨日は小鳥のえさ場を作りバードウォッチングに挑戦中です。

 昨日は人間牧場に孫を連れて行き、木登りをしました。私たちが子どもの頃、木登りは遊びのひとつで器用な子どもはまるでとび職や動物の猿のように大きな木のてっ辺まで登り、枝から枝に渡ってヤマモモなどの木の実を取って遊んでいました。孫にとっては初めての経験なので最初は怖いからいやだと渋っていましたが、そのうち私が登って見せ、低い木から順番に馴れさせながらやっていくと、ついつい面白くなって何度も挑戦し始めました。人間牧場には木登りに格好の柿木や杉の木、大きいのはヤマモモの木が沢山あって、木登りの訓練には最適なのです。

 

 どうですか。あれ程嫌がっていた孫がこんなまるでジャングルジムのような木にも登れるようになって、木の上から写真を撮るようにせがむのです。孫にとっては嬉しい経験だったに違いありません。勿論木登りの途中で枯れ木が折れて低い地面に落ちて擦り傷をしてしまいましたが、これは遊びの勲章でしょう。落ちても自己責任と思ったのでしょうか、「ぼくは落ちても泣かなかった」と強情なところを見せました。帰る頃にはまた木登りがしたいと車の中で盛んに自慢話を話し、親に出会うと「ぶく木登りが出来るようになった」とか、「木から落ちても泣かなかった」とか、体験を話していました。

 これからも安全な冒険をさせてやりたいものです。

  「木登りが 出来たと孫は 大威張り 当たり前だが 当たり前すら」

  「すり傷は 子どもの勲章 なめとけと 俺は古いな 傷テープ貼る」

  「さて次は どんな遊びを 教えるか 孫と一緒に お爺ウキウキ」

  「じいちゃんは 遊びの天才 思ってる 木登り上に 向って拍手」


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