shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年2月18日

○旧肱川町からのお客様

 「今日も寒いですねえ」と朝の挨拶はまず近頃の寒さについて言葉が飛び出します。そのくらい今年の冬は寒さが厳しく、毎日氷点下近くまで冷え込んで、歳を取った人間にこの寒さは骨身に染みるようです。

 今朝も放射冷却現象とかで冷え込み、鳥取ではかなりの積雪があったと報じていましたが、北東の風が強いものの天気は快晴でした。

(旧肱川町からやって来たお客様)

 今日は旧肱川町から公民館の役員さんが10人余り視察研修に来るというので、朝からバタバタしました。この寒さですから、ストーブを焚いて部屋を温めておこうと、8時30分に孫を連れて田舎のオープンカーで人間牧場へ出かけました。今日は視界も抜群で、日ごろ海を見ずに暮らしている人たちですから何はともあれホッとしました。冨永に連れられてやって来た人は総勢12名、几帳面な冨永さんらしく約束した10時きっかりに上の道から歩いて下りてこられました。いかにも穏やかな人徳が偲ばれるような方々ばかりを前に、小一時間お話をし、質疑を交わしました。この人たちは神楽の保存伝承にとり組んでいて、ひょっとしたら水平線の家のウッドデッキで上演したらさぞかし面白かろうにと持ちかけましたら、いい予感の返事が帰って来ました。できれば是非実現させたいものです。この人たちも少子高齢化・過疎化・産業不振の中で、一生懸命生きており、このような交流が地位きを開く原動力になると思いました。今後も交流したいものです。

今日は大変失礼ながら私は孫同伴の研修でした。というのも振り替え休日を利用して昨晩から孫が泊まりに来ているため、孫の世話をしなければならないのです。昨日は娘が友人の結婚式に出席するため一日中子守りで娘宅に出かけて留守をした明くる日なので、少々お疲れモードの妻は昨晩はさすがに疲れたのか、早めに床につきました。私も泊り込みで2日ほど家を開けていたため、残務整理があって何かと気ぜわしいのに、孫の相手は?と思いつつ、下がる目尻で昨晩と今日は孫の世話をする羽目となったのです。昨晩「男どうし」などと嬉しい事を言うものですから一緒の布団に潜り込んで眠るとき、鳥のお話をしてやりました。そして夜が明けると小鳥のために餌を作ってあげようという話になったのです。

 こんな話しをすると自然派の孫は目を輝かせて話しを聞き眠りの世界へ旅立ちました。今朝5時過ぎ、私は起床するためそっと布団を抜け出しました。すると孫はとっさに起きて、「おじいちゃん、小鳥はもう起きたかなあ」というのです。「まだ外が暗いから小鳥さんも寝ているので、朋樹君ももっと寝ない」といっても聞かず、結局は私と一緒に起きてしまいました。身支度を整えた後みかんを2個輪切りにして割り箸に突き刺し、小鳥の餌を作りました。そして孫と二人で書斎の前の掃き出し窓を開けて外に出て、みかんを石に突き刺しました。6時過ぎの外はまだ薄暗く、こんな時間に餌を用意しても来るものかと思いましたが。それでも孫は窓越しに目を凝らして小鳥の来るのを待っていました。やがて食事の準備が出来て一緒にご飯を食べていましたが、小鳥が気になるのかソワソワとして落ちつかないのです。「ご飯はしっかり食べなさい」と注意をしながら食べていましたが、トイレへ行ったついでに外を眺めるとメジロが3匹ゆってきて、早くもみかんの輪切りを啄ばんでいたようです。「おじいいちゃん小鳥がご飯を食べに来ている」と弾んだ声で報告です。「どれどれ」孫に連れられ朝食を休憩してのバードウォッチングと相成りました。

 そのうち妻もやって来てメジロの啄ばみをみんなで観察したのです。

 春先のメジロはウグイス色で色合いも申し分なく、鳴き声こそ聞かなかったもののとてもきれいでした。早速デジカメに納めましたが、写真撮影に成功したこちらの方が興奮する有様でした。

 私たち大人には他愛のない小鳥の話ですが、子どもにとっては夜が寝れないほど、朝早く目が覚めるほどの話なのかと、あらためて子どもの思いや夢の大切さを学びました。孫は人間牧場から帰った後も帰宅の時間まで私の書斎に頻繁に出入りし、母親や叔母を連れて、さも自分のことのように説明をしていました。

  「海を見て 何を思うや 肱川の 源流辺りに 住まいし人々」

「このデッキ 神楽を舞えば 海神も さぞや喜ぶ ことであろうと」

  「少しだけ 小鳥の餌付け 話したら 孫は凄いな 夢まで見てた」

  「メジロ二羽 みかん啄ばむ 庭の隅 間もなく春が 来そうな予感」

 

  

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