shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年11月8日

○三宅島への旅・ルポ⑤

 三宅島はかつて私の親父もこの島周辺海域で漁業を営んだことのある思い出の地です。私の親父は瀬戸内海の漁師でありながら僅か5トンの若吉丸でこの地を目指しました。その行く手には三宅島の灯台の灯りを道しるべとしたに違いありません。


 三宅島で面白い灯台を発見しました。日本でも古い方の部類に当たるというこの灯台は、普通丸い形なのにこの灯台は4角形です。この灯台の灯りを親父が見たかも知れないと思うと無性に懐かしくなりました。灯台は海に働く人々にとって道しるべであり命の灯りなのです。


 PTA大会の会場は周辺離島から沢山の人が集まり、島ならではの一種独特の迫力が感じられました。


 小学校体育館の壇上は綺麗な花で飾られ、素敵にコーディネートされとても話しやすい雰囲気でした。それにもまして参加者と私のフィーリングが合ったのか、会場はPTAの研修会でありながらまちづくりの話に爆笑する場面もあり楽しく楽しく話させてもらいました。後で届いたメールや参加者の声からもその余韻が伝わってきました。特に高橋千香伊豆大島町議会議員さんと佐久間三宅島村会議員さんには沢山のご縁をいただきました。

 講演終了後も時間を割いて村内を回りました。溶岩に埋まった阿古温泉郷のかつての姿と今の姿の対比には胸を打たれました。



 近くに行ってみると学校の鉄筋校舎が2階まで溶岩に埋まってそのままの姿をさらけ出していました。


 明くる日の都合で折り返しの船で三宅島を日帰りの形で後にするため、14時30分の船に乗り込みました。船が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた佐久間議員さんの島人らしい温かさは一生忘れられない思い出です。




 帰りの船旅も快適で、やはり行きと同じように帰りも佐久間議員さんのご配慮で、特1の部屋が用意され、私一人が快適なクルージングを楽しむことが出来ました。




 船上から島影遠く高橋千香議員さんの住むであろう伊豆大島の姿が見えました。

 今回の三宅島への旅は人間性回帰の心洗われる旅になったようです。人は何故生きるのか、人は何故に幸せを求めるのか、人は何故自然と共生せねばならぬのか、まさに自分というもう一人の自分への問いかけの旅でもありました。心を整理してもう一度三宅島を訪ねたいものです。さようなら三宅島。

  「日本も 広いと思う 旅の果て 教えられたる 人の生き方」

  「あの灯り 目指した親父 この海で 糸をたらして 鯛を釣り上げ」

  「遠くなる 島影見やり 思い出の 写真幾つか 再現してみる」

  「短か日を 眠らず動き 焼き付けた 三宅の島や 忘れられない」  

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