人間牧場

〇重量30㎏の土手カボチャ
 映画二宮金次郎の酒蔵上映会以来、すっかり隣町中山のお友だちが増えたわが長男息子は、そのことがきっかけで結成された十彩会という地域づくりグループの活動や集会にも進んで参加しているようで、少なからず影響を受けているようです。

 

 その息子が十彩会のメンバーが育てたという重さ30㎏もある見事な土手カボチャを持ち帰り、玄関先にデンと置きました。わが家へやって来る来客が珍しそうに見たり触ったりしていましたが、息子の話では地元の保育所に飾ったらどうかと提案がありました。

 息子は仕事でその暇がないので代役を頼まれ、私が上灘保育所に出掛け園長さんに話たところ是非欲しいと商談が成立しました。息子は仕事に出掛けて留守だったので、私一人が軽四トラックに難儀難儀で積み込み、転げないように布でしっかり固定し保育所に持って行き、保母さん3人の力を借りて玄関先にデンと置きました。

 子どもたちの驚く姿が目に見えるようですが、カボチャがどのくらい長持ちするかは知る由もありませんが、1ヶ月くらい置いて傷んだら引き取りに行き処分しようと思っています。降って湧いた十彩会の思わぬプレゼントに、思わぬ陰の力を出しました。カボチャが登場する今年のハーロウィンが子どもたちは楽しみです。

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人間牧場

〇代車には慣れたけれど・・・・
 もう一ヶ月前、三崎半島に住む妻の友人宅へ伺った折、私の車に友人のご主人が誤ってバックで衝突してしまいました。私が玄関先へ止めたのがいけなかったのでしょうが、相手は損害保険に入っているし庭先の事故なので警察を呼んで事故処理する必要もないので、保険会社に連絡して保険で治していただくことになりました。

 加えて車の修理が終わるまで代車としてレンタカーが認められているようで、ディラーに私の修理する車を持って行った先、代車として用意された車は、私の車よりいい車でした。始動も停止もプッシュボタン一つで、慣れるのに少し時間がかかりましたが、この10日余り山口と広島へ講演に行くことが決まっていたので、代車で出かけました。

 昨日そろそろ修理が出来る頃だと問い合わせたところ修理工場が混んでいて、もう少し時間がかかるとのことでした。レンタカーとは言いながら他人の車なので傷や事故でも起こしたら大変と、気を使い慎重に運転していますが、慣れたころが一番危ないので早く治ること願っています。

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〇やはり季節の変わり目です
 それまで全く雨が降らず、連日35度以上の猛暑日が続いて土地がからからに乾いていたのに、この3~4日、夕方になるとゴロゴロと雷が鳴り、夕立雨が降るようになりました。

 それはそれとして喜ばしいことなのですが、畑の雑草を取り、秋植えの準備をするため畑へ入らなければならないのに、かなり激しい雨のため畑に入るとつちがぬかるんで、耕すことが出来ないのです。

「野良(仕事をせず日和見で働かない人)が仕事をし始めると雨になる」という古い言い伝えがありますが、まさにその通りで、雨を理由に仕事が出来ないのです。ちなみに私は野良ではなく働き者ゆえ、「本当に農作業が遅れる」と困っています。

 それでも季節は確実に動いていて、「夕ぐれ時が早くなり」、「朝が来るのが遅くなり」太陽の軌跡も少しずつ変わってきました。さあ早く畑仕事をしないと「御幣担ぎ」のように秋蒔き・秋植えが出来ないようになるかも知れないとひとり気を揉んでいる今日この頃です。

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〇210日と220日の大間違い
 私たちが子どもの頃は立春から数えて「210日」といえば、「台風が来る厄日」として恐れていました。ところが最近では温暖化の影響で台風が東北の岩手県に上陸したり、先日の台風10号のように北上するにしたがって発達しノロノロと迷走するなど、今までの常識では考えられないような足跡を残しました。

 私にとって「210日」は大根の種蒔きの目安として祖母から教えられた大切な日でした。今年の「210日」は9月1日でした。ところが忙しくて書斎の板壁に吊るした大きな日めくりカレンダーを破るのを忘れ、30日、31日、1日、2日をまとめて破ったため、9月1日の右横下に「二百十日」と書かれていたのをうっかり見落としていました。

 そして今日9月10日の右横下めをやると「二百二十日」と書いているではありませんか。しまったと思いましたが後の祭りです。さあそれからが大変です。今日は午前中来客があり、手も足も出ずでしたが、来客が返った後急いで作業着に着替え、畑に出て大汗をかきながら畑の草を削り取り始めました。(疲れて眠いので、この続きは明日書きます)

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〇真夏のうたかたの跡片付け
 このところ同居している長男息子は朝早く起き、仕事に行く前に一仕事、仕事から帰ると夜遅くまで庭で真夏に使った朝顔市やカブトムシ飼育で使った道具類の後片付けを大汗をかきながら一人黙々とやっています。傍で見ているだけで余り手伝いしませんが、早くも来年に向けた準備が始まっているようです。

 ハサミで切り落としたつるは花や実をつけています。子どもの頃学校で朝顔を植えて育てた後は実を採って乾燥させ来年の種を採集していましたが、雑種交配が促進され、思ったような美しい花が咲かないので、種取やなどはしないようで。切り落とした枝葉は乾燥して焼却する予定のようです。

 一粒800円もする種もあるそうですが、来年はまた品種交配していない種を種物会社から購入するそうです。植木鉢の土を丹念に落とし、この3ヶ月間で張った根を取り除き、鉢下に置いた小ぶりの石ころだけ拾い集め、水洗いして太陽と風に当てて日光消毒をして収納場所に収納するようです。つるの巻き付いた円形の3本立て支柱もキャリーに入れて片づける予定です。

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〇アッシー君として妻を病院へ連れて行きました
 妻が今年の5月初旬、目の病気を発症して地元伊予市街の眼科で診てもらったところ、眼圧が上がって危険状態なので松山市街の眼科へ一刻も早く行くよう勧められました。

 松山の南松山病院を紹介され、その日のうちに出掛けた所、左目は白内ついい¥障、右魔へ突発性緑内障と診断され、左目から一泊入院して手術をしてもらい、右目は眼圧が安定したら手術を日帰りでする旨の診断が下され、1週間おきに通院し様子を観察してきました。

 8月19日に手術をして以来、あくる日、一週間後、2週間後と1日目薬を差しながら経過観察を続けた結果、紹介状を書くので次の経過観察からは地元の病院で診てもらうよう指示がありました。まだ完治はしていませんが気長に治療する予定です。勿論私は妻のアッシー君をしっかりとやる予定です。

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〇季節外れの柚子風呂
 柚子風呂といえば冬至の日に行う日本古来の古い風習ですが、何と残暑厳しき昨日の夜、同居の息子が、「お父さん柚子風呂を沸かしたので入ったら」と声をかけてくれました。「えっ、今頃?」と思いましたが、実はこの2~3年、毎年のようにこの頃になると息子は柚子風呂を沸かすのです。

 柚子といっても冬至の頃の黄色く色づいた柚子ではなく、濃い緑色の青切柚子なのです。息子は映画二宮金次郎の酒蔵上映が縁で、隣町中山町の十彩会の皆さんとあれやこれや活動を共にしていますが、そのご縁で中山町でやっている柚子胡椒を作るお手伝いに行ったようです。

 柚子胡椒は柚子の皮をおろし金でおろし、コショウと混ぜて作るようですが、おろし金で表皮を削った後の果実は捨てるようで、そのユズを再利用して風呂に入れると、グリーンのユズ湯になるのです。色も香りもとても爽やかで、昨日は家族全員が次々と柚子風呂を楽しみました。

 息子曰く、「こんな柚子風呂を作って両親に入ってもらうなんて、僕は日本一の親孝行息子だと思う」と歯の浮くような自慢話を聞かされ、みんなで大笑いをしました。日頃から「親不孝息子」ではないことは確かですが、柚子胡椒づくりで不要になった果実を風呂に入れたくらいで「親孝行息子」と名乗る長男息子には呆れてものが言えません。皆さんどう思いますか?。わが家はまあまあ平和です。

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〇大洲市田処の亀本幸三さん宅を訪問
 今日は昨日まで山口県と広島県への小旅行を終えて帰宅した明くる日で、晴れ渡った今朝の天気のように気分もスッキリしている処へ、懇意にしている漁師さんが鰆流し網で獲れたと言って、少し小ぶりなハマチを沢山持って来てくれました。


(ウッドデッキでカズラを取る妻)

 早速4分割して、近所の知人お裾分けで配り、わが家の分を粗調理して冷蔵庫に収め、残りを大洲市田処の親友亀本さんに差し上げようと妻と2人で計4トラックで出発しました。亀本さんの家へ行くのには、翠小学校の傍を通って国道56号線に出て南下し大洲市新谷から矢落川に沿って走らなければなりません。

 いんぐりまんぐりの道を約小一時間走り到着しました。事前に電話をかけていたので亀本さんは在宅で、牛舎を見た後手作りゲストハウスで懇談し、下の県道まで違った道を先導してもらい、そこから不通の県道朝が峠の回り道法師~松尾線、松尾~池久保線を通って、人間牧場へ辿り着きました。

人間牧場でしばらく休んだり掃除をしたりして過ごしましたが、妻はウッドデッキに出てアジサイに絡まったカズラなどを取ってくれました。間もなく来月10月5日には人間牧場開設20周年記念事業を迎えるため、そろそろその準備をしなければなりません。忙しくなりそうです。

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〇薮蚊の襲撃
 台風10号が去った後の四国は、このところ好天が続き、夏野菜の片付けと秋植えの準備のため畑へ出ることが多くなりましたが、日中は気温が35度近くまで上がり、着ている野良着は直ぐに汗でびしょびしょになりますが、午前中は2時間ほど、午後は3時間ほど暇を見つけて畑に出て作業をしています。

 熱中症にならぬよう自宅横といいながら家庭菜園で、氷水を入れた魔法瓶を用意して、1時間おきに東屋で休憩をたりながら水分補給をしています。暑さもさることながら一番厄介なのは通称カツボといっている上がり蚊で、蚊取り線香に火をつけて缶に入れ腰にぶら提げていますが、時々ズボンや長袖のシャツの上からも刺されるのです。

 「蚊取り線香」という渦巻き状の線香は名前のような蚊は取らず、蚊を寄せ付けない効果しかありません。蚊取りは誇大表示で蚊を寄せつけぬ線香が正しいのかも知れません。あんな小さい蚊がズボンやシャツを通し皮膚に針を刺して人間の生き血を吸うのですから凄いといつも感心しながら、手で叩いてあの世へ送っています。

 昔何かの話で聞いたことがありますが、蚊の毒針を真似て痛くない注射針を開発したそうですが、その後あの注射針は一体どんな場所で使われているのでしょう。これだけ刺されると体内に免疫が出来て、腫れたりかゆかったりから解放されてもよさそうなものよと、馬鹿げたことを考えながら今日も暑い畑で孤軍奮闘します。

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〇新聞のお悔やみ欄
 新型コロナが流行してから、家族葬などに葬儀の方法が変ったため親しい人の訃報が届かなかったり、届いても既に通夜やお葬式が終わってしまってから、知ることが多くなった今日この頃です。

 今朝何気なく新聞をめくりながら訃報欄まで来ると、見覚えのある名前を見つけました。葬儀は明日だし、明日は所用があって・・・と直感的に思い、とりあえず喪主と共通の親しい友人に相談しました。

 最近は新聞の訃報欄に情報を提供しない人も増えているそうですが、知った限りはと友人に電話をかけたりしましたが、仲間が葬儀場へ電話して通夜式の時間を聞いてくれたりし、結局午後6時からの通夜式に仲間と2人で列席しました。

人の死、特に身の近い人にとってはつらくて悲しいもので、涙にくれる友人にどう言葉をかけてよいやら戸惑いました。棺のお見送りする個人の顔にもお別れすることが出来ました。

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