人間牧場

〇この竹の子誰がくれたのだろう?
 昨日外出先から帰ってみると、玄関先に破竹のタケノコがたくさん置いていました。「誰がくれたのだろう」と思い当たる友人に電話をすると、「私ではない」と言われました。もう一人の人も「私じゃない」でした。

 まずお礼を言わなくてはならないのに、相手が分からない。加えてこれを湯がくべきかどうか迷いましたが、日回しすると竹の子は固くなるので、「えぃやっちまえ」てな調子で、今朝起きると早速庭にブリキ缶を切って作ったオクドさんと羽釜を出し、茹でる準備をしました。

 竹の子は固くなった元と先っぽを切り取り、包丁で切れ目を入れて竹の皮を剥ぎ次々と羽釜の中へ投入し水を入れ、薪に着火して茹で始めました。30分ほどで沸騰し始め、それから延々火を焚き続け1時間半ほどで火を止め、残り火の余熱と熱湯で夕方までそのまま蒸しました。

 その後所用で松山へ出かけ3時過ぎに帰宅して羽釜から茹で上がった竹の子を取り出し、若嫁にもお裾分けしてやりました。若嫁は今晩竹の子ご飯だそうで、わが家は竹の子の煮つけのようです。そのうち竹の子を持って来てくれた人が判明したので、コーヒの粉を持ってお礼に伺いました。田舎のお裾分けはこんなもんです。

「玄関に 竹の子どっさり 置かれてた 色々聞くが みんな違って」
「まあいいか 気楽な気持ちで 茹で始め 1時間半かけ 私の仕事」
「今晩は 若い鬼嫁 竹の子飯 わが鬼嫁は 竹の子煮つけ」
「田舎では 良くある話 だからいい お陰で旬を 満喫してる」

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人間牧場

〇エコラブスイカを買いました
 毎年この時期になると、友人の小西千鶴子さんから、「エコラブスイカ」注文の話が持ち込まれます。聞けば小西さんの妹の嫁ぎ先は大洲の大西さんという農家で、この時期ハウスで「エコラブスイカ」を栽培していて、「姉の小西さんが妹の大西さんのスイカ販売を手助け」と、まるで笑い話のような話が面白くて私も毎年注文をしています。

エコラブスイカ

 味は抜群なので、わが家では今年も5個注文しました。早速昨日の昼頃小西さんに宅配してもらい、毎年楽しみにしている息子や娘、知人宅へ軽四トラックに積んで宅配してやりました。早速夜それぞれの家から「甘くて美味しかった」とお礼の電話が架かり、贈った私たちも嬉しくなりました。

 昨晩はわが家でもスイカを間半分に切り分けて、半分は若い鬼嫁(息子の嫁)に、残りの半分は老いた鬼嫁(私の妻)に渡し、私たちも食後のデザートとして味わいました。私はスイカが大好物です。露地栽培の双海特産東峰の山スイカが出回るのはまだ1ヶ月後だし、私の作っているスイカもまだ8月にならないと収穫できないので、一足早くいただきました。ごちそう様でした。

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人間牧場

〇信じる者は騙される
 私たちが若い頃は「信じる者は救われる」とよく言われていました。人を信じることの大切は今も昔も変わらないと思っていますが、ことデジタル社会ではどうもそうではないようで、デジタルは相手が目に見えないだけに、フェイクニュースや詐欺まがいの出来事もネット上に氾濫して、どこまで本当か、信じていいものなのかどうか判断が難しいようです。

 私のパソコンには連日のようにお友だちリクエストが届きます。中には外国人の方もいてはてお友だち承認していいものかどうか、判断に迷うことがあります。うっかり女性だからと油断して承認すると、「私は日本に住んでいましたが、今は○○国に住んで癌の治療を受けています。私には5億円の資産があり、ボランティアをしているあなたに全てを譲りたいと思います」

「手続きに必要なのであなたの取引銀行名と口座番号をお知らせください。なお手続きには数十万かかかりますが、5億円の資産を譲りますの何の問題もありません。体調のこともあり急いでいます。」とまあこんなメッセンジャーメールが次々届くのです。お金のない貧乏な私にとって、お金は欲しいもののこんな濡れ手に粟な美味しい話などあるはずがありません。

 可笑しいと思い無視すると督促メールが次々と送られてきますがいやはや驚きです。聞くところによれば騙された人もいるようで、毎日の事件事故を知らせる新聞欄には、警察署に出した被害届が枚挙にいとまがないほどです。認知症予防のため私のような高齢者がパソコンを使うことはいいことなのですが、騙されやすい人を信じることしか知らない高齢者は要注意です。

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人間牧場

◯蜜蜂巣箱の大掃除
 わが家の庭裏には8個ばかり蜜蜂の巣箱を置いています。例年だと2〜3個の巣箱に蜜蜂が営巣し、その巣から蜂蜜を採集して楽しんでいますが、今年は息子か越冬巣を確保したため、相次いで巣箱に蜜蜂が入居し、ざっとその数6箱も入居したのですから驚きと同時に得意になってワクワクしています。

蜜蜂の巣箱の掃除と継ぎ箱のお増設

 しかしスムシやスズメバチの被害から守るためには、その巣箱を概ね一週間おきに掃除をしてしたり、朝晩見回りをするなどそれ相応の努力が必要なのです。ただでさえ忙しい私と息子にとっては、嬉しい反面きつい仕事となりそうです。今日息子と2人で巣箱の掃除をしたり、継ぎ箱といって、巣箱を重箱状に増やす作業をしました。

 蜂に刺されないよう頭からスッポリ虫よけ頭巾をかぶり、厚手の手袋をはめて作業をしますが、蜜蜂たちは蜂蜜を横取りされると勘違いして騒ぎ始め、攻撃を仕掛けてきますが、最初は怖かったこの作業も電動ブロアーで蜂を吹き飛ばして作業するなど慣れて、蜂に刺されることもなく作業を行なうことが出来ました。

「越冬の 巣箱のお陰 順調に 蜜蜂入居 ワクワク気分」
「入ったら 入ったで世話大変 掃除をしたり 継ぎ箱設置」
「今年から 息子が指図 私は従 役割逆転 息子言うまま」
「6箱も 入居は今まで 例がない さてさてこれから 作業小まめに」

 

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人間牧場

〇ウナギを拾って帰った中2の孫
 昨日の夕方同居している中2の孫奏心が、ウナギを一匹拾って帰ってきました。聞くところによると朝登校中道で10㎝ほどの小さなウナギを拾ったそうです。急いで学校に持って行き、先生隊のご配慮で理科室の小さな水槽に水を入れてもらい、どうにか死ぬのを防ぎ持ち帰ったようです。

 

 帰ると少し興奮気味にウナギとの出会い顛末を話してくれました。ウナギと言ってもかば焼きにするほど大きなものではなく、昨晩はポリバケツに泳がせ、ウッドデッキで一夜を過ごさせてようです。さてどうするか?。最近まで金魚を飼っていた小さな水槽があるので中で泳がせ、当分は玄関先で飼うようです。

 ウナギは蜜蜂と同じようにまだ解明されていない謎の部分が多い魚ですが、孫奏心は早速手持ちのタブレットで、ウナギの飼い方や餌のやり方などを調べているようでした。玄関先でまたまた面白い実験が孫の手によって始まりそうです。ワクワク・ドキドキの始まりです。

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人間牧場

〇テレビのニュースに孫娘と出ました
 先日のほたる祭りがテレビ愛媛8チャンネルで放映がありました。かつては運営側でお天気や人集めに何かと気を揉んだりしましたが、今は一市民として参加するだけなので、家族同伴で気楽な参加です。

 その当日の模様がテレビ愛媛8チャンネルの夕方ニュースで放映されたため、あいにく忙しく別の所用があり見逃してしまいましたが、幸い妻がビデオ録画してくれていたので、昨晩再生して見ました。

 あの日のイベントの帰りに、テレビ局の人にいきなり呼び止められ、感想をとマイクとカメラを向けられました。関係者でもないので孫娘と私は通り一遍の返事をしてしまいましたが、その様子はカットされることもなく放映されました。

 私は最近も和牛というお笑いコンビの水田さんとシーサイド公園や夕日を案内してテレビに出たばかりですが、孫娘は恐らくこれが最初のテレビデビューのようで、「テレビに出る」とはしゃいでいました。

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人間牧場

〇人間牧場から見える島々
 先日人間牧場で開催した子ども体験塾で、集まった子どもたちに「人間牧場から見える島々の名前を憶えてもらおう」と発案があり、その役目をこの春から森田館長の後任で公民館長に就任した奥村さんにその図面政策を依頼しました。

 奥村さんは元中学校の先生なので、早速1~2度人間牧場へカメラを提げてやって来て、私が知っている島の名前を「あれが八島で、こちらが二神島と説明してあげました。館長さんは早速それをA3の裏表に絵を画き島の名前を入れたパンフレットを作ってくれました。

 当日は少し小高い所まで子どもたちを連れて行き、沖合を指さしながら子どもたちに説明してくれました。これまで子ども体験塾は20年に渡って開催して来ましたが、口で私が毎回のように説明していましたが、子どもたちの耳には定着しなかったようで、一気に覚えてくれる条件が整いました。

島を見ながら説明する奥村館長さん
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人間牧場

〇右足の軽い痛みは肉離れかも?
 4~5日前朝起きると、右足のふくらはぎに痛みを覚えました。前日まで人間牧場の梅園で青梅の収穫をしてかなり疲れてはいましたが、足を怪我したりひねった記憶はないのに、立って歩いてみると歩く度に傷みが走るのです。

軽い肉離れと思われる症状

 それでも毎朝のウォーキングを休みたくないので、続けていましたが痛みは一向に減りませんでした。妻に頼んで置き薬箱の湿布を2枚張って貰いましたが、根っからの働き者?ゆえ、畑の草を引いたり、玉ねぎの収穫などの農作業をするうち右足のことすら忘れるほどの忙しさでした。

 今朝も雨の上がった屋外に出てウォーキングしましたが、少し快方に向かって左程痛まなくなっていてホッとしました。妻は「近くの診療所で診てもらうよう」勧められましたが、何とか自然治癒力で快方に向かっているようです。

 年齢を重ねると、その時は何ともなくても、2~3日後に疲れが出てくると妻に言われていますが、その通りだと自分の年齢を実感しました。「無理は禁物」、「油断大敵」、「注意一秒怪我一生」「歳相応」、色々な言葉が頭をよぎりました。

「朝起きて 立つと右足 激痛が 青梅収穫 無理がたたった」
「前日は 何ともなかった 明くる日に 歳のせいだと 笑って湿布」
「病名を 自分勝手に つけました 肉離れなら 静養すれば」
「お陰様 5日目にして 痛み取れ 日常戻り 違和感もなく」

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人間牧場

〇今朝は大きな青大将蛇に出会いました
 今日は前日の天気予報によると、朝から一日中雨で外の仕事ができない模様だったので、昨日の夜急な思い付きで引き抜いていた玉ねぎを雨に濡らさないようにしようと、妻に頼んで手伝ってもらい、懐中電灯の明かりを頼りに何とか倉庫へ運び入れ難を免れました。

 近頃の天気予報はよく当たり、今朝は起床した午前4時には外を濡らす雨音が聞こえていました。予定通りブログを書き終え、長靴を履いて傘を差しいつものようにウォーキングに出かけました。途中で少し太めで長めの青大将とと思われる蛇に遭遇しビックリしましたが、朝蛇に会うと縁起がいいという言葉通りいいことに出会いました。

 まず一つは人形作家の林さんがわが家へ見えられ、頼んでいた双海の昔の暮らしを人形で表現出来ないか相談したところ、心良く引き受けてもらい、私の念願の海の資料館に「昔の漁村の暮らし」を展示するプロジェクトのスタートすることが出来ました。

 また締め切りが間近に迫った2本の原稿を粗方書き上げました。今晩は新型コロナの影響で2年間遠ざかっていた私が代表を務める双海史談会の総会をリアルで開く予定で、新たなスタートが切れそうです。

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人間牧場

〇卯の花の匂う頃
 蜜蜂を飼うようになって10年が過ぎました。最近は私の後を継いだ息子が、まるで私の飼い方が間違っていたかのように、新しい重箱型の巣箱を作ってあれこれやっていますが、蜜蜂たちは蜜源となる花を求めて周囲1キロまで飛んで行きせっせと蜜を集めて来るのです、

 この時期はミカンの花の時期も終わり一段落したようなのに、蜜蜂たちは本能的な能力で花の在処をさがして飛び回っているものと思われます。道端に真っ白い卯の花が咲いて綺麗です。子どもの頃口ずさんだ「♯卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて忍び寝漏らす夏空は来ぬ♭」を思い出しました。卯の花に蜜があるのかどうか知る由もありません。

 人それぞれ花の好みが違います。近所の人が田んぼをつぶしてバラやショウブの花を沢山植えていて、通りすがりに遠目で見ながら歩きますが、卯の花のような自然の花に心を動かせるような人は少ないようです。私は卯の花のように雑草まがいの自然の花が好きで、山道に車を止めて卯の花を見たり写真に撮っていると、地元の人が怪訝そうな顔をして、「何をしているのですか?」とわざわざ車を止めて声をかけてくれました。

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