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〇お金がありませんので泊めてくれませんか?

先日見知らぬ老人が訪ねて来ました。人は見た目で判断してはいけませんが見るからにみすぼらしい恰好をした人でした。聞けば「お金がないので泊まるところがありません。野宿も考えましたがこの寒空では寒くて耐えられません」とのことでした。「むさくるしい所ですが煙会所ならどうぞ」と言うことで泊めてあげました。その日は比較的暖かかったものの、ストーブを一晩中焚いて部屋を暖かくしてあげ布団を敷いてあげました。空腹だからとお餅を焼いて少しばかりの接待をしました。知らない人を泊めることはご法度です。妻が言うように「今流行りの居直り強盗だったらどうしよう」と眠れぬ夜を過ごしました。その方は朝が早いようで、布団をきちんとたたみ、置手紙を残して去られてようでした。「暖かいおもてなしに涙が出て止まりませんでした。お礼を言ってお暇するのが礼儀ですが、お許しください。ご家族のお幸せを祈ります。ありがとう。ありがとう。ありがとうございました」。短い文章ながら心がほのぼのとしました。

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〇雪道の嫌な思い出

私は若い頃鳥取県へ行く途中、ちょっとしたスリップ事故に遭いました。征瀬戸大橋を渡り蒜山高原までは順調に進みましたが、長いトンネルを越えて鳥取県へ入った途端雪が増え、雪道に慣れていない私はとりあえず前に進むしか方法がありませんでした。冬用タイヤもチェーンもなく気をつけて走ったつもりでしたが、その内横滑りしてガードレールにぶつつけて自損事故を起こしてしまいました。講演先の車で迎えに来てもらい何とか講演を終えたものの、事故した車で帰るのは無理と判断し公共交通で帰ることにしました。講演中に置いた車を広島の知り合いの車屋さんの台車で運んでもらい、私より先に車が帰るという何とも奇妙な出来事でした。忌まわしいあの雪道の事故を思い出す度に「雪道をあなどってはいけない」と肝に銘じています。

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〇サンデー毎日のはずですが・・・

「何でそんなに忙しいの?」とか、「退職したら何処へでも連れて行ってやると約束していたのに、何処へも連れて行ってくれない」と妻から文句を言われていますが、「そのうち、そのうち」と期待を持たせながら一向にその約束を果たせないまま時が過ぎています。連れて行きたいのは山々ですが、やることが多過ぎてしばらくの間は行けそうにもありません。妻は半分諦めていて、最近購入した50インチの大型画面のテレビを買ったことをいいことに,旅番組などを見ながら楽しんでいます。そうは言いつつ自分で運転して行けるのももうここ2~3年ではないかと思うと、急がねばと思う今日この頃です。

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〇クヌギの森からの遠望

先日ウォーキング途中に足もつれがして転んでしまい、脛を思いきり強打。脛老も少々すりむいで、やっと治りかけたので無理は禁物と思ってはいますが、やはりクヌギの苗木を植える畑が気になり、出かけました。今日は北東の風が吹いて少々寒かったものの、沖合に浮かぶ青島や周防大島、無人島由利島ことダッシュ島、釣島。興居島などの遠望が開けとても綺麗でした.近望には豊田漁港辺りもよく見えました。

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〇年賀状の当選番号

最高30万円が当たる今年の年賀状当選番号が発表されました。年賀状終いを宣言する人が多い風潮の中、400枚の年賀状を出した私ですが、ほぼ400枚のあり難い年賀状の当選番号を「どうせ私などには当たらない」と思って、妻はテレビを見ながら、捲りました。残念ながら今年も3等賞の切手シートが9枚当たっていました。当たった相手にはハガキを出すようにしているので、その人の顔をもい出しながら書いています.それにしても2等くらいは当たってもよさそうなものですが、当たらないものです。

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〇50インチの大画面

突然テレビが映らなくなって、思い切って買い換えました。年齢が年齢だけにテレビ大好きな妻のわがままを聞き入れて、50インチの大きなテレビを年金暮らしだのに30万円も出して買いました。買ったテレビは多機能で私のようにニュース番組しか見ないものにとってはまるでちんぷんかんぷんでしたが、YouTubeも見れるとあって今はすっかりテレビのとりこになり、妻は多機能をこなせるようになったようです。今は大相撲初場所ですが、私も相撲大好きなので毎日大迫力画面を楽しく見ています。ちなみにYouTubeで人形作家林智美さんに作って貰った映像も見えるようです。

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〇進ちゃん人形のプレゼント

先日人形作家の林智美さんがわが家の煙会所に見えられました。この2年間は漁村の昔の暮らしを人形で再現するため足繁く通っていましたが、その作業も10月5日の20周年記念事業や公民館祭り、それに国立大洲青少年交流の家の展示も無事終わり、一段落したため少し遠ざかっていました。それでも有難いことに私のブログやfacebook に毎日のようにアクセス、交流を続けてくれているので、久しぶりという感じがしませんでした。20周年の時参加していた瀬戸町の緒方二三子さんと林さんが意気投合し、私のハーモ二カを吹いている人形をプレゼントする約束をしていたらしく、西岡まゆみさんと私にも同じようなハーモニカを吹く進ちゃん人形をプレゼントしてくれました。恥ずかしながらまた物語が増えました。226体の人形とともにこれから人形外交を行う予定です。林さんありがとうございました。

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〇トランプ大統領就任

トランプさんは他所の国の大統領ですが、これほど関心を集める人も居ず、私のこんな名もなき小さなブログにさえ登場させるのですから、余程のことです。就任早々数々の大統領令に署名し、署名に使ったサインペンを聴衆の前に放り投げるという、良識を疑うような行動がテレビで放映されました。パリ協定やWHO を離脱したり、忠誠を誓う富裕層の側近を人事配置して見たり、やりたい放題のようです。国民が選んだ大統領だけに私たちが口を挟むことではありませんが、世界をリードしてきたアメリカは、アメリカファーストを掲げる一人の男性によって大きく変わろうとしています。ロシアのプーチンや北朝鮮の正恩とともに独裁色の濃いリーダーが好まれる世の中が気がかりです。

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〇ふたみの夕日・夕焼け物語

書棚の隅にポケットサイズの本があります。今は消滅した有限会社シーサイドふたみが今から30年前に作ったものです。「この冊子は夕日のミュージアム来館者に夕日にまつわる情報を少しでも分かりやすく、しかも楽しく学んでいただくため、メモ程度にまとめたポケットブックです」と書かれていますが、小さなミュージアムの開館を前に私が作りました。千部作りましたが何と1週間で全てを売りつくしました。

その序文に次のようなことをかいています。

西瀬戸の海と空を
染め分けて詩情豊かにしずむ
ふたみの夕日は美しい
陽がしずみ始めてから
没するまでゆったりとした
時のの流れの中で人の思いは深くなる
過ぎ去った歳月への
回想もあれば明日への
夢や期待もあるだろう
思いえば地球上の人類は
ひとつの太陽を見て暮らしている
同じ夕日をどこかで
朝日として見ている人が
いるのだから不思議である

われながら味わい深い言葉を書いたものです

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〇アイタ・タ・タ・タ・・・

今朝、朝6時からの早朝ウォーキングで、足も連つれがて、転んでしまいました。アイタ‣タ・タ・タと声を挙げ起き上がりましたが、両膝と思わずついた左手に少し衝撃が走りました。「大したことはない」と思いそのままウォ―キングを続け、帰宅して見ると手袋をしていた手はどうもなかったのですが、両膝にすり傷が出来て血が少しにじんでいました。妻にカットバンを張ってもらい応急処置をしてもらいました。何かにつけて老化を感じさせるような朝でした。
「お迎えは 足からくると 聞いてたが 俺もいよいよ そんな歳来た」

 

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