〇お年寄りの居場所「おたふく」
つい最近の先日、地域おこし協力隊の川口さんがfacbookで、「灘町3丁目の古民家を再生して『おたふく』というお年寄りの居場所が出来た」と紹介していました。毎週火曜日と金曜日の週2回開いているようですが、大風が吹いた先日たまたまその家の前を通りかかった折看板を見つけてそのことを思い出し、立ち寄ってみました。
古民家は3部屋の仕切りが取り払われかなり広い奥行きで、ワンコインで食事を提供するための台所も、狭いながら充実していて、保険所の許可もちゃんと取って万全でした。最近は高齢化を反映して、あちこちに高齢者のための施設ができていますが、施設の数が高齢化に追いつかず、順番待ちといったところだし、現在ある施設も少し敷居が高い感じも否めませんが、歩いて通えるこんな身近な所に居場所があることは素晴らしいことなのです。
それでも理想と現実は違っていて、これからの施設運営は経済的にそれほど甘くはないようで、お二人も口を揃えてその心配をのぞかせていましたが、理想があれば苦難も乗り越えられるものと思われます。かく言う私だって理想のみで、後先も考えず人間牧場という研修施設を作りましたが何とかなるもので、早くもオープン以来10年を越えることができました。行政に頼ったり人の懐を当てにせず、善意を追い風に頑張ろうとしている「おたふく」の皆さんに大きなエールを送ります。
「大風の 吹く街角の 古民家に 小さな看板 『おたふく』目に付く」
「お二人の 女性理想を 熱っぽく 語る姿に 感動しきり」
「成せばなる 成さねばならぬ 何事も 何とかなるさ やればできるよ」
「この町も 捨てたものでは ありません 心の熱い 人が沢山」