人間牧場

◯東京での出会い

 昨日は東京で色々な懐かしい出会いがありました。昨年私は、北海道札幌で開かれた社会教育委員研修に、講師として招かれましたが、その会場で会って名刺交換していた會田さんと出会い、會田さんの紹介で鹿部町教育委員会の瀧澤さんと意気投合して立ち話は大いに盛り上がりました。

 研修が終って国立オリンピック記念青少年総合センターの事務室前で、懐かしい新山さんにも出会いました。新山さんは元国立大洲青少年交流の家の所長さんで、私が塾長をしている年輪塾のメンバーでもあるのです。仲間から「東京へ行ったら新山さんに宜しく」と伝言されていたので、握手をしながらそのことを伝えました。

 昨日の発表で出会った福岡中小企業経営者協会の古賀さんや鈴木さん、中原さんともすっかり意気投合し、新しい交流の芽が開きました。たくさん貰った名刺の数々を捲りながら・・・・。

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人間牧場

〇「どこから来ましたか?」「兵庫県!!」

 昨日の夕方打ち合わせを終えて帰る途中、雲ひとつない夕暮れだったので、シーサイド公園東側駐車場へ軽四トラックを止め、夕日を見ることにしました。日曜日とあって大勢の夕日見学者が西の空の、沈み行く太陽に釘付けでした。ダルマの夕日を期待して西防波堤まで歩きました。昨日は朝のウォーキングを含めると万歩計内蔵の携帯電話の歩数は、1万4千歩を越えていました。同じように夕日を見学していた若い二人の女性に、不審者と見間違われないよう、つとめて明るい雰囲気で声をかけました。

夕日に照らされ夕日を見る私
着水前の夕日

 「どこからきましたか?」と尋ねると、「兵庫県から夕日を見にやって来ました」というのです。夕日を売り出すのに夢中だった昔を懐かしみながら、「双海の夕日も中々有名になったなあ」と思いつつ会話を繋ぎ、あれこれと夕日の豆知識を話し、てとてもとても喜んでくれました。沖合いに浮かぶダッシュ島や恋人岬のモニュメントの穴に夕日が入ることなどを、足早に話ながら夕日をデジカメで追いました。やがて夕日が水平線に着水し始めました。「綺麗ねえ」「最高」などと感嘆の声があちこちから聞こえました。

ダルマの夕日の始まり
見事なダルマの夕日

 これまで忙しかったのか忘れていたのか、夕日に想いを寄せながら、夕日を見る機会を逸していましたが、このところは足繁く夕日を見るようになり、ブログやfacebookで紹介していますが、今年の冬はどういう訳かダルマの夕日の見える機会に恵まれ、とてもハッピーな気分です。昨日の夕日もドラマチックなダルマの夕日、ワイングラスの夕日でした。夕日を見るとどこか安らぎ、今日一日を元気に過ごせたことに感謝し、明日への想いが湧いて満ち足りた気分になるのです。

  「どちらから? 若い女性は 兵庫県 反応言葉に 驚きました」

  「このところ 夕日が綺麗 ダルマ状 ワイングラスの ようにも見える」

  「この夕日 今では凄い 全国区 どうだどうだと 自慢をしつつ」

  「西の空 綺麗な夕日 見た日には 今日の感謝と 明日への想い」 

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人間牧場

〇忙しい一日でした

 昨日は午前中人間牧場で、子ども教室おもしろ大作戦の「ジャガイモ植え」をやり、11時に終ると後片付けもそこそこに孫を連れて自宅まで帰り、急いで着替えて地域教育中予ブロック集会に参加すべく、赤石さん、中尾さんを途中で乗せ、松山市道後のにぎたつ会館まで走りました。

 集会は12時50分からだったので、昼食をする暇もなく、どうにか遅れることもなく間に合いました。地域教育実践交流集会の実行委員長をしていることもあって、中予ブロック集会の実行委員長を務める眞鍋幸一さんと横席に座り、終日集会を見守りました。今回の対象は大学生だったので、その行方が多少気になりましたが、約100人の参加でそれも嬉しい取り越し苦労でした。

 集会はらくさぶろうさんの「笑いは地域を救う!」から始まり、4人の大学生が研究活動、NPO活動、個人活動の順に話をしました。わが子ども教室ジュニアリーダーである宇津博美さんの話は、長い間一緒に活動をしてきただけに特に印象深く、年甲斐もなく思わずウルウルしてしまいました。博美さんは既に来年度から学校の先生になることが決まっていて、いい先生になることを期待しています。

 その後前田眞さん、柴崎あいさん、松本宏さんをファシリテーターにして、グループ対話と全体会が行なわれ、これからの若者による地域づくりについて討議を深めました。夜は中華料理店白魂にて、役員さんたちによる懇親交流会が持たれ、私も参加しました。昼食を喰いっぱくれていただけに、この上ないご馳走にありつけ、恥ずかしながら人の目も気にせず、パクついてしまいました。

  「このところ 高校生や 大学生 相手のシンポ 立て続け 少し勝手が 違いどぎまぎ」

  「わが町の ジュニアリーダー 博美さん さすがさすがと 納得聞き入る」  

  「昼飯を 喰いっぱくれて 腹の虫 グーグー鳴りて 臆目もなしに」

  「昨日また 朝から番まで 目の回る ような一日 どうなってるの?」

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人間牧場

〇やっと手に入れたマイナンバーカード

 個人情報との絡みで、国会などで物議を醸したマイナンバーですが、私を含めた一億国民にマイナンバーがつけられ、昨年その通知カードが手元に送られてきていました。最近は何かにつけて役所の手続きにマイナンバーが必要になり、とりわけ講演等によく出かける私は、相手の求めに応じマイナンバー通知や私の身分を証明する免許証や保険証の写しとともに送っていますが、中々の煩雑で多少困惑しています。

 送られてきたマイナンバー通知に、カードが必要なら手続きをするよう、手続きの仕方と封筒が入っていました。気にも留めていませんでしたが、昨年義兄が亡くなった折様々な手続きに、義兄が既に作っていたマイナンバーカードを使っているのを見て、便利かも知れないと自分も思い立ちました。地域事務所に出かけた折、窓口で手続きの仕方を教わり宛先に送ったところ、先日「できたから市役所窓口へ取りに来るよう」通知がありました。

 本人を証明する免許証と保険証、それに印鑑を持参するよう書いていましたが、取り扱う窓口が支所ならぬ本庁なので、出張の帰りに立ち寄りました。何年ぶりかで市役所本庁の窓口へ出かけ右往左往していると、税務課の松本さんと出会い、窓口へ案内してもらい手続きをしようとしましたが、マイナンバーの通知原本を忘れていて、手続き未遂に終りました。

 昨日その通知原本を持参し、本人確認のためパソコン画面で暗証番号や本人確認のための映像解析が一致して、どうにか手続きを終えてマイナンバーカードの交付を無事終えました。私だけの個人情報なので失くさないよう大切に保管しましたが、免許証や保険証とともに、私の身分を証明する新たな証拠がまた一つ加わりました。聞く所によるとマイナンバカードの普及率は低く、伊予市民でもまだ手続きを終えている人は1割程度だそうです。

  「マイナンバー 国会などで 議論した 経緯もあって 何かと気になる」

  「マイナンバー カードの交付 手続きに わざわざ本庁 窓口出かけ」

  「返納の 通知原本 持参せず 再訪するよう 言われ●×」

  「免許証 保険証など 本人と 確認するのに マイナンバー増え」

    

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人間牧場

〇咲いた咲いた桜が咲いた

  昨日今年2回目の桜の開花予想が発表されました。その予想によると松山地方では、前回より2日早まって3月24日ごろになるようです。寒い寒いといいながら確実に季節は進んでいて、あと1ヶ月もすれば待ち焦がれた桜が咲き始めるのです。冬になれば春を思い、春になれば夏を思うのは、四季の国日本に住む人の想いだと、72年間生きて迎える春を心待ちにしています。

 そんな待ち遠しい春が人間牧場にやって来ました。人間牧場には私が代表を務めている、21世紀えひめニューフロンティアグループが5~6年前に始めた、千本桜の森づくり事業の折、標準木として枝垂桜2本と河津桜1本を植えました。枝垂桜はその後順調に太り根元はもう私の太ももほどに大きくなり、毎年見事な花を咲かせてくれていますが、早生系の河津桜もかなり大きくなって、殺風景な冬のこの時期に花を咲かせるようになりました。

 昨日は畝立てや社会教育主事講習現地研修のため、人間牧場で一日を過ごしましたが、河津桜の薄いピンクの花を存分に愛で、一足早い花見と洒落込みました。早咲きの桜ゆえ吉野桜のような華やかさはありませんが、春の来るのを楽しみにしている私にとっても、来訪者にとっても珍しく、いい苗を植えたものだと内心喜びながら、県下各地に100本単位で10ヶ所ほど植えた桜は、今頃どうなっているのだろうと、想いを巡らせました。

「牧場に 早くも春が やって来た 河津桜が 満開咲いて」

「4年前 植えた桜が 花をつけ 花見ができて とても幸せ」

「一ヶ月 すれば枝垂も 花が咲く 人間牧場 桃源郷だ」 

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人間牧場

〇匹見町での楽しい語らい(その2)

 「せっかく匹見に来られるのですから、講演会後有志で夕食を兼ねた交流会を持ちたいのですが・・・」と、今回の連絡窓口となっていただいた寺戸公民館長さんから事前にお誘いがありました。講演会は午後6時から90分の午後7時30分までなので、後片付けや移動時間を30分見ても、夕食交流会は午後8時からなので、「皆さんに迷惑がかからなければ・・・」と前置きして、快く了解をしていました。

楽しい夕食交流会でした
匹見神楽の龍

 講演が終わると直ぐに後片付けや移動を始め、私の宿泊している匹見峡温泉での夕食交流会は予定通り始まりました。講演会実行委員会の名だたるメンバー10人ほどが集り、美味しい地元料理を囲んで楽しい語らいの場となりました。匹見のワサビはかなり有名で、またイノシシの肉を使った陶板焼きも出て、遅い夕食に舌鼓を打ちました。日ごろ海沿いの人たちと暮らしている私にとって、山の中に住む人たちの話はとても新鮮で、少し遠のいたものの、これまでにも匹見の人たちとかなりの頻度で交流をしていて、また新たな気持で交流を続けようという方向で意見が一致しました。

雪に埋もれた島根山村

 温泉好きな私は、到着して1回、寝る前に1回、朝風呂で1回と、合計3回も名湯の誉れ高い匹見峡温泉をたっぷり味わい、しかも広島県広島市宇品港まで送迎までしていただき、この上ない歓待だったので、このご恩はお返ししなければならないようです。私の話をもうこれで5回も聞いたという三好さんや、新しく出会った人の笑顔が思い出されるこの頃です。匹見を訪ねたその日はバレンタインデーの2月14日でした。お土産にいただいた土産袋の中に、何とワサビを練りこんだ珍しいチョコレートが入っていました。とても美味しくワサビの効いた今年のバレンタインデーの思い出でした。

  「講演会 終って夕食 交流会 少し遅くも 楽しい語らい」

  「もう5回 私の話 聞いた人 おりて安心 交流深く」

  「バレンタイン ワサビ練りこむ チョコ食べる 辛味と甘さ 絶妙美味しさ」

  「海の人 囲まれ日々を 暮らしてる ゆえに山人 新鮮でした」

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人間牧場

◯まるで大名小旅行

 昨日から島根県益田市匹見町へ講演に来ています。匹見町へは自宅〜松山観光港〜広島県広島宇品港〜匹見町と自家用車・連絡船・バスを乗り継いで行くのですが、主催した匹見町のご厚意により、宇品港までタクシーで送迎して貰いました。

 山間地の峠にはこのところの大雪が、所によっては2mも積もっているので安全を気付かつての配慮でしょうが、まるで大名のような「お・も・て・な・し」に恐縮してしまいました。タクシーの運転手さんと車内での会話も弾み、お陰様で講演のネタを事前に随分仕込むことができました。

 今朝は泊まっている匹見温泉で早目の朝食を済ませ、昨日のタクシーに迎えに来て貰い一路雪の峠を越えて、広島ありました宇品港まで送ってもらう予定です。有難や有難やです。今朝は旅先ゆえ、また外はかなり雪が残っているゆえウォーキングも出来ず、間もなく開く温泉の朝風呂を楽しみたいと思っています。

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〇ヒジキ刈り

 昨日と今日の2日間、鳥取県大山町から視察研修が来る予定でしたが、鳥取県を襲った大雪の影響で、来るに来られずキャンセルの連絡を受けたので、松山市味生まちづくり協議会の研修が終ってから、スケジュールが空白となりました。風も治まり日めぐりを見ると潮も16日の大潮のようなので、急な思いつきでヒジキ刈りに出かけました。長靴にニット帽を被って防寒し、鎌と海草収獲のために手づくりした網袋を持って、とっておきの場所へ軽四トラックを走らせました。

波の荒い昨日の海岸
磯に生えたヒジキ

 路側帯空き地に車を止め階段を海岸まで降りました。大小の石がゴロゴロ転がる上を歩き、波打ち際まで行くと、凪いだように見えても波はかなり高い状態でしたが、石についたヒジキを丁寧に刈り取って、網袋に入れました。いつものことですが一人でやる作業ゆえ、刈るよりも網袋に入れる手間に時間がかかり、都合1時間ほどで3つの袋に詰め込みました。さあそれからが大変です。かなり高く急な階段を、重い網袋を持ち上がるのですが、これが意外ときつく大汗をかくほどの重労働でした。

 トラックに積んで持ち帰ると、今度は水洗いです。大きなポリ容器に水を張りその中にヒジキを入れ、丁寧に揺らしながらヒジキに付着した小石や砂を落しました。このところの波で洗われ、小石や砂は例年ほど付着していませんでしたが、外庭に設えたドラム缶かまどの上に乗せた大釜に洗ったヒジキを順次入れて、茹でる準備をして昨日の作業を終えました。本当は昨夕火を入れて夜の間に蒸しておきたかったのですが、長靴に塩水が入って濡れたため、風邪を引いたら大変と大事を取って断念しました。

  「研修に 来る人たちが 大雪で 来れなくなって 手持ち無沙汰に」

  「日めくりを 見ると大潮 こりゃいいと ヒジキを刈ること 急に思いつき」

  「濡れないと 思って履いた 長靴に 穴が開いてて しまったしまった」

  「磯遊び いいつつヒジキ ちゃっかりと 自給しました 難儀も楽し」

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〇未来へのメッセージ「希望を育む地域づくり」

 昨日行なわれたえひめ地域づくり研究会議の30周年記念シンポジウムで、「未来へのメッセージ・希望を育む地域づくり」という演題で基調講演をしました。その内容は2つ、ひとつはこれまで・今・未来について、もう一つは司馬遼太郎の「二十一世紀に生きる君たちへ」について話しました。司馬遼太郎の文章は後日として、「未来へのメッセージ」を載せておきます。私が伝えたかったのは、これまでの地域づくりは古里=ふるさと、これからの地域づくりはふるさと=新里です。

壇上で基調講演する私
今朝の愛媛新聞4面に昨日の様子が載りました

 

 

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