人間牧場

〇ブルブル寒い初春水仙祭り

 昨日は時ならぬ寒波が押し寄せ、遠くに見える牛の峰山のパラグライダーランディング場に白い積雪が見え、海も山も勿論里も大荒れの一日となりました。今年は年末までが暖かかったため、例年より早く水仙の花が満開となり、寒さの中で昨日と今日恒例の初春水仙祭りが行われます。数日前漁協女性部の松本部長さんから餅つきのボランティア要請があり、少し防寒着を厚くして出かけました。

シーサイド公園の海も大荒れでした
切り花の即売

 今年は双海町で伊予市の消防団出初式が今日予定されていて、テント類がダブってしまったため、止む無くイベントホール付近に会場を移したようで、人の流れが悪く気を揉みましたが、それでも花の会の皆さんは、前日から水仙花切り等の準備を進め、昨日もブルブル寒い屋外で切り花やのぜんざいの販売を一生懸命していました。12時ころに集った餅つきボランティアの男衆は、まず賄い飯の美味しいカレーを、加工場の隅でご馳走になりながら準備を進めました。

ダイガラ餅つきの手臼をする私

 昨日は12月23日のクリスマス餅つきと同じように、イベントホールにブルーシートを敷いて臼やダイガラを運び込みました。いつものことなので造作もなくみんなでワイワイ言いながら午後1時30分から約一時間、白餅、紫芋餅、ヨモギ餅の3臼をつきました。臼取りは私、小臼つきは松本さん、ダイガラつき手は大森さんと米湊さん、丸めは女性部と加勢に来てくれた市役所職員2~3人で、希望する子どもや大人につき手になってもらいました。

 いつものことながらダイガラ餅つきは人気があり、知らず知らずの内に人の輪ができて、イベントの集客には最適です、お手伝いのお礼にお餅を一パックいただいて帰りましたが、杵つきの餡子入りお餅は美味しく、今朝も妻が買って来たお餅をこれから焼いて食べようと思っています。私はポケットに入れたはずの軽四トラックのキーが、ポケットの穴を潜り抜け、防寒ズボンの裾に落ちていたことを忘れて紛失したと勘違いし、探さなければならないハプニングにも遭いましたが、無事キーも見つかり、午後4時頃自宅へ帰りました。

  「いやあ昨日 ブルブル寒い 大寒波 室内餅つき お蔭で助かる」

  「餅つきの ボランティ集団 それぞれが 役割果たし 賑やかでした」

  「いただいた 杵つき餅は 腰があり 今朝もこれから 焼いて食べます」

  「ポケットに 穴が開いてて 車キー ズボンの裾に 落ちてた気付かず」

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人間牧場

〇アイガモは寒くないのだろうか?

 センター試験のあるこの時期になると、毎年日本列島がまるで冷蔵庫に中には入ったような寒さがやって来ます。今年もこの冬一番の寒波が南下して、気象庁は昨日雪に注意するよう、異例の記者会見をしていました。こんな日は目覚めの朝など、暖かい布団から出たくない心境だし、ストーブを焚いた暖かい部屋で過ごしたくなりますが、緩慢な気持で過すと風邪を引く恐れがあるので、できるだけ厚着をしてでも外に出るよう心がけています。

冷たそうな水面を悠々と泳ぐアイガモたち

 昨日の夕方かなり強い北西の季節風が吹いていましたが、思い切っていつもどおり夕方のウォーキングに出かけました。上灘川沿いの道を歩いていると、冷たい川面でアイガモが3羽何食わぬ姿で悠々と過していました。普通は五羽の集団なので後の2羽を探しましたが、昨日は見当たりませんでした。それにしてもタダでさえ寒いこの時期なのに、アイガモは寒くないのだろうか?と、ついつい他愛のない心配をしました。

 聞くところによると水鳥たちは他の鳥獣から身を守るため、夜もずっと水面で過ごすのだそうですが、幾ら全身に温かい羽毛を羽織っているからといっても・・・・です。私も水鳥に生まれなくてよかったなんて思いを巡らせながら歩きました。今朝も外は北西の季節風が吹き荒れています。妻はまだ布団の中です。孫たちや息子たち夫婦も、今日は土曜休日なのでまだ布団の中のようです。こんな寒い朝でも、決まったようにさっき新聞屋さんがやって来て、窓から新聞を手渡しで受け取りました。私も負けないようにこれからウォーキングに出かけます。

  「ウォーキング 途中の川面 アイガモが 寒くないのか 悠々自適」

  「聞くところ アイガモ寒い 真冬でも 危険回避で 水面で一夜」

  「北国に 比べりゃここら 暖かい 弱気にならず 今朝も元気で」

  「年寄りの 冷や水ですと 妻が言う 冷や水ならぬ 冷や風受けて」 

  

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人間牧場

〇薪ストーブは暖かい

 人間牧場の中心施設である水平線の家の土間に、薪ストーブを置いています。記憶は定かではありませんが、多分この施設を造って間もなく、長男息子がインターネットで薪ストーブを探し出し、当時は案外安いなあと思いつつ、約25万円の大金を払って10年も前に購入しました。しかしその後長男息子とひと悶着ありました。私は薪ストーブ=煙突もついて直ぐにでも使えると思っていたのに煙突は別売りで、しかも木造の壁を通さなければならないため、熱遮断の工夫が凝らされていなければならず、これがまた目が飛び出るほど高く、25万円もするというのです。

赤々と燃える薪ストーブ
社会教育主事講習の事前打ち合わせ

 結局薪ストーブは、大工さんの壁穴開けや設置を含めて50万円となって、資金不足にあえぐ私の懐に大風が吹き荒れたのを覚えています。しかし鉄製の薪ストーブはその後威力を遺憾なく発揮して、その後設置したかまどやピザ釜、ロケ風呂とともに、人間牧場の顔として大活躍をしてくれているのです。それらは全て非現代と思える薪をエネルギー源にしていますが、エコの時代ゆえ一周遅れのトップランナーのような感じがしています。しかしアウトドアー派なら誰でも欲しがる薪ストーブですが、煙突やストーブ灰の処理等思わぬ作業もあって中々大変です。

 一番の苦労は薪の確保です。幸い親友の井上満宏さんのクヌギ山で、クヌギの木を毎年いただき、暇を見つけて切り出して軽四トラックで運び、割木を作り倉庫の軒先を利用して自作した薪小屋に、大量乾燥保管しているので、4~5年は何の問題もないのです。一昨日、2月の中旬に人間牧場で行われる予定の、社会教育主事講習の事前打ち合わせに、県の生涯学習課の担当者2人が、公民館の宮本館長さん、隅田主事さんと一緒にやって来ました。冬の寒波襲来中だったので、一足早くストーブに火を入れ暖かくしてお迎えしました。私のこの日の山弁当はお餅だったので、ストーブの上にアルミホイルを広げて持参したお餅をふっくらホッコリ焼いて美味しくいただきました。今冬は真っ最中です。赤々と燃えるストーブの横に背もたれ椅子を持ち出し、身体を沈めてのんびりゆっくり読者を楽しむのも、私の冬の過ごし方の一つです。

  「そういえば ストーブ購入 10年前 一悶着を 息子としたっけ」

  「薪確保 煙突掃除 あれやこれ 理想と現実 少し違って」

  「赤々と 燃えるストーブ 餅も焼け 一石二鳥 一人楽しむ」

  「ストーブの 横に背もたれ 椅子を置き 本を読みつつ ウトウトしつつ」 

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人間牧場

〇10日戎

 1月10日・11日は10日戎で有名な大阪今宮神社の祭礼で、多くの人が福やご利益を求めて参拝に訪れたとニュースで報じていました。愛媛県内の大洲の神社では恵比寿様にあやかって、「鯛」と書かれた大きなお餅を拾うと、本物の6kgもある大鯛が当たる粋な福撒きで賑わったようでした。

縁起笹

 わが伊予市の五色濱神社でも10日戎が行なわれ、仕事で行けない息子に頼まれて、縁起笹を買いに出かけました。前日まで神棚に飾っていた古い縁起笹を下ろしてナイロン袋に入れて持参すると、神社の入口付近に大きなダンボール箱が置かれていて、そこに入れるよう指示されました。

 神社の本殿前で賽銭箱に賽銭を入れ、家内安全と健康、それに息子に頼まれた息子の建築設計会社の商売繁盛を祈りました。境内のテント内では縁起笹を売っていました。千円と2千円の2種類がありましたが、息子に頼まれたとおり2千円の縁起笹を買い求め、福引をさせてもらい2等賞を引き当て、商品の中から小さなダルマを選んで持ち帰りました。

 帰宅すると孫2人が「神棚にはダルマが2つもあるのにどうしてダルマなの?」と聞くので、「1つは希心君、もう一つは奏心君、新しいのは一心お父さん、これで3心だ」とおどけて話し、みんなで大笑いをしました。若嫁が縁起笹の代金2千円をくれましたが、お祝儀ということで2人の孫に千円ずつ渡してやると大喜びで、「おじいちゃん、ありがとう」と言いながら、早速2人の孫たちはちゃっかり自分の貯金箱に入れていました。

  「1月の 10日は 戎さん 息子に頼まれ 神社お参り」

  「2千円 縁起の笹を 買い求め 商売繁盛 などをお祈り」

  「福引は 2等でしたが 景品の 中からダルマ 選んで帰る」

  「今年も 家内安全 健康に 加え商売 繁盛祈る」

 

 

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人間牧場

〇ティシュペーパー

 私たちは日々の暮らしの中で、空気もそうですが水や電気などは、蛇口をひねれば水が出て、スイッチを入れれば電気が点くといった風に、使っているという意識を殆ど持たず暮らしています。紙類もその一つで、毎朝決まって届く新聞も、トイレに行って用を足す時ちぎって使うトイレットペーパーも全て紙なのです。トイレットペーパーは水とともに浄化槽へ流れて跡形もなく無くなりますが、読んだ新聞は一ヶ月間分を束にして、段ボール類とともに古紙回収置き場へ持って行き家から姿を消しています。

 一昨日松山へ行った折、商店街を歩いていたら若い女性に呼び止められ、ティッシュペーパーをいただきました。冬の寒い時期なので、街頭でテッシュペーパーを配るアルバイトも大変でしょうが、この時期は寒さゆえティッシュペーパーを使うことも多いので、喜んでいただきジャンバーのポケットに入れて持ち帰りました。気がついて机の周辺をよく見ると、郵便局でティッシュ、銀行でティッシュ、買い物でティッシュと、貰ったティッシュが幾つも無造作に置かれていました。

 居間の机の上、ダイニングの机の上、書斎の机の上といった風に、あちらこちらには箱入りのティッシュが置かれています。特にダイニングの机の上のティッシュは、食事の最中も終ってからもやたらと手を伸ばし、醤油が飛び散ったのまでティッシュで拭き取る有様です。勿体ないという意識もなく、白くて軟らかいティッシュペーパーは、一体何を原料に、どういう製造や流通経路を経たのかも分かろうとしないまま、無造作に使われ傍のゴミ箱へ放り込まれて行くのです。

 この浪費が経済の活性化につながるのであれば、目くじらを立てることも無く、むしろ喜ばしい限りでしょうが、気がつけば最近は赤ちゃんのパンパースは言うに及ばず、高齢者の下の処理まで全て紙なのです。子どもが生まれた家庭の庭先に、洗濯されたオムツがたなびいた姿も、今は民族学者宮本常一の記録写真でしか見ようとしても見えない風情になりました。便利になった実感とどこか寂しい実感が入り混じるのも、昭和世代に生まれた古い人間ゆえなのでしょうか。

  「気がつけば 朝から晩まで 紙なしで 生きて行けない 暮らしになりて」

  「物干しに オシメたなびく 懐かしい 光景今は 見る影もなし」

  「商店街 歩いていると ネエチャンが テッシュは如何 喜び貰う」

  「勿体ない 昭和生まれの 二言目 私も古い タイプの人間」

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人間牧場

〇餅とすり大根

 朝食はパンとスムージーにヨーグルトと決めている、私たち夫婦の食生活ですが、毎年年末恒例の人間牧場での餅つきに加え、年末の正月餅つきからの朝食は、毎朝パンでなく餅に変わっています。お餅が大好きな夫婦ゆえ、それはそれとして楽しみで、醤油餅やきな粉餅と食べ方を変えて楽しんでいますが、昨日の夜妻が、「明日の朝はお餅をすり大根で食べよう」と提案があり、私も同調しました。

すり大根にお餅も美味しいです

 今朝はウォーキングから帰ると直ぐに薄暗い中を家の横の家庭菜園に入り、手ごろな大根を1本引き抜いて土を落とし、このところ毎日のように、ビニールハウスの中に植えているケールの葉っぱ3枚も、ハサミで切って一緒に持ち帰りました。妻はケールにリンゴとみかんを皮を剥いて牛乳とともに入れ、グリーンの彩りも鮮やかなスムージーを作りながら、大根の皮をピューラーで剥き、すり下ろし器でするよう、新聞を読んでいる私に頼みました。

 新聞を読むのを止めた私は、手を洗い大根をすり下ろし器で力を込めてすりました。やがてオーブンで1人2個の丸餅が焼けたので、お皿に置いたお餅の上に下ろし大根をたっぷり入れて少しだけ醤油を差しました。今朝の下ろし大根は少し辛味がありました。妻が言うのには、大根もワサビもゆっくり優しくすり下ろすとまろやかになるそうですが、私のように無造作に力任せにすり下ろすと辛味が強くなるとのことでした。

 「とても美味しかったので、明日もまろやかになるようすって食べようね」とねだられ、しぶしぶ了解しましたが、同じ大根でもすり方で味が違うのかどうか、確かめてみたくなりました。それにしてもすり大根で今朝食べたお餅は、とても美味しかったです。神棚に供えていた大きな鏡餅も、既に小切りにして丸餅とともに水にかして保存していますが、これから当分は毎朝大好きなお餅を、夫婦揃って食べれることは幸せです。

  「朝はパン 年末年始 朝は餅 大好きゆえに 朝が楽しみ」

  「同じ餅 醤油やきな粉 あれこれと 変えて食べると これまた最高」

  「大根を 畑引き抜き 水洗い すり大根は 私の役目」

  「すり大根 今朝は辛いと 妻が言う もっと優しく はいはい分った」 

 

 

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人間牧場

〇新聞二題

 私は73歳のこの歳になっても、まだ老眼の兆しがなく、裸眼で新聞が読めるのですから、自分で自分を誉めてやりたい心境です。生まれてこの方まだ一度も、メガネをかけたことがないと自慢していますが、80歳で亡くなった母親も死ぬまでメガネをかけず、裸眼で新聞を読んでいたので、どうやら私の目の良いのは遺伝ではないかと、若松家のDNAに感謝しています。「顔は悪いが目はいい」などと戯言を言っていますが、メガネをかける煩わしさや出費のことを考えるととても有り難いことのようです。

水仙の花が咲いています
叔母の門欄投稿記事

 昨日のジュニアえひめ新聞の週間ニュースチェックの欄に、「視力が悪い子ども過去最悪」という記事が載っていました。2016年の全国学校データを調べたところ、視力の悪い小・中・高生の割合がこれまでで最も悪い結果になっていることが分ったそうです。裸眼の視力が1.0未満の子どもの割合が小学校では3人に1人(31.46%)、中学校では半数以上(54.63%)、高校では3人に2人(65.98%)になっていたそうです。スマートホンやテレビゲーム等物を近くで見る習慣が原因のようですが、考えさせられる社会現象だと思いました。

 一昨日の地元紙に、2つの記事が載っていました。ひとつは下灘の水仙畑の花が見ごろ、もう一つは叔母の吉野竹子が門欄に投書した記事でした。いずれも身近な話題なので、いつものようにスクラップしてパソコンでスキャナーしデジタル保存しました。正月を挟んだ年末年始は取り立てた急ぎの用事もなかったので、新聞も見出しまで目を通し、本も何冊か乱読することができ目の正月でした。今日は成人の日のようで、考えること多々ありて、明日のブログのネタにしたいと思いました。

  「昨日の 新聞記事を スクラップ 水仙話題と 投稿二題」

  「この歳に なっても裸眼 新聞を 読める幸せ DNAかも」

  「顔悪い 目だけはよいと 戯言を 言って世間を 笑わせる日々」

  「子どもの目 最悪ですと 警鐘を 鳴らしています ご注意願う」

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人間牧場

〇マジックミラーに私が5人も映りました

 今日は天気予報どおり朝から雨です。年末年始は雨も降らず風も吹かず穏やかな天気が続いていたので、久しぶりの雨って感じで、午前4時雨音に起こされました。私の場合は余程のことがない限り雨の日でもブログを書いた後長靴と雨傘という出で立ちでウォーキングに出かけ、朝だけで約6千歩歩きますが、今朝は多少ズボンの脛と両腕辺りが濡れましたが、着替えるほどでもないので帰宅後ダイニングの石油ストーブの前で、新聞を読みながらくつろぎながら朝食を取っているうち乾いてきました。

あら不思議、自分が5人窓ガラスに映る

 今年はこの一週間天気が良かったので、少し遅れ気味だった畑仕事や農作業がはかどり、一気にばん回したため気持ち的には少し余裕が出たって感じです。ゆえにでしょうか、夕暮れ時になると毎日のように道の駅ふたみシーサイド公園へ一人出かけて、夕日を観賞しながら手っ取り早いデジカメで西の空を思いつくまま撮っていますが、昨日面白い発見をしました。夕日のミュージアムのガラス戸に自分の姿が複数で映るマジックミラーを作ったのは私のアイディアですが、少し離れた位置に立つと、何と自分の姿が5人も映るのです。

 傍を歩いていた若いカップルにそのことを教えてあげると、二人は大はしゃぎでカメラに収めていました。私が整備に関わったシーサイド公園にはこのように色々な仕掛けや物語があって、結構楽しむよう造っているのですが、私が役場を退職し関わらなくなってからでも早10年が過ぎているので、伝える人も術も殆どなくなって、少し寂しい感じがしています。もう一度シーサイドの賑わいを取り戻すためにも、力を入れなければと思いながら、数日前からの北西や北東の季節風で砂浜に打ち上がったゴミの中を歩きました。見方によっては面白い形の漂流物がいっぱいありました。ゴミだって宝の山かも・・・・。

  「このところ お天気続きで シーサイド 綺麗な夕日 堪能しました」

  「シーサイド マジックミラーに 5人もの 自分の姿 少しビックリ」

  「どの自分 一番でしょう カップルに 教えてやると 大はしゃぎして」

  「砂浜に 大量ごみが 打ち上がる よくよく見れば これもお宝」

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人間牧場

〇変る高齢者概念

 これまで統計上は65歳以上を高齢者と呼んでいました。私を含めて健康な65歳以上の人には「高齢者」と呼ばれても正直なところ余りピンとこないばかりか、65歳という押しなべた基準に違和感を感じていました。ところが昨日の新聞やテレビのニュースで、65歳から75歳までの人を準高齢者と呼んだらどうかという提案がありました。準がついても高齢者に違いはありませんが、75歳までの高齢者予備軍の人にもっと社会活動に、積極的参加をして欲しいという発想には私も大賛成です。

3年前の私の写真が、突然facebookにアップされました

 かくいう私も今年72歳、正真正銘の高齢者にあと2~3年と迫っていますが、若さを保つことはできなくても、老いの下り坂で転げずに、アクセルとブレーキを踏み間違わないくらいならできるかも知れないと、毎日できることをコツコツやっています。私は去年の10月末にぎっくり腰を患いました。ツーリズムの全国大会分科会の真っ最中だっただけに、恥かしい姿を皆さんに見せただけでなく、「自分も歳だなあ~」と、少し心が折れていましたが、相前後してNHKテレビ「ためしてガッテン」で「究極の腰痛体操」を見てから、早速夜寝る前布団の上で、たった5分間の簡単な誰にでもできる体操を始めました。

 これが良いのかどうかはまだ分かりませんが、一昨日、昨日の2日間、きつい農作業だったにも関わらず、再発もせず元気を回復してるところを見るとどうやらいいようです。勿論私の健康の半分は妻が受け持ってくれている食事のお蔭でもあるのです。毎朝のリンキャベや青菜のスムージー、三度三度の食事など、感謝しても感謝しきれないのです。私たちはこれまで、高価で美味しいもの=身体によいものと思っていました。高価で美味しいものは得てして脂質、油質、糖質が多く含まれていて、むしろ貧乏の代名刺のように言われていた質素なものが体の維持に欠かせないのです。

 大根や白菜、カブといった冬野菜は体内に熱源を与えてくれるし、トマトやキューリといった夏野菜は体の熱を取ってくれるのです。利に反して高いお金を出してまで冬野菜を夏食べ、夏野菜を冬に食べると体調を崩してしまうのです。昔は貧乏人に殆ど見られず、金持ち病といわれていた糖尿病が国民病といわれるほどに何故増えたのか、ある学者は身体に悪い美味しい物を食べる生活習慣の結果だと警鐘を鳴らしています。私もまだ健康な準高齢者なので、健康に注意して社会貢献をしたいと思っています。

  「六十五 過ぎたらみんな 高齢者 これから先は 準に格下げ」

  「格下と 聞けばシュンと するけれど 今度ばかりは みんな喜ぶ」

  「準がつく 高齢者皆 再起動 社会のために 一花咲かせて」

  「健康の 半分担う 食べるもの よくよく考え 三度の食事」 

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人間牧場

〇コンニャク芋掘り(その2)

 昨日は北東の風が少し強く吹いていましたが、まずまずの好天だったので弁当持参で人間牧場へ、コンニャク芋掘りに出かけました。昨年末しめ縄飾りと鏡餅を供えに来ていましたが、人間牧場へ行くのは今年最初です。まず足元を地下足袋に履き替え、厚手の作業用ゴム手袋をはめて、早速作業開始です。畑は冬の季節風が防風杉の古葉を落しているのでそれらを取り除き、三つ鍬で片方から雑草を取り除きながら掘り進みました。

掘り上げた赤土のコンニャク畑

 種芋を植える時、芋の在り処を示すため30cmほどの竹棒を土につき刺していたので、鍬で芋に傷をつけることもなく掘り進みました。このところの上天気で赤土の水分も思ったより少なく順調でしたが、1枚の畑を終え、2枚目3枚目と進むにつれて、急峻な地形の畑での下を向いてする作業は腰に負担がかかり、昼を挟んで午後3時までに、キャリーに3箱のコンニャク芋を掘り終るころには、腰に痛みを感じるほどでした。

収獲したコンニャク芋

 芋の出来具合は豊作でもなく不作でもない普通作といった感じです。キャリーに入れた芋を倉庫まで運び無事コンニャク芋掘りを終えました。たった20個から始まったコンニャク芋は、途中何度か大きな芋を使って4~5回コンニャクを作ったものの、その後も増えて今年もコンニャクを作るプログラムができそうでホッとしています。道具もちゃんと揃っているので今年こそは、誰にも頼らず自分の手でコンニャクを作ってみたいと思っています。

  「3枚の 段々畑 這いずって コンニャク芋を 3箱もゲット」

  「急斜面 ゆえに作業は 腰に来る ぎっくり腰に ならないように」

  「さあこれで 芋は揃った 今年こそ 自分一人で コンニャク作り」

  「ばあちゃんが 木灰使い コンニャクを 作った姿 嫌いの原因」

 

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