人間牧場

〇赤錆びた線路

西日本を襲った集中豪雨で、予讃線海岸周りの線路にも甚大な被害が出て列車が不通となり、間もなく一ヶ月を迎えようとしています。列車が動いていた時は慣れて気づかなかった列車の存在ですが、動かなくなるとそれはもう大変で、JR四国は代替バスを走らせてはいるものの、高校生を持つ親などは、その不便さの中で朝晩伊予市駅まで子どもを送迎しなければならず、夏休み中とはいいながら、部活の子ども対応に忙しい日々を送っているようです。昨日所用でJR上灘駅へ行きましたが、列車の走らない鉄道線路はまだ1ヶ月だというのに赤錆が出て胸が詰まる思いがしました。一日も早い復旧が望まれます。

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人間牧場

〇ミョウガの話

 わが家の裏には自然に生えたミョウガ畑が3か所あります。先日の台風12号の残してくれたお湿りで、ミョウガがボチボチ出始めました。緑濃い胸ほどもある葉っぱをかき分けて、白い乳白色の花を咲かせているミョウガを採りますが、ミョウガの下は昼なお暗い場所で、マムシの隠れ家には絶好の場所らしく、時々ミョウガ採りをしていてマムシに噛まれた話を聞くので、長い棒を使ったり手袋をはめたりして注意をしています。

ミョウガの美味しい季節です

 ミョウガはスーパーへ行けば年中出回っていますが、路地物は稲の穂が出揃うこの時期でないと食べれないので、主に薬味用に使っています。先日ミョウガの話をブログに書いたところ、友人の久保さんが、ミョウガの逸話を書き込んでくれました。ある程度は知っていた話しながら詳しい博学に感心したので、書き残したいと思い要らなくなった封筒の裏にメモをしたので、ワードプレスブログに再掲しました。

~仏教の逸話~
 「お釈迦様の信徒に物覚えの悪い弟子がいて、教えてもらった端から忘れて、時には自分の名前すら忘れる有様です。しかしの弟子は物覚えが悪いものの真面目に教えを守り、修行に励むことでついに悟りの境地に達しました。自分の名前を忘れぬよう、大きな名札を背負って修行したことから「茗荷」の字名をいただくことになりました。死後遺骸埋葬した地面から見慣れぬ芳香のする草が生えてきたそうです。それがえもいわれる芳香のする草で、茗荷の墓から生まれた草ということで、その草も「茗荷」と言われるようになった」というお話です。

 ミョウガは「親に似ぬ子はミョウガの子」とか、「ミョウガを食べ過ぎると物忘れがひどくなる」と言われていますが、それぞれに逸話があるものです。また一つ利口になりましたが、知った知識もすぐに忘れてしまうのが人間の常で、「あれ覚えてる?」と聞けば、「ミョウガを食べ過ぎて忘れてしまった」と、自分の記憶減退をミョウガのせいにしたりするのも面白い話ですが、これからは「茗荷」和尚さんのことを思い出しながら味わいたいと思っています。ちなみにわが家の昨日の夕食はそうめんの薬味にミョウガ、今日はミョウガの天ぷらのようです。ミョウガのせいにして益々忘れ状が良くなるようです。

「わがブログ ミョウガのことを 書きました 友人逸話 書き込み教え」

 「仏教の 話知っては いたものの さすが博学 ブログのお陰」

 「昨日薬味 今日は天ぷら 立て続け ミョウガ三昧 物忘れひどく」

 「ミョウガには ポリフェノールも 含まれて 目にいいそうだ 食べよ食べよう」

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人間牧場

◯小さな善行

今朝車で海岸国道を人間牧場にむかって走っていると、亀の森付近の歩道で一人黙々と路側帯の草を引いている男性が目に留まりました。元漁師のNさんでした。誰に勧められた訳でもなくやっている小さな善行を見てすっかり嬉しくなりました。世知辛いこんな時代でも温かい心を持った町民がいるのです。昨日の夕方、夕日を見に行ったついでに、私も及ばずながら灘町海岸に出て、少しですが、ゴミを拾い集めました。今度の日曜日には双海町でトライアスロン大会が行われます。少しでも綺麗な町にしてお客様を迎えたいものです。双海町はいい町です。

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人間牧場

〇台風の痕跡と行方

 地球は自転しているので、天気の移り変わりは「西から東へ」は常識です。故に台風も「西から北へ、北から東へ」が常識なはずなのに、今回の台風12号は東から西へ、西から南へ」とやりたい放題の悪態を経て、弱った勢力を再び少しだけ強めて抵抗し、自分の間違いに気がついたのか、鹿児島沖の海上で一回りして中国大陸へ向かいそうな雲行きです。

台風12号の痕跡と行方

台風が近づくと誰もがその方向と予報円、そして勢力と速度に一喜一憂しながら気にして過ごします。台風が鹿児島付近にあるのに台風12号の行方など、飽きやすい国民にはもう過去のものとなって、誰もが見向きもしないようです。インターネットにアップされる台風情報は、台風が熱帯低気圧から台風になった時から、台風が温帯低気圧になるまで記録し続けられますが、温帯低気圧になった途端、天気予報から完全に消えてなくなります。

 余程ことがない限り台風の通った痕跡は永久に自分の目では見ることが出来上がりないので、私は記録のつもりでその様子をシェアーしています。意味もないことだと分かっていますが、これも記録しないと記憶に残らないので、今回は東から西に辿った12号の痕跡をアップしておきます。多分来年のこの頃、8月1日の台風の痕跡を、「去年は珍しい台風が来たなあ」と、感慨深げに自分のブログ記事を呼び出して読み返すことでしょう。

「もはや過去 殆どの人 忘れてる 台風痕跡 記録し記憶」

 「自転する 地球じゃ 常識 西から東 非常識もある」

 「低気圧 熱帯台風雨 温帯で 台風情報 姿消すゆえ」

 「来年の この頃あれこれ 思いつつ 記録呼び出し 記憶呼び出す」

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人間牧場

〇ミョウガの収穫

 大雨の後3週間ほど雨が降らず、畑はまるで砂漠のように乾ききって、一雨欲しいと思っていたところへ、待望しない台風12号がやって来て、東から西へ異例のコースで日本列島を駆け抜けました。二次災害を起こすほどの雨ではなかったため、雨は地上に適当なお湿りをもたらし去りましたが、鹿児島県沖で迷走する台風はどうやら今後西に向かって進むようです。

顔を出し始めたミョウガ
ミョウガの色は綺麗です

 この湿りで庭の隅に自生しているミョウガの、濃い緑色の葉っぱの根元をよく見ると、乳白色の花をつけたミョウガが生え見え始めました。何個か取ってみましたが、よ~く見るとあちらこちらに生えていて、一度に食べきれるほど収穫しました。外の清水口で綺麗に水洗いして妻に渡しましたが、「あら珍しい、もうそんな時期ねえ」と納得していました。

今はハウス技術が進んで、ミョウガは年中スーパーの店頭に並んでいます。それらの殆どはお隣高知県産ですが、 これから少しの間は地元産路地物が出回ります。ミョウガは名脇役で、そうめんの薬味や、鱧料理の添え物として使ったり、時にはてんぷらにして味わったりしますが、独特の風味はやはり大人の味といったところでしょう。

わが家では最盛期になるとミョウガを水洗いして水を切り、広口瓶に入れてその上から沸騰させた2杯酢をかけて粗熱を取り、蓋をして2~3日置くと、らっきょうに似たシャキシャキ食感の酢漬けが出来上がります。夏の暑い時期なので日持ちは余りしませんが、冷蔵庫で保管すると2~3週間は十分楽しめます。ミョウガのポリフェノールが酢に溶け出して、綺麗な桜色の漬物となりますが、お寿司の添え物、お茶漬けのお供には最高です。

「台風の 思わぬお湿り いただいて ミョウガの茎の 下にミョウガが」

 「昔から 親に似ぬのは ミョウガの子 言われる通り 似ても似つかぬ」

 「収穫の ミョウガ清水で 水洗い 妻は早速 料理添え物」

 「わが家では ミョウガの酢漬け 今年も ポリフェノールの 色も鮮やか」

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〇次男息子の帰省

 私には4人の子どもがいます。私の理想は跡取り長男と同居すること、三人の子どもを県内に住まわせることでしたが、幸せなことに長男は若嫁と孫二人で同居し、長女・次男・三男も県内に住んでいて、今のところ全ての子どもが理想通り1時間圏内にいます。日赤松山病院の看護師をしている次男は3年前、職場内の転勤もないので松山に家を建てて住んでいますが、今年の5月から年末まで、資格を取るため横浜の専門学校に長期遊学しています。

台風接近の中食事会に集まった家族
歩けるようになった孫も食事会の一員です

 満一歳の孫を置いての遊学なので、心配はあるものの次男の嫁の実家が近いこともあって、大助かりですが、私たちも多少ながら手助けするため、毎週土曜日か日曜日には息子の家へ出かけていて、妻も何かと忙しそうです。土曜日には次男が一週間の夏休みのため帰省することになりました。台風12号の接近で飛行機が飛ばないのでは?と心配しましたが、成田午前6時20分発の飛行機は間一髪飛んで、午前9時ころ自宅へ無事帰ったと連絡が入りました。

 昨日は家族が揃って食事会を予定していましたが、台風の動きが気になって身動きが取れなかったものの、雲行きや雨脚を勘案しながら、全員で松山の中華料理店へ集まり、小宴を催すことができました。1歳1ヶ月の孫もこのところ成長が著しく歩けるようになり、言葉はまだ喋れませんが、こちらの問いかけには反応して、茶目っ気いっぱいで、みんなの話題をさらいました。次男は間もなく横浜へ向かいますが、年末には元気な姿で帰郷して欲しいと願っています。

「4人の子 みんな県内 住んでいる 嬉しいことに 出会い度々」

 「わが次男 資格取るため 横浜に 遊学帰省 みんなで食事」

 「1歳の 孫も次第に 成長し ヨチヨチ歩き 言葉も分かる」

 「3ヶ月 離れていても 親ゆえに 孫は嬉しく 懐抱かれ」

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人間牧場

〇昨日今日を記録することの意味

 私たち人間の記憶装置は昨日や今日のことは、しっかりと克明に覚えているのに、過ぎ去った日々を遡れば遡るほど記憶はあいまいになって、覚えていたはずの記憶の殆どを忘れてしまいます。特に私のような高齢者になると10日前のことどころか、さっきまで覚えていたことすら忘れて、「はてさて?」と首をかしげる有様です。


(揃いのTシャツを着た息子と孫たち)

ゆえに記録は大事だと思い、人様から見れば何の意味もないと思われる日々の出来事の細々を、まるで日記のように「shin-1さんの日記」というブログに書き綴っています。14年前現職を退職して間もない9月から始めたブログ書きも、気がつけば早14年目です。自分ではそんなに古い話ではないと思うのに、パソコン画面に呼び出してみたり読んだりすると、「へえ~こんなことが・・・」と当時のことが、懐かしくなって時のたつのも忘れるほどです。

 昨日息子と孫2人は、夏休みで帰省した見ず知らずの人にカブト虫をプレゼントしようと、松山空港到着ロビーで小さなイベントを開いたようです。台風12号の接近で飛行機が欠航するかも知れないという不安な気持ちで出かけましたが、何と何と用意した150ケースのカブト虫配布は大盛況で、同行した孫たちも母親から習った、片言の英語で外国人とも会話ができ、大喜びで帰ってきました。

 私は同行していないので様子を知る由もありませんが、私の一眼レフデジカメをを息子は持って行っていたようで、記憶にない記録がパソコンで再現され、私の小さな記録に加えられ記憶となりました。それにしても画像の記録も小さなメモリーカードをパソコンに差し込むだけで再現できるのですから、何という便利な世の中でしょう。デジタルは使い方を知っていれば、その利用方法は無限に広がります。感心しながら私のブログに写真を転載しました。

「昨日今日 覚えているが 3日前? 何があったか 思い出せない」

 「何気ない 日々の暮らしを 記録する 10年経てば 物語です」

 「空港で 帰省の客に カブト虫 配りイベント 大盛況で」

 「画像見て リアル共有 したような 錯覚さえも 記録留めて」

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人間牧場

〇松山空港が何かと気になる朝

 今朝の天気は曇り空で、台風接近を思わせるような雲が東から西にゆっくりと動いています。今日は次男息子が長期研修の途中の夏休みが5日間あるので、今朝の成田発6時20分発のジェットスターに搭乗して、松山へ帰る予定です。格安チケットで帰る作戦も中々上手く行かないもので、運悪く特別コースを進むものと思われる台風12号が接近中で、飛べるかどうか心配していましたが、パソコンで運行状況を調べてみると、どうやら間一髪出発したようで、まもなく到着の一報が入るものと思われます。(先ほど松山へ無事到着したと連絡あり)

昨晩のカブト虫の仕分け作業
今朝のエサ入れ作業
出来上がったカブト虫籠

 今日は松山空港で長男息子たちが、夏休みで親と一緒に帰省する都会の子どもたちに、カブト虫をプレゼントするイベントを企画していて、間もなく準備が整い、手伝う予定の孫2人を伴って出かける予定です。息子はこの1ヶ月間、約200匹のカブト虫を揃えるために、仕事の合間を縫って準備を進めてきました。私も知らず知らずのうちに巻き込まれ、人間牧場に造ったカブト虫養殖場に金網囲いを作ったり、毎日のように幼虫から孵ったカブト虫を集めたりさせられました。

息子は私が捕まえて持ち帰ったカブト虫を、仕事から帰っても夜遅くまで、小さな容器に1匹ずつ小分けし、エサとなるゼリーを与えて倉庫の隅の飼育場で大切に育てててきました。4~5日前には陳列棚が倒れるハプニングにも出会いましたが何とか昨日を迎え、昨晩と今朝孫二人も手伝って化粧ケースに入れて荷造りし、8時30分に飛行場に向けて出発しました。カブトムシを無償で配るこのイベントは昨年から始め、今年で2回目です。

私も妻もカブト虫を無償で配る崇高な理想は理解しつつも、「何もそこまで?」と思い、長続きさせるためにはもっと工夫が必要だと話しています。かく言う私も無人島キャンプや丸木舟製作などを若い頃、「何もそこまで?」と親や周りの人に言われながらやった昔を思い出しながら苦笑いしています。誰に似たのか、やはり「カエルの子はカエル」のようだと言う、妻の指摘が当たっているようです。さて台風の影響で各地からの飛行機が予定通り到着するかどうか?、新たな問題が・・・・。

「暑い時期 約一ヶ月 カブト虫 集めて飼育 私も一役」

 「わが息子 誰に似たのか 分からない 松山空港 カブトを配る」

 「200匹 用意するのに わが息子 寝ても覚めても カブトにうつつ」

 「周りから 何もそこまで 陰口が 自分満足 いいではないの」

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〇水害被災地を見舞う(その2)

 老人施設キネマを出た私たちは、大洲市立肱東中学校を訪ねました。この学校は前年度までの2年間、金融教育指定校だったこともあって、金融広報アドバイザーとして何度も足を運んだことのある学校なので、気になっていました。肱東中学校の近くには水害に遭った菅田地区もあり心配していましたが、子どもたちの中には床上浸水した家もあるものの、みんな元気な様子でした。校長先生は北中学校に転勤していましたが、昨年まで南予教育事務所で指導主事をしていて一緒に金銭教育を担当していた先生が、教頭先生となって赴任していてびっくりしました。

橋の下に肱川ダムのできる前の橋が見えました。
横林公民館ロビーに飾られた古い時代の写真
大量のゴミにい埋め尽くされた肱川ダムの湖面

肱東中学校の運動場には自衛隊の災害派遣隊が駐留していて、被災者のための温浴サービスなどを行っているようでした。私たちは肱川に沿って奥へと進みましたが、大雨で流された大成橋を見ながら、土砂崩れのためう回路道となった細い山道を、片側交互通行し、水没し休業している道の駅を横目に見ながら、肱川ダムに着きました。肱川ダムは今も放流を続けていますが、ダム湖面を埋めた大量の流木やゴミに水害のすさまじさを思いました。これらの堆積ゴミはクレーンで救い上げられ、ダンプカーでどこかへ運ばれているようでした。

 私たちは野村町横林公民館に立寄りました。あいにく知人の井上館長さんは留守でしたが、職員のご厚意で携帯電話で近況を話すことができました。公民館ロビーに飾られた昔のワイドな写真を見ながら職員さんの説明を受けましたが、新しい鉄橋の下には肱川ダムができる前に使っていた古いコンクリート橋が浮かび上がり、まるで昭和初期にタイムスリップしたような錯覚にとらわれました。この橋もまさに近代化遺産と呼ぶにふさわしいものです。

 その後、私たちは城川町経由で野村町の市街へ入りました。同行の浜田さんは1週間前ボランティア支援で野村に来ているし、わが息子も軽四トラック持参でボランティア支援に出かけているので、当時の様子は大まか聞いて知っていましたが、聞くと見るとでは大違いで、うず高く積まれた災害ゴミや、汗水たらして働くボランティアの方々に、「ご苦労様です」と声をかけ、仕事の手を休めて木陰で休憩している住民に、立ち止まって慰めの言葉をかけながら世間話をするなどしました。公民館に知人の清家さんを訪ねましたがあいにく留守でした。清家さん自身も被災していて、その模様はfacebookでよく見ていて、心が痛みました。

「昨年度 何度か訪ねた 中学校 校庭自衛隊 キャンプを張って」

「う回路の 細い山道 縫うように 交互通行 繰り返しつつ」

「肱川の ダムの湖面を 埋め尽くす ゴミの山見て 唖然驚く」

「橋の下 ダムで水没 した橋が 見えて時代の 流れしんみり」

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〇朝寝は時間の出費である

 私の日常は朝4時ころに目が覚めて始まります。「歳をとると朝起きるのが早い」とよく言われるゆえ大きな声では言えませんが、「早起きは三文の徳」とばかりに、早起きの効果を自分に言い聞かせてほぼ毎日、時計に頼ることもなく実行しています。私が午前4時に布団からそっと抜け出しても、一緒に寝ている妻は午前6時まで気づかないふりをして、布団を温めていますが、私と妻の間には朝だけでも2時間の開きがあるのです。

 妻はその理由を家事で疲れているからと言い、「そんなに寝なかったら今に寝たきりになる」と「、もっと朝ぐらいはゆっくり」するよう勧めるものの、長年の習慣は治しようがないのです。私は役場に在職中、地域振興課長をしていたころ、毎朝4時に起床して細々準備をして、毎日朝5時から役場に行く8時までの3時間、自分が作ったシーサイド公園に出かけ、人工砂浜やミニ水族館の水槽掃除に明け暮れました。たった12年間でしたが冬の寒さや夏の暑さもしのぎやった清掃の蓄積は、多くの自信になりました。

 アメリカの実業家カーネギーが「朝寝は時間の出費である。しかもこれほど高価な出費はない」と言っていますが、私も同感です。夏の暑い今頃は日中の気温が35度を超す猛暑になることも珍しくありません。それでも朝晩は気温も幾分下がり、農作業をするのも随分楽なので、朝晩に集中してやっていますが、大雨被害が西日本を襲った今回の水害以降、3週間ほどまったく雨が降らず、菜園の野菜も音を上げ始めていますが、朝晩の谷灌水のお陰で、ナスやピーマン、オクラ、キューリなどの夏野菜は豊作で、毎日美味しくいただいています。

「カーネギー 朝寝時間の 無駄遣い なるほど頷き 今日も早起き」

 「もし私 人並朝が 寝坊なら 人並以下の 人生だった」

 「この時期は 昼間猛暑で 熱中症 ゆえに朝晩 俺流作業」

 「妻が言う そんなに寝ないと そのうちに 寝たきりなるよ 警鐘苦言」

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