人間牧場

草刈り途中に見つけたムカデ花と呼ぶオレンジ色の花
 こう雨が長く続くと、畑に入るとぬかるむので入れず。雨の小降りになったのを見計らって家の裏や畑の隅の草を刈っていますが、人間牧場や港の見える丘の草丈の伸びも気になって仕方がありません。

 このところの草刈りの途中、草の中にホタルブクロや野生のミントなどが目につき思わず見とれたり、それらを可哀想だからと刈らずに通りすがったりしますが、植物学者牧野富太郎博士が「雑草という名の草はない」と言ったように、雑草として刈り取ることに多少心が痛むのも事実です。

 それでも、それらの草花を愛で過ぎると草刈り作業が遅々として進まず、結局は草刈りの方に心が動き刈り取ってしまうのです。それでも昨日は名前も分からず子どもの頃からムカデ花と呼んでいるオレンジ色の花を4~5輪摘んで、一輪挿しに活け、食卓の上に置きました。野の花ゆえに派手やかさはありませんが、趣のある風情でした。

「草刈の 途中で見つけた 野の花を 雑草ともども 刈るのためらう」
「草刈り機 エンジン止めて 野の花に 見とれる私 心が豊か」
「切り取った オレンジ色の 花4~5輪 一輪差しに 活けて食卓」
「今日も雨 明日も雨だと 予報では 言ってるけれど 出来ることする」

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人間牧場

〇トマトが色づき始めました
 わが家の家庭菜園では、小さなハウスに20本、露地に大中小40本ものトマトを植えています。時々「そんなに植えて出荷するのですか?」とよく聞かれますが、自宅用とお裾分け用にするためには、このくらいが必要なのです。

 

 そのトマトがハウスは遅れ気味、露地は順調に育って、この4~5日前から収穫できるようになりました。無機質な畑に真っ赤な実がなっている姿を見ると、どことなく元気が出るようです。勿論すべて無農薬で作っているため、雨のよく降る気象状況では病気が来て、ダメになる不安もありますが、トマト大好き人間の私としては、今のところ毎日畑に入るのが楽しみです。

 今日は大玉と中玉のハウス物を収穫し、若嫁の食卓にも半分お裾分けしてやりました。今朝と昼と夜の食卓には勿論冷えたトマトが出され、美味しくいただきました。もう少し量が増えれば、トマトジュースにして飲む予定です。

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人間牧場

〇防災キャンプこぼれ話
 30人も子どもがいると色々な特徴を持った子どもが沢山いて、面白いです。段ボールハウスが出来て、自分の荷物を持って引っ越し作業をしていると、突然ハウスの中から自分の顔にライトを当て、「幽霊じゃ~」と私を脅しました。怖くはないけど「キャ~怖い」とおどけて見せると悦に入っていました。

 またみんながビニールのゴミ袋を裁断して即席の雨合羽を作っているのに、切り離したビニールで、髪飾りを作ったり顔の張り付けて仮面舞踏会のような恰好をしてみんなを笑わせました。

 毎年のことながら低学年の子どもたちは自分でやろうとしてもやり方が呑み込めず、結局私たちスタッフやジュニアリーダーに助けを求め、いかにも自分一人で出来たような顔つきで得意満面になっている子もいました。

 今年はジャンボシャボン玉に挑戦しましたが、中には偶然綺麗な大きいシャボン玉ができて、「どうだ」と言わんばかりに得意になっている子もいました。こんな遊び心がたまらなく楽しい防災キャンプでした。

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人間牧場

〇朝顔市の再告知
 長男息子はこのところ夜明けの時間が早いので、朝早く起きて朝顔の植え替えや水遣りなどを行ってから松山の職場へ出勤し、祖語とからかえり夕食を済ませると夜なべのような作業を、家の横の東屋に電気をつけて夜遅くまでやっています。

 昨年少し腰を痛めたことがあったので、「あまり無理をするな」と注意をしていますが、今年の朝顔市が7月14日に迫り、あれやこれややることが多くドタバタしています。家族でおお延はしてやりたいけれど、それぞれの作業手順が分からず、支援と言えば温かい言葉しかないようです。

 そこで、私のFaceBookでチラシをスキャナーでスキャンしててやろうとやったところ好評だったものの、肝心の場所が分かりづらかったため、再び告知の意味もあって修正の上アップすることにしました。興味のある方は是非お立ち寄りください。

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人間牧場

〇エアコンの嫌いな私
 電気代が高いのを悔やんだり、ケチだから言うのではありませんが、私はどちらかというとアウトドアー派で、人工的に冷やすエアコンや冷暖房器具などで作る人工的な冷たさが苦手で、余程のことがない限り書斎のエアコンは使いません。

 最近は温暖化気候の影響で気温が高く、国を挙げて熱中症への注意を早くから呼びかけていますが、今年に入ってまだ一度もエアコンをかけたことがなく、むしろ戸を開けて網戸にしたり、また風呂上りは扇風機やうちわを使って量を取り込んでいます。

しかしそうは言っても熱中症になると命の危険があるばかりでなく、家族に迷惑がかかるので、年齢的に限界はあっても暑さ寒さに強い体に鍛えたりしなければなりません。年寄りの冷や水と言われないよう、健康に過ごしたいものです。

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人間牧場

〇部屋の中から窓越しに見える植物や生き物たち
 私たちが使っているダイニングからは、裏庭の緑が一望出来て気に入った風景です。今は夫婦2人だけの眺めですが、夜になると部屋の明るい蛍光灯の光を求めて色々な動物がやって来ます。

 窓に張り付くため、ヤモリやカエルなどはいつも見ている背中の表情とは違った腹や手足裏側の部分が見えて、グロテスクなその姿はまるで標本を見ているようです。

 最近蛍光灯からLED電球に替えた私の書斎はめっぽう集まる動物が減りました。LED電球は省エネになるばかりでなく、動物の世界にも影響を与えているようですが、「なぜ?、どうして?」となるとまだ答えは見つかっていません。

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人間牧場

〇私が挿し木して育ててお嫁に行った紅芙蓉の花
 私は自分の町を美しくしようと、水仙や菜の花、桜、ツツジ、酔芙蓉、アジサイなどをまちづくりの一環として辺り構わず、時には反対されても植え続けてきました。その一部は物語や神話となって各地に残っています。

 その中でもシーサイド公園に別名「夕日花」と私が名付けて植えた朝真っ白、昼ピンク、夕がた真っ赤になる酔芙蓉の花を植えていますが、とても気品があって綺麗な花です。私の手から離れた後世話はイマイチのようです。この花は何度か挿し木を試みたものの、挿し木が不向きなのか昨年も結局芽は出たものの失敗しました。

 相前後して友人に貰って5年前に挿し木した、まるでハイビスカスのような大輪の真っ赤な花が咲くアメリカフヨウは挿し木した枝がほとんど全部活着し、庭のあちこちに移植してどんどん成長を続けています。

 その中の一本を次男嫁の実家のお父さんに差し上げた所、適地だったことに加え大切に世話をされたようで、枝葉も立派に育ってかなり大きくなっています。昨日お父さんは入院中でしたがお母さんが在宅でお見舞いのつもりでお伺いしましたが、今年最初と思われる一番花が一輪咲いていました。

 さっき退院したお父さんから電話がありましたが、紅芙蓉の花が咲いて出迎えてくれたと喜んでいました。わが家は日当たりの都合で花が咲くのはまだもう少し先のことですが、花がご縁を結んでくれているようで嬉しい花との出会いでした。

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人間牧場

〇懐かしいサイコロ
 机の中を整理していると、子どもの頃よく遊んだスゴロクという遊びに使っていた小さなサイコロが出てきました。普通サイコロは6面に1・2・4・8・16・32の数字が刻まれていますが、このサイコロは何故か1がなく、2・4・8・16・32・64のようでした。

早速机の上で辺り構わず転がしてみましたが、昨日は何故か2の数字が多く出て、何かいいことありそうな予感を感じました。しかし残念なことに昨日は朝起きてから寝るまで期待したいいことは起こりませんでした。強いて挙げれば笑いこともなかったのですから良しとしたいと思いました。

 それにしても私たちの暮らしはいつの間にか数字に取り囲まれて生きています。電話番号も、お金の引き出しも、また毎日使っているパソコンもピン番号を入力しないと起動しないのです。自分の生まれた日が10月3日、長女が生まれた日が2月26日ゆえ、忘れないようこの番号をもじって使っています。

 さすがに事年になると記憶力が減退し、数字を覚えることは困難だし、折角覚えている数字も思い出すことも時間がかかるようになりました。悲しいことではありますが、これも人間の嵯峨だと思って数字知つき合って行きたいと思います。

「懐かしい サイコロ机 引き出しに 遊び心で 転がしてみる」
「1でなく 2から始まる サイコロも 合計すると 126なる」
「気がつけば 自分の暮らし 数字にて 管理されてる 覚えきれない」
「少しだけ 数字の訓練 認知症 遅らすように やってみようか」

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人間牧場

竹に花が咲く?
 「その昔」と言ってもそう古い話ではありませんが、「60年に一度くらい竹に花が咲く」という話を誰かから聞いたことがあります。「ひょっとしたら?」と思うのは、家の裏山に生えている布袋竹に昨年花が咲いたような異変が起こっています。

 全て伐採しようかとも思いましたが、親竹は花が咲いたようになりながらも生きていて、花が咲いたと思われる葉っぱの部分から新芽のようなものが時折出ていて、観察してみたいとそのままにしています。ゆえに3~4年前まで出ていたタケノコも今年の春は出ずじまいでした。

 専門家に聞くほどでもないのですが、妻は見苦しいので伐採を望んでいますが、俳人高浜虚子の句に「ふるさとの この松切るな 竹切るな」というのがあり、わたしの名前が「若松」ゆえに踏ん切りがつきません。

 

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人間牧場

〇メールで講演依頼と直接やって来られて講演に行くはめになりました
 これまで新型コロナの影響で講演や住民活動が制限されていましたが、コロナの分類が1類から5類に引き下げられたこともあって、少々遠のいていたものの、あちことからオファアーがかかるようになり、俄然忙しくなり始めました。

 私の場合は地域づくりや青少年活動、社会教育などのジャンルが多く、どちらかというと田舎や離島、半島などの地域へ行く機会が多いので交通が不便で、しかも乗り継ぎに時間がかかることから、九州や中・四国地方まではカーナビを頼りに自分で運転して出かけています。

 

 一昨日1本のメールが入っていましたが、前日は朝早くから夕方遅くまで所用があってメールを見る暇がありませんでした。そこへ講演依頼の電話が八幡浜市内に住むFさんという方から入りました。しかも依頼に午前中のこれから伺いたいとのことでした。

 その後2時間ほどしてご夫婦でわが家を訪ねて来られました。ゲストハウス私設公民館煙会所であれこれ話し、海の資料館海舟館を見学してもらいましたが、7月中旬の日曜日に講演に行くことになりました。まあよくある話だしせっかくのご指名なのでご縁を大切にし楽しみたいと思います。

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