人間牧場

〇ダラダラしてる
 先日所用があって松山に住む次男宅へ電話を入れました。次男宅には今年小学校1年生に入学した孫娘の花菜がいて、電話に出てくれました。

 妻が「花菜ちゃん、今何している?」と聞くと、「ダラダラしている」と、突拍子もない予期せぬ言葉が返って来て、小学一年生とは思えぬ言葉に大笑いをしてしまいました。

 子どもが発する言葉は、大人の物まねから始まりますが、恐らく両親がこんな言葉を言っているに違いないのです。子どもに向かって親は「ダラダラするな」などと注意の言葉をかけますが、孫娘の発した「ダラダラしている」とは「何もせずリラックスして休んでいる」ことだと想像し、電話を切って二人で大笑いをしました。

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〇ブルーベリーの収穫
 家の横の小さな畑に植えてい大小大小5~6本のブルーベリーの木に、鈴なりについた実が黒く色づき、収穫の時期を迎えました。毎年この時期になるとカワセミがやって来て熟れた実から啄んで食べられてしまうので、昨年漁師さんからもらったテグスの漁網を、元漁師の私が加工して縫い合わせ、竹や支柱枠を作りスッポリ被せたところ、思惑通り野鳥の食害に遭うこともなく、昨年は沢山収穫をすることが出来ました。

 

 昨年使った漁網を丁寧に外し、たたんでキャリーに入れ、倉庫にしまっていたのを取り出して、今年も覆い被せたお陰で、自家生食とブルーベリージャムにする程度の量を収穫をすることが出来ています。ブルーベリーに含まれているアントシアンという物質が目にいいと宣伝しているので、只今目の病気を患っている妻は、冷蔵庫で冷やしてつまみ喰いのような形で信じて食べているようです。

 私はブルーベリーの実を食べると、時々気にするほどではない小さな種が口に残るのが嫌で収穫しても殆ど食べることはありません。唯一食べるのはお裾分けしたブルーベリーを使って若嫁が作ったジャムを、毎朝食べるヨーグルトの上にかけて食べると美味しいので、お裾分けしてもらって食べています。ブルーベリーのアントシアニンが目の病気に効いて妻の目が早く良くなるよう、これから少しの間せっせと収穫して食べさせたいと思っています。

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〇真っ赤なトマト
 真夏間近な梅雨の末期は毎のように雨がよく降ります。雨が降ると勢いづくのは雑草ですが、畑のナスやピーマンなどの夏野菜も雨水を存分に吸って元気よく育っています。

ところが豊作と思うトマトだけは雨に弱く、この頃のように毎日雨が続くと、水分が過剰になり過ぎて玉割れがしたり、トマトの実が病気で腐ったりします。トマト生産者などは病気予防ために農薬を使っているようですが、トマトの基本は生食なので農薬をかけると安心安全が確保できないためそれも出来ず、完熟を目指すも腐らせないため、少し色づいたら早めに収穫していますが、未完熟では余り美味しくないようです。

 今日は朝から1日中雨でしたが、雨が止んだため今夕トマトを植えた畑に入り、沢山のトマトを収穫しました。近頃は妻に頼んでトマトでジュースやスムージーを作ってもらい飲んでいますが、とても美味しいです。

 今夕収穫したばかりの桃太郎という品種の大玉トマトを掌に乗せてまざまざと見ました。リコピンを沢山含んでいるトマトが体に良いのであれば、毎日の私の元気はポパイならホウレンソウ、若松進一ならトマトと言いたいほど毎日よく食べています。

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〇花火大会の延期

何かと慌ただしい週末だったため、悪天候の影響で楽しみにしていた寄付による花火大会が中止になった旨の延期通知を見忘れていました。秋の花火を計画するそうです。

 

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〇農業用水槽にいる一匹だけの鯉
 毎日ウォーキングしているコースの途中に、日頃使われていないかなり大きな農業用水槽があります。周辺がみかん山だった頃は消毒や渇水期の潅水に使われていたようですが、みかんの木も枯れたり伐採されていて、役目を終えて放置されているようです。

 

 雨が降ると水路を通って水が入るようになっていますが、雨が降らないと漏水するのか水位が自然に低下するようです。その水槽に6~7年前、持ち主が1匹オレンジ色の鯉を入れたようですが、その後最近までは餌をやる人もいないのに、大きくなって、時々水面近くに浮かび上がってのんびり泳いでいるようです。

 洒落ではありませんが、洒落た話をすると鯉なのに1匹だけでは恋も出来ず、当然子どもも生まれないようで、一匹だけがやもめ暮らしをしているようです。少し可哀想なんで、いいかどうか分かりませんが時々パンの耳を持って行って水面に投げ入れると、防備の心が緩むのか、近くまで泳いでくるようになりました。

 このところの雨で今朝の水槽の水は満水状態でした。水面に浮かんで泳いでいましたが私の気配を察知して深く潜って姿を消してしまいました。これから先一人暮らしならぬ一匹暮らしをする鯉の行方が少々気になっています。

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〇この雨水もやがては海へ
 昨日から今朝にかけて、わが町わが家付近では、かなり激しい雨が降り、あちらこちらの斜面から水が吹き出していました。水路という水路は満水状態で水が勢いよく流れて川上から川下へと、何の疑いもなく流れ下っていました。

 ふと、「この水路や小川の水は一体どこへ向かって流れているのだろう」と、考えなくてもいい馬鹿げたことを考えました。私が目の当たりにした水は、川を通って海に注ぎます。そして塩水とせめぎ合いながら塩分と混ざり合って月の引力がもたらす力によって満ちたり引いたりしながら海を漂うのです。

月の引力がなければ海の水は動くことが出来ず腐ってしまうそうですが、太陽とともに月の引力のパワーはとにかく凄いものです。山に降った水は落ち葉が腐って出来た腐葉土の濾過器を通して栄養分の高い水となり、海に生きる魚や海藻などの生き物たちを育てるのです。この連鎖に着目し、私は拾ったドングリの種を蒔いて苗木を作り、放任園に植林をしてクヌギの森を造る活動を始めています。ワクワク・ドキドキしています。

 

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〇土砂崩れで通行止め?
 たった今と言ってもさっき11時過ぎ、仕事に出掛けたはずの若嫁から電話が入り、「国道378号線の小網~高野川間のどこかで土砂崩れがあり、車が渋滞して通れないため、引き返して山周り犬寄トンネル経由で職場に向かいます。」と携帯電話が掛かってきました。

 

 今日は波状的に激しい雨が降り、家からは少し遠い所を流れる上灘川も川の流れる音が聞こえるほど水かさが増して、氾濫危険水位を越えつつあるようです。テレビの画面に映し出される雨雲の様子を見ると、線状降水帯のような赤い表示の雨雲が次々海岸線に沿って流れています。

 松山の中央高校に通う高2の孫希心も、双海中学校に通う中3の孫奏心も、松山市、伊予市に大雨警報が発令されたので、学校は臨時休校で、自宅は平日なのにいつになく賑やかです。私の今日の仕事は雨合羽を着て、家や畑の周りそれに水路や側溝を見回り災害の内容にすることです。

「昨日まで 一雨欲しいと 言ってたに 今日は一転 雨は要らない」
「わが家裏 山が迫った 危険個所 大雨降る度 ビクビクしてる」
「災害が 多い日本に 住んでいる 日本のどこかで 苦しむ人が」
「国道の 斜面が崩れた 第一報 友人写真 撮ってアップし」

 

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〇双海の魅力若者再発見
 かつて合併して伊予市になる前の双海町役場で、まちづくりを担当していた頃は、インターネットもスマホもなく、新聞やテレビといったマスコミに取材のための情報を入れるのに相当腐心していました。私の手元にはそれらのスクラップが「暇になったら整理をしよう」と思いながら段ボール箱に入れられ、倉庫で埃をかぶって眠っています。

 それらの幾つかはスキャンされてパソコン内に眠っていて、時々それらの写真や記事を見つけて、往時を偲んでいますが、一周遅れのそんな古い物など、もう価値もなく誰も見向きもしないタダの紙やテープゴミにしか過ぎないと思うと、いっそのことゴミ収集の日にゴミ袋に入れて廃棄処分するとスッキリするのにと思ったりもしています。

 それでもひと昔前までは、「何もない町」と殆どの町民が諦めの言葉を発していた双海町なのに、まちづくりの成果が徐々に出始め、合併して20年になるというのに、相変わらず双海町の記事はダントツに多く、昨日の新聞9面地方版には、朝顔の話題と、老舗ん醤油店と鱧料理の話題が紹介されていて、知人や友人から「双海はよく新聞やテレビに出ますね~」と、メールや電話で羨ましがられました。みんなそれなりに頑張ってくれていて嬉しいです。

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〇今年はトマトが大豊作
 私たち夫婦はトマト大好き人間なので、小さなハウスに少し早取りの出来るトマトと、露地栽培でも沢山のトマトの苗を植えました。今年は今まで水口種苗店でいただいていた苗物が、先方の都合で手に入らなくなり、急遽オズメッセで苗を手に入れ植えました。

 今のところハウスも露地も順調に育ちっていますが、ここに来て好天に恵まれ、両方とも果実が熟れ始め、朝夕しゅうかくを楽しんでいますが、今のところ大豊作で、あちらこちらにお裾分けして喜ばれています。勿論わが家も冷えたトマトに加え、朝はトマトジュースが食卓に出て、美味しくトマトの味を楽しんでいます。

 最近になって東屋の横のブルーベリーも色づき、みんなが喜んで食べています。このところ好天続きでしたが、いよいよ明日から梅雨前線が南下し雨模様の一週間になる予定なので、明日は色づいたトマトをしっかり収穫して、お裾分けもしたいと思っています。戸又男大豊作、幸せです。

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〇スイカの名産地旧双海町東峰
 中山町と双海町は20年前合併して同じ伊予市となりましたが、山の中を走る国道56号線沿いにある東峰地区は、昔から「山スイカ」の産地として知られています。中山町との境目付近にあるため、ここが双海町度と知っている人は少なく、今でも「えっ双海町?、中山町ではないの?」「知らなんだ」と言う人が今も多いようです。

スイカの時期になると国道56号線沿いにスイカの露店が並び、店頭に並べられたスイカを求めて多くの人がやってきています。露地栽培ゆえ毎年7月の5日前後から売り始めますが、その味の確かさを知っているため、高速道路を走らない人たちが立ち寄って買い求めています。

 その一角に妻が民生委員をしていた頃、一緒に民生委員活動をやった赤尾さんのお店がありますが、スイカ大好きな私や家族のために連絡を取って、私が運転する車に妻を乗せて買いに出掛けました。今年は多少時期が遅れているようで、店頭にはそれほど多くのスイカは並んでいませんでしたが、頃合いなスイカを3つ買い求めて帰りました。

 わが家の警察官をしている3男が帰省していたので、スイカを食べさせようという妻の優しい配慮で買ってきたスイカを切って冷蔵庫で冷やし、一緒に息子と食べましたが、さすが産地だけあって、味も食感もバッチグーでした。これからお盆頃までの約1ヶ月、大好物のスイカを食べれる幸せを喜んでいます。

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