人間牧場

〇あいテレビ番組「よるマチ」で双海町紹介(その1)

昨日の愛媛新聞朝刊巻末のテレビ番組表の横「テレビ番組ハイライト」欄に、あいテレビの人気番組「よるマチ」の予告記事が載りました。「伊予市双海エリアにはおいしい発見と笑顔の出会いがいっぱい。地元で取れたハモを使うだしが決め手のラーメンや、ボリューム満点の海鮮丼、田園の中にあるパン店など、感動の味に出会う。また、沖縄気分が味わえるシーサー作りも体験、さらに人気の酵素風呂では汗だくに。温かな出会いとふれあいが満載。美味あり、爆笑ありの一時間=写真は一場面。」

そんなことで、いつもは夕食後必ず見る「NHKニュース7」のチャンネルを、あいテレビ6チャンネルに切り替えて視聴しました。その模様は妻がビデオに撮っていますが、私はタブレット内蔵のカメラで、視聴しながらピックアップしました。少し写真が多いので、その1(番組スタッフ、パンや107、シーサー工房海風窯)、その2に分けて紹介します。

 

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人間牧場

〇乳出のイチョウ

 昨日いつもお世話になっている藤原さんに、人間牧場近くの地元で採れたブドウを分けてもらい届けに出かけました。松山の郊外に住んでいる藤原さんは年齢が90歳ながら、家では年中靴下を履いたことがないというほどすこぶる健康な方で、ご夫婦ともどもの穏やかな暮らしぶりは、いつも見習いたい気持ちになっています。

内子小田三嶋神社の乳出の大イチョウ
愛媛県指定天然記念物乳出の大イチョウの説明板
万葉集と防人

 藤原さんは元県庁職員として活躍されていましたが、退職後の今も護国神社の裏にある万葉苑保存会の常任理事を務めるなど博学で、そのご縁もあって昨年万葉苑で拾い集めたドングリの実を貰い、庭の隅でプランターに蒔いたところ、殆ど芽が出てクヌギの苗木がスクスクと育っていて、令和と元号が改められたのを機に里山運動に目覚めた私たち親子の後押しをしてもらっています。

私が主宰する21世紀えひめニューフロンティアグループに長年経済的援助をいただいている、関奉仕財団の関さん(御年99歳)と結んでもらっているのも藤原さんのお陰で、足を向けて寝れないほどの恩人なのです。帰り際藤原さんが寄稿している「護国」という神社社報をいただき、興味深く読ませていただきました。

 寄稿文に書いていた内子町小田中川の「乳出の大イチョウ」や新居浜市瑞応寺のイチョウの大木を見たことを思い出しました。特に小田の乳出の大イチョウは幹や枝から鍾乳石状の下垂物が垂れ下がっていて、この乳房のようなものは潜伏性の短枝や不定芽で、主に雄株に栄養分が蓄積され出来るそうです。雌株は銀杏として種子に栄養分が行くためできにくいことも知りました。

 藤原さんは万葉苑にもある乳出のイチョウを見て、万葉集に詠まれている二首の「ちち(知智・知知)」の歌を紹介していますが、歌人大伴家持の「防人が悲別の情を陳ぶる歌」についても詳しく解説していました。ちち(イチョウ)の花言葉は「鎮魂・静寂・荘厳・長寿」です。護国神社の神木は「心木」でもあるようで、いい学びをさせてもらいました。

「90歳 今なおかくしゃく 見習って 生きて行きたい 恩人夫婦」

「万葉苑 拾い貰った ドングリも 殆ど発芽 クヌギ苗木に」

「いただいた 社報寄稿の 文を読む 乳出のイチョウ 三嶋神社に」

「万葉集 ちちに関する 二首ありて 大伴家持 防人詠む歌」 

 

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人間牧場

〇松前いいとこ見つけ隊臨時役員会

 昨日は間近に迫ったタクシーツアーの打ち合わせと、先日行われた子ども夢会議の反省を兼ねた臨時役員会が、いつもの集会場所である福祉センターで行われました。私もいつの間にか知らず知らずの間に巻き込まれ、すっかり打ち解けてやっています。

臨時役員会の様子
昨日の愛媛新聞朝刊に載った夢会議の模様

昨日は運よく愛媛新聞の朝刊に先日の子ども夢会議の模様が3日遅れながら掲載紹介されていて、アンケートの反応も上々で、いい会議だったと皆さんが一応に受け止めていて、私もコーディネーターや麦わら細工の指導を引き受けていただけに、嬉しい限りです。

私は今週末31日に行われるタクシーツアーには、公友会の総会があって中島へ出掛けなければならないため参加できませんが、募集定員30人を超す応募があり、役員やスタッフを入れると50人近くの大部隊になりそうです。

 この日の愛媛新聞一面の「地軸」というコラムに、私の「裏が味噌」の愛用名刺で名の知れたギノー味噌の味噌汁の話が偶然にも載っていて、沢山の方々から電話やメールをいただき、わが事のように嬉しくなり、早速今朝田中正志社長に電話を入れました。

「役員会 いつの間にやら 巻き込まれ すっかり打ち解け あれやこれやと」

「前回の 子ども相手の 夢会議 アンケート結果 高い評点」

「新聞の 朝刊紹介 記事が載る 味噌汁話も 偶然一緒」

「少しずつ 地域おこしも 様になり 楽しみながら みんな熱心」

ギノー味噌も紹介された愛媛新聞「地軸」
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人間牧場

〇私の次なるプロジェクトは椿油です

 私は自分で決めたささやかなプロジェクトをやっています。人から見れば他愛のないことですが、思いついて始めたプロジェクトは、「必ず結果を出す」ことを目標にやっています。「1日に3枚のハガキを書く」ことも、「1・10・100・1000・10000~運動」も「里山にクヌギの森を造るプロジェクト」も同時進行でやっているので、新しいプロジェクトの入り込む時間的余裕や隙間は少ないのですが、「人生は夢があるから楽しい」と思っています。

薮椿のモモと実

 私の次なるプロジェクトは、里山に自生している薮椿のモモを採集して椿油を作ることです。地元の人は椿のモモなど目もくれていませんが、毎年この時期になると椿の木の根元に椿の実が落ちているのをよく見かけます。落ちたモモはその後はじけて中から黒い実が出てきます。車で踏んづけても潰れないほど硬い黒い実は、野鳥の糞とともにあちこちへ運ばれ、やがて芽を出したりしますが、この黒い実から椿油を搾って使おうというのですから、呆れてものが言えません。

 既に何十個か拾い集めてみましたが、良質の椿油は食用や美容に使えそうなので今から楽しみです。未利用資源ゆえ採ったからと怒られる心配もないようなので、今年の目標はとりあえず10キログラムくらい集めて乾燥し、種を取り出して試験的に椿油を搾ってみたいと思っています。藪蚊とマダニがいなくなる9月になると薮椿が自生している野山に分け入り、集めたいと思っていますが、はてさて上手くいくかどうか、今からワクワク・ドキドキしています。

「また何を 私の話 聞いた妻 呆れ返って 半信半疑」

「小さいが 面白そうな プロジェクト 椿油を 搾ってみたい」

「薮椿 自生の野山 分け入って 椿のモモを 当面10kg」

「ワクワクや ドキドキしないと 人生は クリープ入れない コーヒーのよう」

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人間牧場

〇ブルーベリーの収穫

 わが家の畑には甘夏柑とブルーベリー、人間牧場にはスモモ、プルーン、梅、甘夏柑、ブルーベリーと、色々な果樹を植えています。中でも強酸性の土壌を好むとされるブルーベリーは最初、大きな植木鉢に植えて栽培していましたが、夏の水遣りが困難なため、ダメ元覚悟で路地に下ろしました。

収穫した完熟のブルーベリー

わが家の畑に植えたブルーベリーも人間牧場に植えたブルーベリーもそれなりに育ったり枯れたりしていますが、残念ながら人間牧場に植えたブルーベリーは遠くて管理が行き届かなかったため、鳥の餌食となって、今年も食べ残りをいただく程度でした。

わが家のブルーベリーもカワセミに似た野鳥に、追っぱらっても追っぱらっても狙われましたが、晩生のブルーベリーがこのところ少し熟しているようなので、昨日ボールを持って収穫しました。完熟のブルーベリーは糖度も高く、それなりに収穫することが出来ました。

収穫したブルーベリーは3等分して昨日、孫たちに届けてやりました。本当はアントシアニンが目にいいそうなので、私たちが食べればいいのでしょうが、私は裸眼で今でも新聞が読めるので、アントシアニンの手助けは必要なく、残った実は少しずつ老眼になっている妻に食べさせようと思っています。

「わが庭に ブルーベリーの実 熟したが 目敏い野鳥の 餌食に遭って」

「目にいいと アントシアニン 言われてる 野鳥はこのこと 知っているのか?」

「孫たちに ブルーベリーの お裾分け 残った少し 妻に配分」

「結果出す これが私の モットーだ 言いつつ詰めが 甘くて今年も被害」

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人間牧場

〇双海町にご縁の若い女性とゲストハウス煙会所にて

 昨日元地域おこし協力隊の本多さんから電話が入り、「在宅なら上田さんという女性が伺いたい」とのことでした。畑で草取りをしていた最中だったので、「どうぞ」と返事をしました。在京大学3年の上田さんとは、この春会う約束をしていたものの、飛行機が遅れて結局会うことが出来ませんでした。

いきなりやって来た上田さん

上田さんはJR上灘駅前上田商店の息子さんの娘で、双海町で暮らした経験はないものの双海町に興味を示し、休暇を見つけては双海町を訪れ、沢山の地域づくり人と既に交流をしていて、その模様はネット上で度々目撃させてもらっていますが、会うのは初めてなので楽しみに待ちました。

そのうちやって来た上田さんを、わが家のゲストハウス煙会所に案内し、居合わせた孫二人が入れてくれた冷たいお茶を飲みながら、双海町のこと、自分の人生のことなどについて、約1時間ほど楽しくお喋りをしました。しっかりした考えを持った若者だと思いました。

上田さんは既にデカムラさんから借りたという、私の書いた「昇る夕日でまちづくり」という本を読んでいるようで、早速明くる日、念願の人間牧場へ案内することになりました。

「双海町 ご縁の若い お嬢さん 逢いたい言われ 在宅OK」

「敷地内 ゲストハウスの 煙会所 火のない囲炉裏 囲んで談話」

「この町に 住んだ経験 ないけれど この町魅力 しっかり熟知」

「じゃあ明日 人間牧場 案内を とんとん拍子 話弾んで」

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人間牧場

〇子ども夢会議の準備

 22日に行われる子ども夢会議の前日、会場となっている恵久美の集会所に役員さんやスタッフが集まって、準備をするというので出かけました。主な仕事は会場設営と進め方のすり合わせですが、責任者である水本さんと喜安さんの持ち場が手薄なため、机を運んだりするような重労働を、少しだけ手伝うことになりました。

大広間に防災用ブルーシートを敷きました

恵久美の集会所はコミュニティ施設と言えどかなり立派な2階建で、しかも座卓は頑丈でこの上なく重く、特に集会者から喜安さんの家の客間までは、近いと言っても軽四トラックで運ばなければならず、水本さんと喜安さんの3人で大汗をかいての重労働となりましたが、何とか無事作業を終えました。

写真展示の準備をしました
喜安邸の座敷へ座卓と座布団を運びました

 集会所の調理室では、昼食の仕込みが行われていて、これもまたエアコンが効いてはいるものの、火を使う準備もあって皆さんも汗をかいていました。畳の大ホールに大きい防災用のブルーシートを敷いたり、写真を飾る展示用のボードを取り付け、写真を張る作業は、食材仕込みの女性陣の協力で何とか午前中で目鼻がつきました。

 松前町は前日から町議会議員の選挙戦で、候補者の街宣車が町内を走り回って支持を訴えていましたが、聞けば定員を4人オーバーしているらしく、暑い時期のことなのでかなりヒートアップして、町内が騒然としているようでした。

「前日の 準備に参加 手臼ゆえ 思わぬ作業 大汗かいて」

「集落の 集会所ながら 立派です 備品の座卓 重くてウントコ」

「ロートルな 私も戦力 無理するな 言われながらも 無理させられて」

「肝心の 打ち合わせなど できなくて 多少不安の 面持ち帰る」

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人間牧場

〇秋植えの準備

毎年この時期になると畑の草を取り、土壌改良能の石灰と完熟牛糞を撒き、しばらく畑を休めて耕運機で中耕します。カラカラに乾いていた畑もこの2~3日の雨で湿り、昨日は大汗をかきながら畑に耕運機を入れて耕しました。今年も思い通りの中耕ができました。あと1週間もすれば再度中耕して畝を立て、大根などの種を蒔く予定ですが、私と同じような考えの人がいるのででしょうか、このところ残暑が厳しいので、朝晩の涼しい時間を選び畑の草を取っている人をよく見かけるようになりました。その草を畑で焼く白い煙があちこちで見られるようになりました。

石灰と牛糞を撒いて綺麗に中耕した菜園畑
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人間牧場

〇真っ赤な唐辛子

わが家の家庭菜園の隅に今年も5本唐辛子を植えています。通称鷹の爪といわれる唐辛子は、漬物や料理に欠かせない脇役ですが、真っ赤に熟れると収穫し、しっかり天日乾燥させて冷蔵庫へ入れて、妻は折に触れ料理に使っていますが、市販の七味唐辛子と違い畑で採れた唐辛子は辛さも抜群で、この時期妻が良く作るキュウリの醤油漬けには「ピリッ」とした生姜と唐辛子が、白いご飯によく合い食欲をそそるのです。茎毎ドライフラワーのように乾燥すると、インテリアとしても利用できますが、とりあえず天候の回復を待って収穫し、天日乾燥して冷蔵庫に保管したいと思っています。

真っ赤に色づいた唐辛子
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人間牧場

〇立ち話をしながらの1万歩を目指したウォーキング

 毎日暑くて大汗をかくので、朝晩の1万歩を目指して歩くウォーキングも少し敬遠気味でしたが、ここに来て朝晩気温が多少下がり、今までの遅れを取り戻そうと、このところウォーキングに熱を入れ始めました。

 私と同じような考えなのか、ウォーキングを楽しむ人の数も徐々に増え、何人かの人とはお互い足を止め世間話に花を咲かせています。近所に住む80歳を超えたというMさんとばったり出会いました。

 Ⅿさんは元漁師だったので、10年前に漁師を止め陸に上がってからは何もすることがなく、じゃこ天のお店で仕事をしていた奥さんも75歳で止めてからは、二人で悠々自適の暮らしをしているようです。

80歳を超えてから、現在は週に一回特老のディサービスに出かけているようですが、周りの田んぼの作り手がなくなり荒れていること、子どもの数が減ったこと、同年代が亡くなって仲間が減ったこと、魚の水揚げが減ったと嘆く漁師さんの話、買い物が不便なことなどなど、マイナス面を幾つも上げて将来への不安を語っていました。

 それでも少しながら年金もいただき、昔ならもうとっくにあの世へ旅立っている年齢なのに、こうして長生きできるとポジティブな一面ものぞかせながら、気がつけば10分以上も立ち話し、挙句の果ては一緒にウォーキングを楽しみました。

「少しだけ 朝夕涼しく なりにけり ウォーキング再会 万歩を刻む」

「顔見知り 声を掛け合い 立ち話 あれこれ知らない 世間話を」

「ネガティブな 話に加え ポジティブな 考え聞いて 納得しきり」

「することや 行くとこありて それだけで あんた幸せ そう言やそうだ」

 

 

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