人間牧場

〇二つの肩書「元双海町職員」と「人間牧場主」

 一昨日の愛媛新聞に、私の名前が二つも載りました。一つは地方欄の真ん中に、5段抜きで「地域活性化へ駅活用」「元双海町職員若松さん講演 四国中央」の見出しがついていました。私は35年間双海町役場に勤めていました。伊予市・中山町とともに合併して、双海町という自治体はなくなりましたが、退職して15年も経っているというのに、未だに時々肩書に「元双海町職員」と言われたり書かれたりします。

この記事は先日10日、四国中央市土居町に招かれ、土居駅の活性化についいて講演した時の様子でした。長年深いご厚誼をいただいている県議会議員の森高さんを介しての講演となりましたが、この日は70人もの人が集まり、講演後も森高さんの事務所で開かれた交流会で、何人かの人と深いご縁をいただきました。

 もう一つは愛媛新聞が主催する食談会のゲスト名で、「人間牧場主 若松進一」という肩書がついていました。「人間牧場主って何?」と、最初はよく言われましたが今ではすっかり慣れ、私自身もこの肩書を結構楽しんでいます。食談会は10月21日に行われる予定で、前期は「はなゆづき」というホテルで既に終わっていて、後期は「道後プリンスホテル」というホテルで行われます。今から楽しみです。

「この歳に なったというのに 新聞に 名前が二つ 肩書違えど」

「新聞を 見たよ読んだよ いう電話 メールも届き あれやこれやと」

「元職員 15年も前 終わってる だのに未だに レッテル貼られ」

「肩書の ない私ゆえ 値打ちなし 人間牧場 主と名乗って」

 

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人間牧場

〇愛媛新聞朝刊に載りました

 昨日は愛媛新聞の朝刊社会面に、昨日から3日間の日程で道の駅シーサイド公園砂浜で行われているTシャツ展の模様が載りました。平成の大合併で双海町という自治体は地図上から消えて15年も経ったというのに、相変わらず双海町関連の記事は多く、頑張ってくれている双海町民の関係者に感謝しなければなりません。

砂浜にTシャツ展示新聞に載りました
Tシャツ展に見入る妻
沖合いの小さな島にもTシャツ展示
渚でぞぶって遊ぶ子どもたち
藤岡工業の社長と専務のツーショット写真Tシャツ
上田さやさんも帰郷して大活躍でした

 この記事に誘われて昨日の昼前、妻を誘って見学に出かけました。今年も個性あふれる350枚のTシャツが、まるで洗濯物を干しているように吊り下げられ、暑かったものの海から吹く風に初秋を感じました。渚では親子連れや若いカップルが何組も涼を求めてぞぶっていました。

 実行委員の渡部さんから、審査を頼まれお気に入りの3点を選んで投票箱に入れましたが、今年は町内の協賛者展示コーナーもあって、中々工夫を凝らしていて見応えがありました。3連休中日とあって観客も多く、終日賑わっていました。私も初回に似顔絵Tシャツで出品参加しましたが、7回目を迎える来年は、また参加してみようと思いました。

「新聞に Tシャツ展の 様子載る 妻を誘って 見学出かける」

「砂浜に 展示のTシャツ 350枚 中々おもろい 作品揃う」

「飛び入りで 審査依頼が ありました 三点選び 投票箱へ」

「来年は ラッキーセブン Tシャツを 出店しようか? 思い巡らす」

 

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人間牧場

〇20周年記念事業としてタイムカプセルを埋めました。

20周年を迎えた今年の通学合宿「夕焼け村」の最終日の昨日は、記念事業として子どもたちと一緒にタイムカプセル埋設と記念植樹を行いました。前もって子どもたちが夏休みの宿題として書いて持参していた、「10年後の自分への手紙」を各班の班長さんが代表して、カプセルに20年の事業概要も入れ、ボルトでしっかりと止めて封印し、緩傷剤や乾燥剤とともに衣装ケースに入れ、前もって地元の水道業者にお願いしてショベルカーで掘っていた穴に、みんなで土をかけ埋め込みました。その両側に2本のオリーブの木も記念樹として植えましたが、はてさて20年後、10歳の子どもは18歳、12歳の子どもは20歳を迎えるので、成年年齢が18歳に引き下げられることもあって、全員が若いけれど大人になっているはずです。私は病気をせず生きていれば、85歳のおじいちゃんになっているのかと思えば多少気は滅入りますが、まあ元気でその日の来るのを待ちたいものだと思っています。かつて私は公民館に勤め、青年学級主事をしていた頃、青年学級でタイムカプセルを埋める事業を提案し、中に入れる色々な資料をみんなで集めました。当時はカプセルなどなかったのでポリタンクの中に入れ、何枚ものナイロン袋に入れ、本尊山の中腹付近までみんなで担いで登り、埋設して電柱を切った標柱を立てました。30年後に掘り返し当時を懐かしみましたが、一緒に埋めた青年の中には早くも他界した者もいて、時の流れの変化と速さに驚いている昨今です。みんなで元気に近い将来の10年を待ちたいものです。

「20周年 記念事業で 記念樹と タイムカプセル 思いつき あれやこれやと 準備を進め」

「夏休み 42人の 子どもたち 10年後の自分に 手紙を書いた」

「カプセルに 諸々入れて ボルト止め 大きな穴に みんなで埋める」

「10年後 生きていようと 決意する ささやかながら 目標出来た」

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人間牧場

〇通学合宿夕焼け村最後の夜はキャンドルサービス

長~いと思っていた通学合宿「夕焼け村」も昨晩は最後の夜を迎えました。昨晩は午後6時ころ潮風ふれあいの館に出かけ、担当の出海公民館主事さんとボランティアの吉永さきちゃんと3人で、キャンドルサービスの打ち合わせを行いました。私は毎年キャンドルサービスの火の神になるので、海の資料館海舟館から持って行った鬼の面と白いシーツを使って変装し、子どもの前に現れるのです。私が火の神であることを子どもたちは薄々知っていますが、「遠き山に~日は落ちて~」の歌が終わりハミングになるのを見計らって登場すると一瞬緊張が走り、5班の班長さんそれぞれに勇気や希望など5つの火を分火し、全員にローソクに火が灯りました。それぞれが持っているローソクの火を見つめながら決意を述べましたが、中々の出来栄えでした。毎日の様に家族への手紙を書き、この日はお父さんやお母さんから届いているメッセージ手紙も読んでいました。キャンドルサービスを終え「夕焼け村」の感想を聞きましたが、みんないい思い出ができたようで、「家に帰りたい」と「家に帰りたくない」の揺れ動く心を吐露していました。

「持参した 鬼面・シーツで 変装し 火の神なって 威厳の登場」

「鬼の面 両目小さく 見えづらく 大きなローソク 蝋が手に落ち」

「班長に そしてみんなに 分火する ローソクの火が 車座照らす」

「帰りたい 帰りたくない 半々で 決意もしっかり 自分と向き合う」

鬼の面を被りシーツで変装した火の神の私
火の神登場

楽しくも意義あるひと時でした
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人間牧場

〇冬野菜苗の受け取り

昨日は午前中、日本銀行松山支店で金融広報アドバイザーの研修会があり出かけました。私は自称貧乏人なのに何故か45年間も日本銀行へ足を運んでいる不思議なおじさんで、周りの人からも不思議がられています。昨日は帰宅途中に伊予市三谷の水口種苗店へ立ち寄り冬野菜の苗を受取る予定だったので、本当は軽四トラックで行きたかったのですが、さすがに日本銀行松山支店へ軽四トラックでスーツを着て行くことを躊躇し、乗用車のトランクにキャリーを押し込んで出かけました。所用を済ませ約束の午後1時過ぎ水口種苗店へ到着し、忙しそうにお客さんに対応していた若奥さんに、ハウス内の苗を見繕ってもらい、キャベツ、白菜、高菜、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、レタスなどの苗を、乗用車のトランクや座席に新聞を敷いて沢山いただいて持ち帰りました。今日は朝早い涼しいこれから、朝飯前の時間を利用して、畑に出て植え付けたいと思います。今日はお天気だとてっきり思っていたのに、外は曇りで小雨も降っています。「野良の節句働き「」を笑っているかのように・・・。

「本当は 軽四トラック 使いたい さすがに気後れ 日銀会議」

「沢山の 冬野菜苗 いただいた たっぷり水を 一晩寝かせて」

「水を差す 朝から小雨 パラついて はてさてどうする 試案六方」

大量の冬野菜苗をいただきました
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人間牧場

〇二人の早苗さん

夏も終わり日中は暑くても朝夕初秋の風が吹き始めた「風の吹く駅」JR下灘駅ですが、夕方は外国人と思しき若者たち観光客も加わって、相変わらず賑わっています。二人の女性が長年続けていた駅舎待合室内の活け花も、高齢や亡くなって身を引きましたが、近所に住む二人の女性が受け継いで花で飾っているようです。実は二人とも名前が偶然にも「さなえ」さんで、顔見知りなため声をかけると私のことを「進ちゃん」と返してくれました。こんな小さな善意が下灘駅の人気の秘密です。

「花活ける 二人偶然 早苗さん 嬉しい善意 人気の秘密」

秋風が吹き始めたJR下灘駅
相変わらず若い観光客が多く訪れています
花を活けるさなえさん1
花を活ける早苗さん2
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人間牧場

〇四国中央市土居駅

先日えひめ地域政策研究センターや森高県議さんを通じて、四国中央市土居町にあるJR土居駅の活性化について講演会をするので、お話をして欲しいと頼まれ、昨日出かけました。昨日は午前中松山工業高校の創立110周年記念式典に参列し、午後からは今治に住む親友河上さんのお母さんが先日亡くなり家族葬で参列も叶わなかったため、お線香を供えに出かけ、その足で地道を走って夕方6時からの講演会前に到着し、何とも忙しい一日となりました。講演に先立って持参したUSBメモリーの試写を関係者一同で試みましたが、機種の互換性が悪く時間に間に合いませんでしたが、多くの人のお骨折りで何とか講演途中に接続でき、多少混乱はしたものの何とか役目を終えました。終了後森高県議さんの事務所で関係者と交流会を行い、夜11時前にやっと無事帰宅しました。文化会館ユーホールの会場は沢山の人が集まり満席で盛会でした。新宮から旧友の大西さん夫婦も駆けつけて来てくれ、何年ぶりかの再会を楽しみました。

「下灘の 駅でのあれこれ 物語 他の駅でも 試してみたい」

JR土居駅

土居駅のあり方を考えてみん会

 

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人間牧場

〇通学合宿「夕焼け村」で夕日の話をしました(その5)

今年も自慢の綺麗な夕日夕焼けが見えました

記憶は定かではないものの、多分今年20回目となる通学合宿「夕焼け村」の20回全てで、私は子どもたちに夕日の講話をしています。潮風ふれあいの館の外に子どもたちを連れ出し、長~いコンクリート電柱を横にして利用したベンチに座らせ、夕日夕焼けを見ながら約30分~40分、夕日にまつわる話をするのです。私は自称「双海の夕日博士」なので、私の作った「夕日の質問箱百話」の中ら幾つかを思いつくまま選んで話します。双海の春分の日の夕日はどこの国の朝日?」、「夕日は沈み始めて沈み終わるまで何秒で沈むか?」、「夏の夕日と冬の夕日の時間差は?」、「夕焼けと小焼けはどこが違うの?、「今日の夕日の時刻は?」などなどです。最近は夕日にまつわる歌を手持ちのハーモニカで吹いて、みんなで大合唱しますが、「進ちゃん、ハーモニカが上手いね」と、子どもに褒められ有頂天になりました。

「赤とんぼ 夕焼け小焼けを ハーモニカ 吹いて子どもと 大合唱する」

「ハーモニカ 上手いと子どもに 誉められて 有頂天なる 単純男」

 

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人間牧場

〇通学合宿「夕焼け村」の頼もしいリーダーたち(その3)

通学合宿「夕焼け村」の活動を下支えしてくれている人は沢山います。中でも1週間を前期と後期に分かれて指導に来てくれる、東雲大学の10人の学生さんと夕焼け村の卒業生で組織するジュニアリーダーは頼もしい限りです。中学生、高校生・大学生も混じって、それぞれ見えない部分のサポートをしてくれています。夕焼け村はボランティアの卵を産み育てる事業でもあるので、とても嬉しい限りです。

子ども教室を卒業した中学生・高校生・大学生がジュニアリーダー会を作り下支えをしてくれています
指導に来てくれている東雲大学の学生さん

「目に見えん 部分で小さな ボランティア 卵育って 嬉しい限り」

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人間牧場

〇下灘鱧まつり

イベントの効果は抜群で、下灘鱧まつりの効果もあって県内では「下灘=鱧」というイメージがすっかり定着してきました。9月7日(土)に下灘運動公園で恒例の第10回鱧まつりが盛大に行われました。私も友人たちと昼前覗いてみましたが、「鱧ご膳」という少しグレードの高いお弁当を買い求める人の長い行列ができ、「最後尾」と書かれた看板を持った大森さんも汗だくの対応でした。

第10回鱧まつり

会場では骨切りした鱧を炭火で焼く香ばしい匂いと煙が立ち込め、また鯛めしや鱧のフライなど食欲をそそりました。私は昨年美味しかった骨切りした鱧のたれ焼きを2匹と鱧ご膳を買って、連れの友人に手渡し大層喜ばれました。気がつくと鱧祭りに参加したというのに私は鱧の味見をすることもなく会場を後にして、 別のお客さんを何人か人間牧場へ案内しただけとなりました。

鱧ご膳を買い求める長い行列の最後尾で汗だくで頑張る大森さん
賑わったテント
鱧の照り焼き会場

「鱧まつり 早くも10回 数えたり すっかり定着 下灘の鱧」

「鱧ご膳 長い行列 お客さん 後尾知らせる 看板暑そう」

「気がつけば 私は鱧の 味見せず 匂いを嗅いだ だけで終わりぬ」

「骨切りが ネックの鱧は 高級品 陸送されて 京都の鱧に」

 

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