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〇今年の冬は暖冬模様

今年の冬は暖冬気味で、お正月3ヶ日も比較的暖かい好天に恵まれました。町内のあちこちには水仙の花が沢山咲き、閏住の菜の花畑も日増しに黄色い花が増えているようで、花が咲くのが楽しみです。昨日お墓参りに出かけた大法寺の境内では、このところの陽気に誘われ、早くも目にも鮮やかな黄色いロウバイの花が沢山咲いていて、思わず立ち止まってその美しさに見とれてしまいました。

大法寺の境内に咲いているロウバイの花

宇和海に面した八幡浜は、黒潮が流れ込むため、佐田岬半島で仕切られた北側に広がる瀬戸内海とは気温も2~3度違って暖かいようです。昨日瀬戸内海側は午後から北西の季節風が吹き、海は少し波風が立って肌寒く感じましたが、こんな日でもJR下灘駅やふたみシーサイド公園には多くの人が訪れ、寒さの中にもかかわらず夕景を楽しんでいました。

西の端に沈む夕日

八幡浜からの帰り道、背中を夕日が照らし、バックミラーに綺麗な夕日が映りました。シーサイド公園に入って夕日の写真を撮ろうと思いましたが、あいにく満車状態でした。運よく西側端の車が一台出たのでちゃっかり入り、とりあえず街路灯を入れて夕日の写真を一枚撮りました。昨日の夕日も綺麗でした。

「今年の 冬は暖冬 水仙が 早くも咲いて 馥郁匂う」

「菜の花も 少しずつだが 咲き始め 春はすぐそこ どこかウキウキ」

「半島が 南と北に 海仕切る 宇和海・瀬戸内 気温も違い」

「寺境内 早くもロウバイ 花満開 鼻を近づけ 匂い楽しむ」 

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〇孫娘の正月来客

 私たち夫婦は4人の子どもを産み育てました。それぞれ大きくなって自立自活の道を歩んでいますが、長女は2人の男の子を、長男は2人の男の子を産み育てていて、孫はいずれも男の子だったため、次男には女の子が欲しいと思っていましたが、幸いなことにその願いが叶い、2年半前に待望の女の子が生まれました。

4人の男の子もそれぞれ可愛いのですが、殊更孫娘は可愛く、最近はお喋りもできるようになって、出会う度に成長の跡がうかがえています。次男は看護師をしているので勤務が不規則で、年末から年始にかけて深夜や準夜を勤務をしていたようですが、昨日は夜勤明けで休みになったので、夫婦が孫娘を連れて正月あいさつにやって来ました。

 半日ほどわが家で過ごしましたが、少し遠めの潮風ふれあい公園まで妻と孫娘の3人で歩いて出かけました。驚いたことにしっかりした足取りで往復約2キロの道を歩いて散歩や遊具遊びを楽しみました。夕方松山の自宅へ帰って行きましたが、これからの成長が楽しみながら、4人の男の子の孫たちも少し大きくなって、私たちを相手にしなくなりつつあることを思えば、成長も良し悪しです。

「4人孫 全て男で 女の子 欲しい願いが 叶って嬉しい」

「2歳半 少し遠出の 公園へ 2㎞も歩く 健脚驚く」

「男孫 既に大きく なったゆえ 私ら相手 されなくなって」

「女の子 とにかく賑やか 家族皆 巻き込みながら 主役務める」

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〇玄関を飾るカサブランカの花

 年末も押し迫った頃、三宅島に住んでいる友人佐久間さんから今年も綺麗なカサブランカの花が、わが家に宅配便で届きました。佐久間さんとは東京で行われた全国監査委員の研修会に講演で招かれた折知り合い、その後東京都の町村議員研修会に招かれたり、三宅島に招かれたりしましたが、たった3回の出会いにもかかわらず、もうあれから何年も経っているというのに、律儀にも毎年のようにこうしてカサブランカの花が届くのです。

玄関で咲く美しいカサブランカの花

私が三宅島に招かれた頃は、火山の爆発と火砕流などの被害の爪痕も痛々しく、全島民避難の後島民が島に戻った直後でした。 講演の行われた体育館で、突然ガスの濃度が高くなり、検知器のアラームが作動して、素早く窓ガラスを閉めて講演を続行したり、特別な許可を得て山頂への道を佐久間さんの案内で見学させてもらったことなど、忘れることのできない思い出がいっぱいあり、またお会いしたい人なのです。

歌手鳥羽一郎の「カサブランカの花」という歌くらいしか知識のない私ですが、届いた花を妻が玄関先に活けてくれましたが、玄関先は暖房もないので、蕾の開くのも遅く、やっと開いた花はとても香し香りを漂わせています。若嫁は花が開く度にハサミでめしべの茶色い花粉が落ちないよう切り取ってくれて、大事に花を楽しんでいます。冬のこの時期は花の少ない季節です。また寒いため花持ちもよく、まだ当分は花を楽しむことができるようです。

「今年も 三宅島住む 友人が 宅配便にて カサブランカ花」

「3回の 出会い忘れず 律儀にも 離島ながらも 東京都民」

「玄関に 活けた綺麗な 百合の花 カサブランカと 言うのだそうだ」

「三宅島 全島避難 語り草 防災見本 忘れるべからず」

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〇年賀状が届きました

 正月元旦の楽しみは、何といっても郵便局から届く年賀状です。正月だというのに仕事柄とはいいながら寒い中、年賀状を届けてくれる配達員の皆さんには感謝しています。今年わが家へ年賀状が届いたのは午前9時過ぎでした。年賀状を受取った長男息子は早速居間で、それぞれ宛名毎に分けてくれましたが、一丁前に6年生の孫希心と4年生の孫奏心にも友だちや先生から年賀状が届いていて、喜んでいました。

届いた年賀状

 さて私宛の年賀状は、私が在庫整理したパソコンの住所録で400枚しか出さなかったため、かなり多くの人に不義理を囲ってしまいました。追加をしないと心に決めているので、心苦しいことですがお許しいただきたいと思っています。昨日は居間のコタツに入ってテレビを観ながら年賀状をめくり、届いた人の顔を思い出していましたが、中には「年齢が90歳になりました。来年から年賀状を失念します」と書いたものもあって、少し寂しい気がしました。

 昨年も沢山の新しい出会いがありました。また年末には沢山の方々から喪中のハガキが届きました。中には家族葬のため亡くなったことすら知らなかった古い友人もいて心が痛みましたが、自分の加齢とともに人との付き合いも悲喜こもごもです。聞くところによるとスマホやパソコンの普及で、年賀状を出さない人も増えてきたそうですが、アナログ人間の私にはやはり年賀状は大切な音信ツールなので、これからもできる限り続けて行こうと思っています。そうそう、出したけれど届かなかった年賀状の中には、悲しいかな里帰りしたものも何枚かありました。

「元旦は 年賀はがきが 楽しみで コタツに入り テレビ観ながら」

「パソコンの メール便にて 新年の あいさつ届く これも今流」

「90歳 来年からは 出さないと 決別宣言 少し寂しい」

「出したけど 届かず帰る 年賀状 気になりながら 住所抹消」

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〇今年の目標

 新しい令和2年が始まりました。毎年のことながら新年を今年どう生きるか、大まかな目標を大晦日の日に考え、書いて自分の書斎の板壁に貼ることにしています。毎年届く高知県馬路村の木下さんが送ってくれた馬路村農協のカレンダーに、私の想いと一致した言葉が書かれていたのを見つけ、「そうだこれにしよう」と心に決め、早速適当な大きさに切って張り出しました。

 縦書きなので右側から読むと「働く、暮らす、生きる」の3つです。前後しますがまず「生きる」ことです。相応に年齢を重ねると、体のあちこちにガタが来るものです。幸い今のところ生きることに支障のある所はなく、元気そのものなので、健康維持に注意をしながら、体を鍛えたいと一日1万歩、かかと落としやスクワットで体の免疫力を維持したいと続けて行きたいと思います。

私は自称働き者で、「働く」ことは苦にならず、むしろ働き過ぎだと妻から言われています。働きによって稼ぐことも殆どなく、年金で細々と暮らしていますが、「働く」は「はたを楽にする」ことだと思い、無罪の七施を心に決めて働こうと思っています。

「暮らす」の基本は家族です。これまで家族のことを顧みることも殆どなく暮らしてきましたが、家族や隣近所、仲間とともに穏やかに暮らしたいものです。まあ総じて「働きながら健康に注意して楽しく暮らせば生きられる」と思って、心を強く持とうと心に誓いました。凡人ゆえシンプルで分かりやすい目標です。

「大晦日 新しい年 どう生きる 目標立てて 板壁貼り出す」

「馬路村 親友貰った カレンダー 3つの言葉 中々いいと」

「よしこれに 決めたと思い 今年は アバウトながら 早速実践」

「金次郎 積小偉大 ささやかを 毎日続ける 心の強さ」

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〇公友会の会報

 私が会長を務める県公連OBの会「公友会」の会報が届きました。その冒頭に私の書いた「始まった人生の新しいステージ」という題名の記事が、見開きで2ページから5ページにわたって紹介されています。

小見出しは〇人生のプロローグ(過去)、〇人生の今(現在)、〇人生のエピローグ(未来)で、特に人生のエピログでは、①恩を返し続けながら生きる、②日々の想いを記録しながら生きる、③夢を持ちながら生きる、④実践を積み重ねながら生きる、⑤ニコピンで生きる、⑥ふるさとに生きるについて書きました。

最後の⑥ふるさとに生きるで、「私は日本という国の愛媛県、伊予市、双海町に住んでいます。日本では1/2396万人、愛媛県では1/137万4868人、伊予市では1/3万7177人、双海町では1/3568人です。日本の中心東京では個人の濃度が1/1385万人なのに双海町では、1/3568人と自分の行動が確実に地域のコミュニティに影響を与えていて、それが生きているという実感と直結するのですから。これはとてつもなく大きな喜びです。人々は過疎を嘆いて生きていますが、過疎になればなるほど私のふるさとにおける濃度は増すのですから、ある意味喜ぶべきことかも知れません。過疎を嘆かず「適疎」だと思い、これから足は野につき心は天に向かって開くような心意気で、ふるさとにしっかりと生きたいと思っています。

 ちなみに、会報には、団結を誇る双海軍団の松本宏さん「盛り上がったラグビーワールドカップ2019」、米湊誠二さん「大切な宝物、公民館への熱い思い!」、赤石雅俊さん「PTA活動」も投稿していて、紙上で論陣を張っています。

「公友会 会報届き めくり読む みんなそれぞれ 思いを書いて」

「会報に 双海の4人 投稿し 紙上論陣 面目躍如」

「過去現在 未来について 書きました これから生きる 想いを少し」

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〇イカと寒ブリの粗調理とタコに加え手作りコンニャク

 昨日の朝、地元の漁師福岡さんにイカを自宅まで届けてもらい、また南宇和郡愛南町に住む元村長加幡さんから丸々太った寒ブリを、宅配便で送ってもらいました。早速妻の割烹着を借りて粗調理に挑みました。イカは甲イカとミズイカで、センゴや墨袋をつぶさないよう丁寧に取り除き、水洗いしてパレットに収めました。

寒ブリは専用の出刃包丁をしっかり研いで、頭を落として内臓や尻尾を取り、3枚におろし、ラップをかけて冷蔵庫に収めました。一匹5㎏強の養殖寒ブリは丸々と太り、脂のノリもよく身は刺身、アラは聖護院大根を使ったブリ大根として食卓に上りました。何とその後息子の同級生で漁師をしているの和田さんが、大きなタコを2匹届けてくれました。

タコは網目の小さい玉ネギ袋のような袋に生きたまま入れられていて、外の調理場の流し台シンクで動き回っていましたが、今朝は袋から取り出し、ステンレス製容器に入れて大量の塩でまぶし、何度も擦ってヌメリを取り、先日もち米を蒸した折、軒先に置いていたかまどと羽釜を使って茹でました。

タコや貝類は水から茹でることを妻から教わっていたので、多少降ってる小雨の中、無事柔らかく茹でることができました。今日の夕方親友の西岡さんに自分で作ったコンニャクを届けてもらい、折から帰省している末っ子と久しぶりに夕餉の膳を囲みましたが、イカ・ブリの刺身、ブリ大根、タコの刺身、コンニャクの刺身に加え、妻手作りのハンバーガーまで出て、少々食べ過ぎな美食過ぎる夕食を終えました。満腹~満腹~でした。

「イカにブリ 粗調理した その後に タコや手作り コンニャク届く」

「帰省した 末っ子息子 加わって 夕餉の膳は まるでお客だ」

「漁師町 魚の好きな 私には 日々満足な 料理が並ぶ」

「今年も 運動 食事 気を付けた お陰で病気も せずに何とか」

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〇エンドウ豆の垣

 少し遅れて種を蒔いたため発芽が危ぶまれていましたが、好天と暖冬に助けられて、2畝4列に蒔いたエンドウ豆の種は殆ど発芽して、そろそろ垣が必要となってきました。昨日は比較的網目の小さい漁網を倉庫から取り出し、漁師さんが網を縫う要領で垣網を作ることを思いつきましました

上手くできたエンドウ豆の垣網

 漁師さんから貰った網は多少傷んでいるものもあって、修理しながら縫うので中々はかどりませんでしたが、それでも若い頃7年間も漁師をした経験があるのでズブの素人ではなく、親父が残してくれている漁網を縫うハリに糸を掛け、半日ほどで2つの垣網を作り、早速畑に張って見ました。

 多少窮屈な感じもしますが思った以上の出来栄えで、妻も「あなたって器用ねえ」と褒めてくれました。身内を褒めるのは何とやらですが、褒められると嬉しくて、昨年作って大成功だった収納しているエンドウ豆用の垣網も倉庫から取り出して、明日にでも張ろうと思っています。エンドウ豆が実るのはまだまだ先のことですが、今から楽しみです。

「遅れたが 好天暖冬 恵まれて エンドウ豆の 発芽順調」

「漁師さん 貰った漁網 倉庫から 引っ張り出して 昔の杵柄」

「支柱建て 垣網張って エンドウ豆 はわせる予定 これまで順調」

「器用ねえ 妻に褒められ 有頂天 単純細胞 今も治らず」

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〇お魚とカソベ貝をいただきました

 一昨日の朝、玄関先に出てみると、発布スチロールのトロ箱が置かれていました。いつものことゆえ驚きはしませんが、懇意な町内の漁師さんが朝市の帰りに届けてくれたようで、早速裏の流し台に持って行き粗調理をしました。

トロ箱に入っていたのはホウボウとカナガシラ、それにこちらでは「カソベ」とも「カスべ」ともいう貝でした。ホウボウとカナガシラはよく似た姿形をしていますが、ホウボウには鱗がなく胸鰭が、カナガシラは鱗があって胸鰭が小さいのです。出刃包丁で硬い頭を落として内臓を取り出し、丁寧に水洗いしてパレットに入れ、ラップをかけて専用の冷蔵庫へ収納しました。

 昨晩は妻がカナガシラやホウボウを煮つけてくれましたが、これ中々の味で煮付けの味は、キンメダイなどにも勝るとも劣らない美味で、夕食が進みました。カソベ貝は妻が湯がいて刺身にして食べましたが、カソベ貝ならではのコリコリした食感は、これまた最高で、妻は食べ切れなかった貝の実を、ジッパーのついたナイロン袋に入れて冷凍保存したようで、正月には貝の刺身を味わおうと思っています。

漁師町に生まれ住んで、漁師さんの友だちや親せきがいるお陰で、日常的にお魚が届いて食べれる幸せを噛みしめています。正月にはブリやカンパチも、昨日は親友の加幡さんから御荘ガキが届き、この上ない至福の日々を過ごしています。長生きしそうです。

「玄関先 トロ箱置かれ ホウボウや カソベ貝など 沢山いただく」

「早速に 私の仕事 粗調理 慣れた手つきで 割烹着着て」

「昨晩は ホウボウ煮つけ 食卓に ご飯進んで 健康そのもの」

「お魚と 野菜連日 食べまくる ひょっとしたなら 長生きするかも?」

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〇皆既日食

昨日は皆既日食で楽しみにしていましたが、あいにく一日中雨の降るあいにくの天気で見ることができませんでした。夕方のテレビニュースで沖縄や海外の皆既日食が紹介されていましたが、中には金冠日食もあったようで、映像ながら不思議な天体ショーを見ることができました。

テレビで見た金環日食の様子していた

文明の進んでいなかった昔は、日食や月食がなぜ起こるのかも分からず、不吉な予感とされて何度も大騒ぎしたと記録が残っているそうですが、現代はニュースなどで正確な日時や良く見える場所まで予告され、熱心な天文趣味の人は、金環日食を見るため海外にまで、わざわざ高いお金を出して出かけたようです。

「日食を 楽しみにして いたけれど あいにく雨で テレビ鑑賞」

「日食が なぜ起こるのか 粗方は 知ってはいるが 不思議な現象」

「その昔 皆既日食 不吉だと お祓いまでした 馬鹿げた話」

 

 

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