〇テレビで観戦パリ・オリンピック
4年に一度地球上のどこかで開かれるオリンピックですが、私たち庶民にとっては地位球が狭く感じられる、便利な世の中になったとは言いながら、見に行くことも出来ず残念ながらテレビで観戦することになりました。それでも今のデジタル技術は素晴らしく、かえって直接見に行くよりも、いいとこを編集したり実録したりして見せるため、家庭に居ながらにしてオリンピックの醍醐味を思う存分味わうことが出来ました。あいにくの雨にもかかわらず雨を全く感じさせないセーヌ川や塔パリのシンボルエッフェル塔は色とりどりの光線に彩られ輝いて見えました。朝からの日本人の金メダルを目指した各種競技に、遠く離れた日本から日本国民の一人として大きな声援を送ります。がんばれニッポン‼。
人間牧場
〇新しい地域おこし協力隊員が着任しました
伊予市双海地域事務所に新しい地域おこし協力隊員がやって来ました。お名前は山下弘輝さんという鳥取県出身の若い方です。7月からの遅い着任となりましたが、今日町内に住む小西千鶴子さんの紹介で、あいさつがてらわが家へ見えられ、1時間程色々な話をして帰られました。双海町に特化した活動をする予定らしく、今後の活躍を期待したいと思っています。
双海町へはこれまでにも富田さん、川口さん、渡部さん、本多さん、上田さんと5人の人が地域おこし協力隊員として、それぞれ得意の分野で活動し新しい風を起こしてくれましたが、双海町も⓵超高齢化と少子化、②人口減少、③農漁業の衰退と地域経済の疲弊、④情報化、⑤自然災害多発なご多分に漏れず、大きな社会問題を抱えていますが、合併前に進めたまちづくり活動によって他地域に比べインフラはしっかりしています。
さて、どうする地域おこし協力隊員の山下さんです。聞けば放任園や廃園を再興したい、イノシシなど有害鳥獣の被害を食い止めそれらの活用をしたいなどなど夢は小さくも大きいようです。とりあえずは人を知り仲間を10人は増やすこと、地域を知るり地域の困りごとを整理すること、たかが3年、されど3年、3年はあっという間に過ぎ去ります。3年間の目標をしっかり立て頑張ってください。とりあえず私もよき理解者・協力者になります。頑張れ山下さん。
人間牧場
〇新しい動きを発展させてゆくには・・・・
私が役場に勤め町名変問題の責任を取って産業課へ異動を命じられた頃の双海町は観光などとは程遠い、町民からも「何ちゃないまち」と嘆き節が聞こえる見すぼらしい町でした。
その産業課が主管していた商工振興を担当し、商工会長だった従兄弟の西下芳雄さんと相談して村おこし運動を始めました。町内で獲れたり作られた海産物をセレクトし、ライトバンに積んで行商まがいの特産市や産業文化祭りにも積極的に出かけて行きました。
その折商工会女性部長の大下恒子さんがカリンボウというお菓子を自宅で作り、売り出したところ好評で、あれこれ工夫や改良を重ねながら村おこし産品に指定して大いに活躍しました。
先日偶然にも大下さんの家の門前で恒子さんにお会いし思い出話に花を咲かせましたが、昨日の愛媛新聞9面地方版に「双海の夕日を手土産に」というクッキー開発の記事が載り興味深く読みました。町民が意気消沈する中で奮闘する上田さんの活躍は素晴らしいと思いますが、さてこうした活動を地域の人とともに地域づくりにどう巻き込んで行くのか、知恵が必要なようです。
人間牧場
〇漁師さんはあのたこをどんな方法で撮るのだろう
先日子ども体験塾の底引き網体験で、漁船に乗って海に出ました。結果は大漁で高級魚の鯛が沢山獲れて、海鮮バーベキューで大いに盛り上がりました。食事をしていると4年生の男の子が、「進ちゃん、鯛は底引き網で獲ることを知りましたが、タコはどのようにして獲るの?」と唐突な質問をされました。
聞けば「自分はタコが大好きで今日も期待していたけれどタコは獲れなかったので、どうすれば獲れるのか、どんな方法でタコを捕まえるのか知りたい」というのです。さあここからが元漁師、宇和島水産高校出身の私なので、しっかりと時々取れ説明して説明してやりました。
タコは底引き網でも時々獲れますが、蛸壺はえ縄という方法で漁獲します。100個以上の蛸壺を等間隔でロープに縛り、タコのいそうな磯周辺の海底へ沈めて行くのです。3~4日すると蛸壺が自然の住処のように思えるようになり、タコが住処だt勘違いしたとこを引き上げるのです。タコは急に引き上げられると吸盤を使って蛸壺に吸い付く癖があるので、逃げれないという算段です。
「時々港の野積み場にうず高く綺麗に並べて置いているのをよく見かけるので、こんどよ~く観察してご覧」で1件落着でした。昔は蛸壺の殆どは陶器の焼き物でしたが、今は殆どがプラスチック製品になっていて、時代の流れを感じさせるようです。
人間牧場
〇便利なティシュペーパー
子どもの頃はなかったものにティシュペーパーがあります。何気なく無造作さに使ってていますが、よーく見ると向こうが透き通って見えるほどの薄さです。紙が貴重だった昔のことを考えると、よくもあこんな薄い紙が作れたものだと感心します。ティシュペーパーは使い捨ての代名詞のようなものですが、物価が上がって少し高くなったとは言いながらまだまだ安価です。
最近は街角でティシュをサービスで配る人たちを見かけることも、それを植え取る人も殆どいなくなりましたが、私などは欲が深いのか「もう一つ下さい」と言って貰い便利に外出用のハンカチとともにつかっていますが、先日も一緒に歩いていた妻に、「そんなことしないで、恥ずかしいから」となだめられる始末です。
この4~5日夏風邪で熱が出たり鼻水や痰が出て、その度に枕元に置いてもらった一箱のティシュを使い続けました。傍に置いたゴミ箱はティシュペーパーで一杯になりましたが、しみじみと便利な世の中になったものだと思いました。かつてバブルが崩壊した頃、トイレットペーパーが品薄となり、売り場には行列が出来たことがありますが、若し戦争でも起こったらこんな使い捨てな暮しもどうなることやらです。
人間牧場
〇3番子が無事巣立ちました
毎年わが家の車庫内に巣を作って卵を産み雛を育てるツバメたちですが、昨日無事3番子が巣箱から巣立ちました。ただ3回目は1匹だけ野鳥か何者かに襲われ巣から落下してあえない最期を遂げましたが、そのほかのツバメは元気に家の周りを低く高く飛び回っているようです。
勿論ツバメの巣立ちを一番喜んでいるのは私です。春南の方から飛んで来て巣を修理したり卵を産んだり、返ったひなに餌やりなどをするツバメたちが、車庫内を縦横無尽に飛び回り、自分たちの糞を下に置いている私の自家用車に何の断りもなく容赦なく落とすのです。
「可哀想だから、当分の間だから、大目に見てね」という妻は何もせず、私はただ浸すら我慢して、外出の度に車を外に出して水洗いしなければとてもじゃないが人様の目には見せることが出来ないのです。多分明日からはどこかの軒先を借りたり電線に留まって野宿をしながら体力をつけ初秋の頃に南へと旅立って行くことでしょう。
今日は妻を連れて病院へ行く予定なので、少し早く車を車庫外に出し水洗いをしてさっぱりすることが出来ました。今日から車に落ちた糞害で憤慨することもなくなりました。
人間牧場
人間牧場
〇只今私はうちわが強い味方です
会う人毎に、「今年の夏は暑いねえ」と言われます。冬が来れば寒いより暑い方がいいと思い、夏が来れば暑いより寒い方がまだましと、人間は勝手なこと言っていますが、正直今年の夏は暑いと感じています。
わが家は少し高台にあって風の通りが良く、加えて土壁の日本家屋ゆえ、窓を網戸にしていると爽やかな風が吹き抜け、冷房が嫌いな私は余程のことがないとエアコンをつけません。電気代が勿体ないなどとよこしまなことを考えているのではなく、冷房に弱いのです。
先日も来客があって今にエアコンを入れたところ、夕方から体が冷えて夏風邪特有の症状である咳と鼻水が出始めました。近くの診療所に出掛け処方してもらい薬局で貰った風邪薬を朝・昼・晩に服用していますが、効きはイマイチのようです。それでもいただいたお薬を朝・昼・晩と飲んでいます。
そこで登場するのがうちわです。扇風機が電動なら、さしずめうちわは手動風起こし器」とでも言うべきでしょうが、居間、寝室、書斎、ダイニングにそれぞれ置いて超帆よく使っています。
人間牧場
〇サンデー毎日の夫婦
私は20年前現職を退職して再就職もせず念願の自由人になりました。妻は近くの歯科医院にパート職員として32年間の長きに渡って勤めていましたが、今年の5月に目の病気にかかり、数字に関わり仕事なので間違いがあってはいけないと、急遽退職をすることになり晴れて夫婦ともども念願の自由人になりました。
朝から夕方まで家に妻がいるなんて考えても見なかったため、最初は多少戸惑いましたが、約3ヵ月が経った今はやっと慣れて、外出の多い私ですが家に帰ると必ず妻がいて、3度の食事も今までのような慌ただしさもなく、のんびりゆっくりダイニングから見える裏庭の景色を眺めながら夫婦の会話を楽しんでいます。
ただ、自由人になって困るのは「サンデー毎日」ですから曜日の感覚がなくなり、3日前もゴミ出しの日をうっかり忘れて、大慌てしたハプニングもありました。ただ私的には妻には内緒の話ですが、いつも妻が傍にいると少し煩わしい気もしています。まあぜいたくな悩みですが、その分私があれこれとボランティア活動などに参加して家を留守にする機会や来客が多いので丁度よいのかも知れません。
人間牧場
〇この小さい薮蚊に悩まされています
草刈りのシーズンになって、何かと忙しい暇を見つけて草刈りをやっていますが、草の勢いが強いので、あたふたしながら黙々とやっています。家から離れた人間牧場や港の見える丘へ草刈りに出掛ける時の7つ道具の一つは、熱中症にならないために少し大きめの水筒に冷やしたお茶を入れてもらい持参しますが、半日で飲み干してしまいます。
麦わら帽子に地下足袋の出で立ちにもう一つ欠かせない物はまとわりつく薮蚊に刺されないよう「蚊取り線香」に火をつけ丸い缶に入れて紐で腰にぶら提げるのです。今は少しの時間だったらスプレータイプでも役に立ちますが、長時間だとその効果が薄れ、一斉攻撃を受けるので「金鳥の蚊取り線香。を使っています。
除虫菊が原料だと聞いていますが、真偽のほどは分かりません。それにしてもあの小さい薮蚊が人の肌に容易に毒針を突き刺し人間の血を吸うのですから驚きです。蚊に刺されると赤く腫れ上がったり、痒くて我慢できません。聞くところによると蚊の毒針にヒントを得て、痛くない注射を開発した人もいるそうです。薮蚊、ブト、ムカデ、マムシ、蜂に加え、最近はマダニも刺されてほおっておくと死に至ることもあるそうです。